幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
フータvsアボクの対決。勝負を有利に進めるフータに対し、アボクはフータの想いを否定するような態度を見せる。それに怒りを覚えたフータは、アボクにマジシャンバトルをやる資格は無いと返し………!?


第14話 大きな想い

アボク「うるせぇガキだな………そういうのいらねぇから。俺は2体目の{復讐の魔獣}を召喚」

 

アボクにとってフータの言葉は耳障りだったのかそう返した。復讐の魔獣は、前に破壊された1体目の復讐の魔獣のパワー2000分プラスされ、4000に。

 

アボク「こうやってればお前に勝てる。でも万が一というのもあるから俺はお前に警告しているんだ………攻撃」

 

アボクはそう言うと攻撃を宣言するが………

 

フータ「速攻対抗カード発動! {絆の盾}!」

 

これを無効にして防いだ。

 

フータ「いや………お前は勝てない。お前の実力はユリスよりずっと弱い!!」

 

フータはアボクの話に呆れたのか、彼を弱いと確信していた。

 

アボク「ちっ………ターン終了」

 

アボクはだるそうにターンを終える。

 

フータ「俺のターン、ドロー!!」

 

フータはカードをドローし………

 

フータ「俺はチェックのフェイズにて、切り札{絆の戦士}を召喚!!」

 

フータは切り札の絆の戦士を召喚。そして絆の戦士は、絆の槍戦士の存在でパワー2700にアップ。

 

フータ「更に魔法対抗カード発動! {コンビネーションアタック}! コイツは2体で同時攻撃するカード! つまり俺はボンドと絆の槍戦士で連携攻撃!!」

 

更に同時攻撃を行う事でパワー合計は5100にアップ。同時攻撃で2体目の復讐の魔獣を破壊した。

 

アボク「ちっ………なんだよお前………暑苦しいのは嫌いなんだよ」

 

アボクはそう返すと………

 

アボク「俺は{剛腕の戦士}を召喚」

 

アボクは2体目の剛腕の戦士を召喚する。

 

アボク「俺のターンドロー………ターン終了」

 

アボクはここでターンを終了した。

 

フータ「俺のターン、ドロー!! 俺は{絆の分裂戦士(ボンドディビジョンウォーリアー)}を召喚!!」

 

フータはパワー500の魔を召喚する。

 

アボク「なんだ、その雑魚は?」

 

アボクは絆の分裂戦士を雑魚と評したが………

 

フータ「それはどうかな? まぁとにかく、絆の分裂戦士の登場で、ボンドのパワーは3200! ボンドで攻撃だ!!」

 

結果として絆の戦士はバワー3200となり、剛腕の戦士を破壊する。

 

アボク「なら証明してやるよ。お前が雑魚だってな………俺は、3体目の{復讐の魔獣}を召喚!」

 

それに対しアボクはなんと3体目の復讐の魔獣を召喚してきた。そして剛腕の戦士のパワー分、パワーが上がった。

 

エマ「(またあのカード!?)」

 

3体も復讐の魔獣を持っていた事に驚くエマ。しかしフータは冷静だった。

 

アボク「今このカードのパワーは4100。お前の切り札など粉砕してくれる!!」

 

アボクはそう言って絆の戦士に攻撃を仕掛ける。

 

フータ「手札2枚を捨てて、絆の分裂戦士の効果発動!」

 

フータは手札2枚を捨てる………その効果が発動した直後に放たれた復讐の魔獣は、絆の戦士の体に直撃しても弾き返された。

 

アボク「な、何っ!?」

 

アボクは大きく動揺した。 何が起こったのかと言わんばかりにフータのフィールドを見てみると………

 

アボク「ざ………雑魚が3体に増えている………!?」

 

絆の分裂戦士が3体に増えた事へ驚きを見せていた。

 

フータ「絆の戦士は確かに1人じゃ弱い。でも、分裂する事でボンドを大きくパワーアップさせるんだ! そしてボンドのパワーは4200にアップしている! お前の魔獣の攻撃なんて効かないぜ!!」

 

フータがそう返すと、絆の戦士が反撃し、復讐の魔獣を破壊した。それにより、アボクの魔は6体破壊された事となり………

 

メリル「試合終了! 第1試合の勝者は………フータ!!」

 

フータが勝者となった。

 

エマ「やった!!」

 

フータの勝利に、エマは思わず喜んでいた。そしてユリスも………

 

ユリス「流石だね」

 

フータの勝利を褒めていた。

 

アボク「ふ、不正だ! そうでなきゃ俺が負けるはずは無いんだ!!」

 

一方、アボクはこの後に及んで言い訳を口にしていたが、フータに響くはずは無く………

 

フータ「本気でマジシャンバトルに取り組めない奴は何したって勝てやしない。お前は俺に………勝てない」

 

そう吐き捨ててその場を後にした。その後のアボクは恐怖のあまり何も言葉を発せられなかった。

 

継美「あの人、凄いね」

 

一方、例の継美という少女はカードを持ちながら眺めていたこの勝負の中で、フータに興味を持ち始めていた。すると、継美が持っていた魔のカードが光ると共に、突如天使の姿をした女性の魔が実態化した。

 

?????「あの学院生が弱かっただけよ。気にする程のものじゃないからね」

 

その天使の魔は継美にそう返した。

 

継美「次は私達の番だね。行こう、エンジェル」

 

継美は天使の魔をエンジェルと呼び、バトルフィールドに出てきた。

 

メリル「さて、続く第二試合はサジ=ナーゲルvs八重継美の試合です!」

 

メリルの進行で始まる第2試合。継美の相手はサジ=ナゲールだった。

 

サジ「お前なんか余裕で勝ってやるぜ」

 

サジはそう言って息巻いていたが………

 

エンジェル「それは無駄よ………私と継美の前ではね」

 

エンジェルと呼ばれる天使の魔はそう言ってカードに戻った。それを見た真子は勿論、メリルも驚きを見せていた。

 

メリル「(あの魔………今実体化していたの………!? というか、作った覚えの無い魔のような………)」

 

しかもメリルにとっては作った記憶の無い魔だと首を傾げていた。

 

メリル「まあ何はともかく………第2試合、始めます!」

 

メリルがそう宣言すると、サジはマジックファイル、継美はマジックマシーンにデッキをセットすると………

 

2人「マジシャンバトル………スタート!!」

 

マジシャンバトルを開始させたのだった………

 

 

 

謎の美少女継美に関する謎はまだまだ多いものであった。果たして、ここで明かされる彼女の戦術はいったいどのようなものであるのか………!?

To Be Continued………




次回予告
サジvs継美の対決。継美の戦術は1体の魔を重点的に強化して戦う戦術で………!?
次回「装着の天使」

魔の解説
・絆の分裂戦士(ボンドディビジョンウォーリアー)
愛称 ディビジョン
属性 戦士族
パワー 500
効果 「・手札を好きなだけ捨てて良い。捨てたら、その枚数分、デッキの上から裏向きで、戦士族、パワー500の{絆の分裂戦士(コピー)}として召喚する。この効果は相手ターン中でも使える。」
攻撃技 {絆の分裂斬(ボンドディビジョンスラッシュ)}
フレーバーテキスト「数を増やす能力を持つ魔。その数を増やす力は絆の戦士を強くしている………」
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