Uは魔の姿を持っていた真子の力を借り、{滅亡の堕天使}を追い込む。Uに対し、自らの対策を語る滅亡の堕天使だが、Uは特に動揺を見せておらず………?
一方その頃、継美の精神世界の中………フータの土下座を見た継美は困惑を隠しきれず………
継美「えっ、えっと………フータくんが悪いわけじゃないんだよ。悪いのは私………Uさんとの約束を破ったわけだし………フータくんにも私のつまらないプライドのせいで強く当たっちゃったし………」
継美はフータを宥めながら、自らが悪い事を呟く。
フータ「継美………俺はお前の気持ちを分かった気になってたって言ってたな………だから俺、知りたいんだ………継美の気持ちを………継美の想いを………!!」
フータはそう言うと、継美に対して手を伸ばす。それを聞いた継美は驚いていた。恐らく過去にそのような経験が無かったのだろう。継美は思わず涙を見せていた。
フータ「えっ!? な、泣いてる………!? ご、ごめん!!」
その様子にフータは思わず動揺し、謝罪をする。
継美「ううん、嬉しいの………フータくんが私の事をここまで思ってくれた事が………」
どうやら、彼女はフータの心の暖かさが感じられた事が嬉しかったようだ。
継美「ありがとう、フータくん。私………皆の元に帰りたい。一緒に………一緒に帰ろう!!」
継美はフータの手を取る。その瞬間、継美の精神世界は白一色から青の広がる世界へと変わった………
そしてこの瞬間、現実の滅亡の堕天使に異変が起きていた。
継美?「ぐっ!? ああっ!? うああああっ!!」
滅亡の堕天使は苦しみのあまり頭を抱える。
U「………遂に来たか」
Uは口元をニヤリとさせる。滅亡の堕天使は地面に膝を着きながらも、なんとかカードをドローするが………
継美?「うあああっ!?」
滅亡の堕天使は耐えられず苦しみの声を漏らした。
継美?「………ううっ………ターン………終了………!!」
そして次の瞬間、滅亡の堕天使のターンを終える宣言をした。これを見たエマ達は………
エマ「あの反応………継美が帰ってきた………!?」
継美の精神が戻り始めた事を察知した。そして、Uもこの予想外のチャンスに驚きを見せながらも………
U「継美ちゃん………サンキューな」
Uも継美の精神が戻ってきた事を察知し、思わずそう呟いた。そして………
U「僕のターン、ドロー! 僕はダーク真子でエンジェルを攻撃! 更に手札から速攻対抗カード{逆襲の魔法変化}を発動! 墓地にある{魔力覚醒}の効果を発動し、ダーク真子のパワーを再び1000アップ!!」
Uは逆襲の魔法変化のカードを発動し、魔力覚醒を再利用。これにより、再び真子のパワーは6600。更に攻撃は無効化されない。
真子「これでトドメ………{ダークブリザードレイン}!!」
真子の最後の攻撃。これにより、装着の天使完全鎧は粉砕。
U「継美ちゃんが戻ってきた今………お前の支配は弱体化している………継美ちゃんの体から出ていけ!!」
Uはそう言い放つと月の神の力を身に纏い、継美の身体に対し月の神の力を放つ。
継美?「うあああああっ!!」
これにより、滅亡の堕天使は実態を得る形で継美の体から追い出された。更に装着の闇天使のカードも月の神の力の影響を受け、{装着の月天使((アームドムーンエンジェル)}のカードへと変化した。同時に継美の身体から、フータの魂が排出され、フータの中に戻ってきた。
フータ「………はっ! 継美! 継美は!?」
これによりフータは目を覚まし、辺り一面を見回す。そして、倒れていた継美を見つけると………
フータ「あっ………! 継美!!」
フータは継美を見つけると、慌てて継美に駆け寄る。継美は目を覚ますと………
継美「フータくん………ありがとう」
フータに対し、感謝の言葉を口にする。それを聞いたフータは自然と涙を流しながら………
フータ「………ああ。俺こそありかとう………継美………」
フータも感謝の言葉を口にするものだった………
Uが滅亡の堕天使との対決に勝利し、更に継美の奪還にも成功した。これによりフータ達は絶望の展開を乗り越える事が出来たのだった………
To Be Continued………
次回予告
絶望を超えてもまだ滅亡の堕天使の脅威は去っていない。そればかりは進化を遂げるとフータ達の殲滅にかかり出す。しかし、Uは今なら滅亡の堕天使を倒せる事を話し出し、フータは滅亡の堕天使との最後の決戦に挑む事に………
次回「最後の激突」