フータの言葉で仲間達の元へ戻る意思を見せた継美。その影響が{滅亡の堕天使}による影響を抑え、フータの勝利に貢献した。その後、Uの力で継美の身体から滅亡の堕天使を切り離した事で、フータ達は継美の奪還に成功したのだった………
継美の奪還に成功し、喜ぶ様子を見せるフータ達。この時ばかりはUも優しく見守っており、{暗黒の魔道士}と融合していた真子も、マジシャンバトルの終了により元の人間の姿へと戻ると………
真子「よかったね、継美ちゃんを救えて………!」
Uに対しそう呟く。この時のUは何も喋らなかったものの、その表情は嬉しそうだった。
???「はあっ、はあっ………」
しかし、フータ達の喜びは一時止まる事になる。
フータ「{滅亡の堕天使}………」
フータは目の前で滅亡の堕天使が実体化したのを目にする。
堕天使「おのれ………おのれおのれ! 折角………折角なにもかも上手く行っていたというのに………どうして!!」
自身の対抗策が潰された事でいよいよ余裕を失った滅亡の堕天使。
堕天使「うああああっ!!」
その直後、滅亡の堕天使は恐ろしい{闇}の力を放出し、自らの姿を進化させた。
エマ「し、進化した………!?」
エマは滅亡の堕天使の進化に驚いていた。
堕天使「こうなったら………もう手段は問わない………!! 僕のこの力で、このウズクチョを壊す!! この世界で装置無くして実体を得られた今、最早この機械だって必要ない!!」
滅亡の堕天使はそう言うと、機械に対し強烈な{闇}のエネルギーを放つ。
U「っ!? しまった!!」
Uは慌てて防ごうとするが間に合わず、{闇}の力で装置の中枢にダメージが与えられてしまった。これによりメリルが作った装置の画面はエラーが大量に発生。最早その場で直せなくなってしまったのだった。
堕天使「ふははは! あははは!!」
最早狂気とも取れる笑いにその場にいる者達は唖然としていた。
フータ「野郎………!! どこまでふざけた事をやりやがるんだ!!」
その中でフータは怒りを顕にする。滅亡の堕天使はフータを目にすると………
堕天使「………全ての原因は君だ。君さえいなければ僕の計画は頓挫する事は無かったんだ」
彼に対する怒りを明確に見せていた。それを見たフータは意外にも動揺はせず………
フータ「じゃあそのくだらねえ計画の復讐をやってみろよ。コイツで」
フータはマジックファイルを構え、遠回しにマジシャンバトルを要求。それを聞いた滅亡の堕天使は………
堕天使「………いいよ、受けてあげる。僕が勝ったら君の生命をもらう」
フータの生命を条件に勝負を受けた。
エマ「そ、そんなの卑怯よ!」
エマはその条件を避難する。
U「………いや、フータくんにも利点はある。今の滅亡の堕天使は僕の力と{闇}の力によって無理矢理実体化している状態だ。倒せば………最低でもカードに戻せる」
しかし、U曰く今の滅亡の堕天使にも敗北のデメリットがある事を告げる。それを聞いたフータは………
フータ「成程な………だったらやるしかねえだろうが!!」
勝負に挑む事を決意した。そして、2人がデッキのシャッフルを始めるが………
エマ「どうして………どうしてフータは戦えるの………!?」
エマにはフータが死と隣り合わせの勝負でも戦おうとする理由が分からなかった。ユリスはフータの意思そのものは受け入れていたが、理由までは察知出来ていなかった。
U「………多分、フータくんの中にあるマジシャンバトラーとしての精神じゃないかな。マジシャンバトルを穢す目の前にいる悪い奴を許せない………今のフータくんはそう考えている。今の彼の思考にリスクのことなんて入っちゃいない。だから戦えるんだよ」
Uはそう言うと、フータの背を見る。そして2人がデッキからカードを5枚引き………
2人「マジシャンバトル………スタート!!」
2人は勝負を始めたのだった………
フータvs滅亡の堕天使。互いの生死を賭けた命懸けのゲームを前に、フータは勝利を掴む事は出来るのか………?
To Be Continued………
次回予告
滅亡の堕天使はフータの戦術を知り尽くしたと言わんばかりに戦術を展開する。しかし、フータはまるで動揺する事は無く………?
次回「堕天使の復讐」