Uがデッキの構築を行っていると、Uの元へ真子が訪れる。Uは真子との間でとある事を約束し………?
翌日、フータ、エマ、ユリス………そしてUの4人が店の中へ入る事となった。外には春香とメリルの2人が万一の為に外で待機する事に。
メリル「あれ? 今度は真子さんがいない………どこに行っちゃったのかしら?」
メリルは真子の姿が見えない事を問いかける。Uはマジックファイルを軽く人差し指で叩くと………
メリル「………ああ、そういう事ね」
何かを察したのか、これ以上は何も聞いてこなかった。そして、店の周辺は相変わらずUの張った結界に覆われていた。
U「よし、じゃあ入るとするか。3人ともしっかり掴まってろよ?」
Uがそう言うと、3人ともUの体に触れる。
U「………よし、行くぞ!」
Uは自分の周辺を範囲として月の神の力を纏う。そして、4人は光となって結界の中へと入った。
メリル「U達、大丈夫かしら………?」
メリルは不安そうな様子を見せる。
春香「大丈夫。Uさん達ならきっと」
春香は彼等を信じているのか、特に不安な様子は見せなかったのだった………
そして、店に入ったU達。以前の脱出から1日も経っていない事から部屋は綺麗だったものの、照明は消えていた。
ユリス「暗い………店の面影がまるで無いよ………」
ユリスは店の雰囲気が全く違う事から少し怯えていた。Uは持ってきていた蝋燭に火をつけると………
U「大丈夫。ルートははっきり覚えているし、店の中が荒らされている訳でもない………本当にメリルの作った装置以外興味が無いのが見て取れるってもんだ」
Uは目の前の光景にそう呟くのだった………
その後、フータ達は地下へ向かう。すると地下には継美に憑依した滅亡の堕天使が立っていた。
継美?「へぇ………本当にまた来たんだ」
滅亡の堕天使は面白そうな様子でそう呟いた。
フータ「今度こそ継美を返してもらう!」
フータはそう言って、継美の奪還を宣言する。
継美?「ふふっ………でも君は一度僕に敗れかけた。タダで返せなんてずうずうしくないかな?」
滅亡の堕天使はそう言って、タダでは勝負しようとしない。
U「………だと思っていたよ。なら、僕とやるか? ………なんせ、お前の望んでいるカードを持っているんだからな」
Uはそう言うと{絶滅の悪魔}のカードを取り出す。
継美?「………そうだった。そのカードは君が持っていたんだった。確かにそれなら勝負の対価としては充分だ。受けてあげるよ」
Uが所持していた絶滅の悪魔を目にし、Uとの対決を了承する。
エマ「(来た………!)」
Uが言っていたように、Uvs滅亡の堕天使の構図が実現する。Uと滅亡の堕天使はデッキをシャッフルし、デッキからカードを5枚ドローすると………
2人「マジシャンバトル………スタート!」
2人の対決が開始する。
継美?「僕が召喚するのは{装着の闇天使}だ」
滅亡の堕天使はパワー2200の魔を召喚する。
U「僕が召喚するのは{破壊の悪魔・真}だ」
対するUが召喚したのは、同じパワー2200の破壊の悪魔・真である。
U「僕の先行………と行きたいところだが………」
Uは自分のターンを始めようとした瞬間、手を止めた。
継美?「………? 一体何を………」
滅亡の堕天使はUの様子のおかしさを目にする。しかし、気づいた時にはもう遅く、Uの右手には既に月の神の力が纏われており、フータの中から魂を放出させると、その魂は継美の体に入った。
継美?「ぐうっ!? な、何をした………!?」
訳が分からない様子を見せる滅亡の堕天使。
U「なに、些細な事だよ」
Uはそう言って誤魔化すと………
U「ほら、僕は先行は何もしないよ。お前のターンだ」
Uは先行をあっさりと終えて、滅亡の堕天使にターンを譲るのだった………
一方その頃、フータは真っ白な空間の中で目を覚ました。
フータ「ううっ………俺はいったい………って、そうだ! 継美! 継美ー!!」
フータは辺り一面を見回す。すると、フータと同じ空間の中で、継美は体育座りになって泣いていた。
フータ「継美! 継美! 俺だ! フータだ!!」
フータは声を上げる。それを聞いた継美は驚いた様子を見せながらフータの方を向く。
継美「フータ………くん?」
継美は目から涙を見せながら、フータの名を呟くのだった………
Uの立てた作戦通り、Uvs滅亡の堕天使の構図に持ち込み、その間にフータは継美の精神世界へと送られた。果たして、継美を取り戻す事は出来るのか………!?
To Be Continued………
次回予告
Uvs滅亡の堕天使の対決は、滅亡の堕天使はまたしても{装着の天使完全鎧}の召喚を狙う中、Uは敢えてそれを促進するかのようなカードを発動し………!?
次回「召喚促進」