継美の奪還に成功したのも束の間、実体を得た滅亡の堕天使はフータ達に怒りを見せる。そしてフータと滅亡の堕天使の生命を賭けた最後の勝負が始まる………
フータ「俺が召喚するのは{絆の槍戦士}だ」
フータはパワー1900の魔を召喚する。
堕天使「なら僕はこれだ………{黒の天使(ブラックエンジェル)}!!」
滅亡の堕天使が出したのは、パワー2000の黒の天使だった。
フータ「俺の先行。俺は手札から装備カード{絆の魂}を発動する」
フータは初手から装備カードを発動。これにより絆の槍戦士のパワーを2400にまで上げた。
フータ「ターン終了だ」
フータはそのままターンを終える。
堕天使「僕のターン、ドロー………僕はそのまま黒の天使で攻撃する!」
続く滅亡の堕天使のターン。滅亡の堕天使はそのまま攻撃を仕掛ける。
エマ「パワーはフータの魔の方が上のはず………! 自爆特攻………!?」
エマは滅亡の堕天使の行動に首を傾げた。しかし、黒の天使は左手から黒いエネルギーを放つと、絆の槍戦士は地面に膝を着く。そして、黒の天使の攻撃がその直後に絆の槍戦士へ突き刺さり、絆の槍戦士は破壊された。
堕天使「ははは! 黒の天使は攻撃の際、相手の魔のパワーを500下げる効果を持っているんだよ!!」
どうやら黒の天使は攻撃時に相手の魔のパワーを500下げる効果があった。しかし、フータは全くと言っていいほど動揺を見せない。
フータ「………くだらねえ。そんなんで笑い出すとは………お前、相当追い詰められてるな」
フータは滅亡の堕天使の内面を見透かしたようにそう言い放つ。それを聞いた滅亡の堕天使は………
堕天使「………今思うと癪に障るね、君は………!」
そう言って苦しそうな笑いが消えた。
フータ「ふっ、なんだよ、言えんじゃねえか、俺に対する皮肉が………」
フータは狂気に近い笑いを零した。そして………
フータ「俺は{絆の格闘家}を召喚!」
優はそう言って、絆の格闘家を召喚する。
フータ「俺のターン、ドロー。そのまま攻撃だ!」
フータはそのまま攻撃を仕掛ける。黒の天使の効果は攻撃を受けた際には発動しないようで、黒の天使は軽々と破壊された。
堕天使「ふっ、僕は2体目の{黒の天使}を召喚!」
しかし滅亡の堕天使はすぐさま2体目の黒の天使を召喚する。
堕天使「僕は君のデッキを既に熟知している。君の手などお見通しって事さ………行け、黒の天使!」
フータに対しそう煽る滅亡の堕天使。しかし………
フータ「速攻対抗カード発動! {疫病祓い}!」
フータは手札からカードを発動。それにより絆の格闘家を覆うように魔法の結界が展開し、黒の天使の黒いエネルギーを遮断する。
堕天使「何っ………!?」
滅亡の堕天使もこれには驚いていた。
フータ「疫病祓いはこのターン中、自分場の魔1体を、相手カードのマイナス効果から守るカード! これならパワーはこっちの方が上のままになり………反撃だ!」
黒の天使の効果が不発に終わり、黒の天使の攻撃は失敗絆の格闘家の反撃で返り討ちにあった。
堕天使「そんな………!」
滅亡の堕天使はこの光景に動揺を隠せなかったのだった………
フータvs滅亡の堕天使の対決。最初は滅亡の堕天使が有利に思えた立ち上がりだったが、フータはすぐさま主導権を奪って見せた。果たして、この対決の行方は………!?
To Be Continued………
次回予告
滅亡の堕天使は次の手に出るが、フータはすぐに対抗策を立てて喰らいついていく。その状況に滅亡の堕天使の余裕は無くなっていき………?
次回「堕天使のフラストレーション」
魔の解説
・黒の天使(ブラックエンジェル)
愛称 ブラック
属性 天使族
パワー 2000
効果 「このカードが攻撃する時、このカードの攻撃対象となった相手カードは、このバトル中パワーが500マイナスされる。」
攻撃技 {黒の審判(ブラックジャッジメント)}
フレーバーテキスト「黒を司る天使。まるで闇に見えるので天使かどうか疑問視されている………」