継美の事で絶望するフータに対し、Uは励ましの言葉を投げかける。その後、Uは継美を助ける為の作戦をフータ達に話すのだった………
その日の夜、Uはマジックファイルからデッキを取り出すと、予備のカードと併せてデッキの中を整理していた。
U「(エンジェルのフルアーマーが持つ特性で恐ろしいのは最大3回の攻撃と3度破壊しないといけないというハードルの高さだ………そうなると、これとこれ………後これも入れなきゃ………)」
Uは{装着の天使完全鎧}の攻略法を既に察知しているのか、特に困った様子はなく、デッキをスラスラと作っていた。
U「(マジシャンバトルにおけるパワー6000って今考えると相当高いよな………そう考えると、久しぶりにこのカードの出番かな………?)」
Uはとあるカードを手にし、視線を向ける。このようにデッキ構築に勤しんでいたUのいる部屋にノック音が聞こえた。
真子「入るよ、お父さん」
部屋に入ってきたのは真子だった。
U「おっ、真子じゃないか。眠れないのか?」
Uはわざとらしく真子にそう声をかけた。
真子「………子供扱いしないで欲しいんだけど」
真子は頬を膨らませる。
U「悪い悪い。んでどうした?」
Uは軽く謝罪して流すと、用件を問いかける。
真子「明日の事なんだけど………これ」
真子はそう言うと、Uに何枚かのマジシャンバトルのカードを手渡す。
U「このカード達は………お前まさか………」
Uはカードを目にすると、すぐに何かを察知した。真子は一言頷くと………
真子「私は本気だよ。嫌とは言わせないから」
Uを断らせない何かを考えている様子を見せた。それを見たUは少し考えた後に観念したのか………
U「………分かったよ。真子は頑固なとこあるもんな。誰に似たんだか………」
Uは苦笑しながら真子の用件を受け入れる。
真子「頑固なのはお父さんもでしょう?」
真子は半分呆れた様子でUに言葉を返す。
U「うぐっ………言い返せねぇ………」
Uはしょぼくれる様子を見せる。とても真子の父親とは思えない程の威厳の無さに、真子は思わず笑いをこぼし………
真子「でも………そういうお父さんの事大好きだよ」
そう言って、Uへの好意を口にする。それを聞いたUは驚きながらも嬉しそうな様子を見せ………
U「………じゃあよろしく頼む」
真子に対して一言そう呟く。
真子「うん、任せて………!!」
真子はUに対してそう言うと共に、頷くのだった………
デッキ構築をしていたUの元を訪れた真子。2人は最小限の会話だけでその内容を理解し了承したが、果たして2人は何を考えているのか? その答えが判明するのは少し後の事であった………
To Be Continued………
次回予告
翌日、フータ達は改めてメリルの店へと突入する。そして、Uの作戦通り、Uが{滅亡の堕天使}との勝負を開始したタイミングで、Uはフータに話した作戦を決行する………
次回「作戦開始」