フータvs{滅亡の堕天使}の対決。フータは合計3回の攻撃で{装着の闇天使}の撃破を試みるが、結果として{装着の天使完全鎧}の召喚を許す事となってしまうのだった………
U「{装着の天使完全鎧}………エンジェルが真の力を100%にして使える最強形態。継美ちゃんを信じて渡した魔がこんな形で敵に回るとはね」
装着の天使を生み出した本人であるUは、敵として立ちはだかる装着の天使完全鎧へ視線を向ける。
メリル「そんな事言ってる場合じゃないでしょう!? というか、なんであんな強いカード創っちゃったのよ!!」
メリルは慌てた様子でUに詰め寄る。
U「本当は継美ちゃん以外使えないはずなんだよ………なんで僕がエンジェルに感情を与えたと思う?」
するとUは、本来なら継美以外には使えない事を口にする。
メリル「えっ………? えっと………」
メリルはUの言葉に首を傾げる。
U「フルアーマーを他者に使わせない為だ。装着の天使完全鎧が発動してしまえば、エンジェルの体の主導権は継美ちゃんに移る。でも、発動そのものはエンジェルが拒否すれば発動は出来ない………まあ、今は{闇}の力で無理矢理コントロールを奪取してるみたいだがな………」
Uは装着の天使側にもセキュリティのような役割を与えていた。今は{闇}属性の力で無理矢理条件を攻略。その影響で、全身に{闇}の力が纏われていたのだ。
継美?「{緊急装着}の効果で僕はこのターン攻撃出来ない。ターン終了。さあ、君の番だ」
滅亡の堕天使はターンを終了。しかし、次のターンには問答無用で攻撃してくる為、フータの危機は依然として変わらない。
フータ「俺のターン、ドロー!」
フータはカードを引く。
フータ「(フルアーマーのエンジェルはパワー6000………ペガサスに{天馬騎士の証}を使っても相打ちどまりだ………それにパワー上昇カードを使われたら意味が無い………こうなったら………!!)
フータは手札と頭の中で戦略を組み立てる。
フータ「俺はチェックのフェイズにて、{絆の月戦士}を召喚!」
フータはパワー2500の絆の月戦士を召喚。場に絆の天馬騎士がいる為、パワーはそれぞれ2500プラス。絆の月戦士も自身の効果でパワーが500プラス。これにより、絆の月戦士はパワー5500、絆の天馬騎士はパワー6300に跳ね上がった。
継美?「(成程………パワー上昇効果による逆転か………)」
滅亡の堕天使はフータの策を読み取った。
フータ「更に装備カード{絆の剣}でボンドのパワーを800プラス!」
装備カードとのコンボで絆の月戦士のパワーは6300にアップ。
フータ「ペガサス! エンジェルを攻撃だ!!」
フータは攻撃を仕掛ける。パワー6300の攻撃は装着の天使完全鎧を破壊した。しかし、装着の天使完全鎧の崩れた体はすぐに再生を始めた。
エマ「は、破壊されていない………!?」
エマは目の前の光景に驚愕していた。
U「フルアーマーのエンジェルを倒すには3回倒さないといけないんだよ」
Uはそう言って、状況を説明する。
メリル「あんなのを3回も倒さないといけないの!?」
メリルは驚きを隠せずにいた。
U「落ち着けよ………あのエンジェルにもちゃんとデメリットはある。もし3回破壊されたら………その時点でエンジェルを使っていたプレイヤーは敗北する。まあ、その分強い訳なんだけどな………」
しかし、Uは装着の天使完全鎧は破壊された瞬間にコントローラーを敗北させるデメリットを説明。つまり、追い詰められている事は滅亡の堕天使とて同じだった。
フータ「ボンド! エンジェルへ攻撃だ!」
フータは絆の月戦士で攻撃。
継美?「まだまだ! もう一度場に残す効果だ!」
しかし、これも場に残る効果で耐えてしまった。
フータ「まだ終わってねえぞ! 俺は手札を2枚捨てて{絆連撃}を発動! この効果により、ボンドを再攻撃可能にする!」
しかし、フータはこの場面で再攻撃を仕掛ける。
エマ「これで回数は届くわ!」
エマは嬉しそうにそう呟く。
フータ「これで終わりだ! 行け、ボンド!!」
絆の月戦士で攻撃を仕掛けるフータ。攻撃が決まる………そう思われた瞬間だった。
継美?「へぇ、僕の首に王手か………でも、足りなかったね。速攻対抗カード{魔法粉砕}を発動!! 君の絆の月戦士の装備カードを破壊する!」
なんとこの場面で絆の月戦士の装備カードを破壊するというまさかの展開に。これによって、パワーは5500へとダウン。こうなれば返り討ちに遭う事は嫌でも分かった。
継美?「反撃だ!」
装着の天使完全鎧により絆の月戦士は反撃を受ける。 それにより絆の月戦士は破壊されてしまった。
フータ「ボンド!!」
フータの表情は青ざめていた。起死回生の一手も潰されたフータの状況は絶望でしか無かった。
継美?「惜しかったね………これなら、勝負も僕の勝ちで間違いないだろう………!!」
滅亡の堕天使はこの状況で勝利を確信するのだった………
フータの起死回生の一手も通用せず、遂にフータはお手上げ状況に。果たして、このままフータは負けてしまうのか………!?
To Be Continued………
次回予告
フータの敗北が必然となりかけており、状況は絶望的だった。しかし、この場面において誰もが予想していなかった事態が起こり………!?
次回「装着の天使の抵抗」