幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
フータvs滅亡王の堕天使の対決はフータの運命的な引きにより、滅亡王の堕天使を倒す盤面を完成。遂に滅亡王の堕天使を撃破するに至ったのだった………


第162話 因縁の終わり

滅亡王の堕天使を倒し、遂にカードへ戻った。そしてカードはUが回収すると………

 

U「………残念だったな。お前の野望は潰えた」

 

滅亡王の堕天使に対し、そう言い放つ。

 

堕天使「………ふふっ………あははははは!!」

 

滅亡王の堕天使は全てが終わったにも関わらず狂ったように笑っていた。

 

継美「なんで………笑ってるの………?」

 

継美は意味がわからない様子を見せる。

 

堕天使「確かに僕の目的は綺麗に頓挫してしまった。ブレク連合が君に復讐をしようとこの国を狙った………それが全ての運の尽きだったのは言うまでもないだろうね………」

 

滅亡王の堕天使は自らの目的が崩れた事に納得していた。

 

堕天使「まあいいさ………所詮僕達は利用された存在だからね………」

 

しかし、滅亡王の堕天使は途端にそんな事を言い出した。

 

フータ「り、利用された………? どういう事だよ!?」

 

フータは驚きを隠せずにいた。

 

U「その事なんだけどさ………僕もつくづく不思議だと思ってたんだよ。お前やペガサスを生み出した組織は地下から生まれた{闇}の元である気体から魔を生み出した………しかし、ペガサスが偶然に生まれたとしても………話が出来すぎだ」

 

一方、Uは違和感に感じていた事を語り始める。

 

U「………お前ら、まだ協力者がいるだろ?」

 

そしてUは自らの疑問を滅亡王の堕天使へ投げかけた。

 

フータ「協力者………!?」

 

Uの疑問を聞いたフータは驚きを隠せずにいた。滅亡王の堕天使は暫く黙っていたが………

 

堕天使「………そろそろ時間だ。その答えは………もう分かるよ」

 

滅亡王の堕天使は突如そう言い放つ。すると突如として辺り一面に強い揺れが起きる。

 

継美「地震………!?」

 

突然の状況に驚くフータ達。しかし、この地震でUは………

 

U「………ふざけやがって。質問しといてなんだが、当たって欲しくなかったもんだ………!!」

 

自らの疑問が正しい事を察してしまった。そして、更なる揺れにより、思わず滅亡王の堕天使のカードを落としてしまった。更に、地下室の天井が崩れ、瓦礫が落ちてきた。

 

U「崩落に巻き込まれる………! 皆、絶対にその場を動くな!」

 

Uはそう言うと、月の神の力を即座に纏って自身とフータ達の足元にワープゲートを出現させ、落とす形でフータ達と共に脱出。Uが取り落とした滅亡王の堕天使のカードは装置や5枚の{闇}属性のカード達と共に瓦礫に埋もれてしまった………

 

 

 

そして、外に出てきたフータ達はなんとか店の外に脱出成功。店外のメリル達を見つけるが、メリル達は城の外に視線を向け、言葉を失っていた。

 

フータ「(な、なんで外を見てるんだ………?)」

 

フータ達は首を傾げていたが、その理由はすぐに分かった。

 

フータ「えっ………? な、なんで………なんだあの高い建物達は!?」

 

フータ達の目の前に、見た事の無い高い建物ばかりが立つ光景が見えた。フータ達は驚きを隠せずにいる中、唯一冷静である春香は………

 

春香「Uさん………あの光景、間違いなくこの世界のものではありません………!」

 

Uに対して外の光景を伝えた。真子も状況に気付くと驚きを隠せずにいた。

 

真子「あれは………継美ちゃんが元いた世界のようなものだよね」

 

真子は目の前の光景をそう呟く。そして、継美は目の前にあるとある建物に対して動揺を隠せずにいた。

 

U「………見覚えがあるんだね、継美ちゃん?」

 

Uは継美にそう問いかける。

 

継美「あの1番高い塔………私の町にあったビッグスカイタワーにそっくり………というかそのものです………」

 

継美は驚きの光景に対してそう呟いた。

 

U「………間違い無い。あれは………継美ちゃんの世界だ………」

 

そしてUは呟いた………それが継美の元いた世界だということを。

 

フータ「継美の………世界………!!」

 

フータは継美の世界という未知の存在にそれ以上の言葉が現れなかったのだった………

 

 

 

滅亡王の堕天使の野望を挫いたのも束の間、フータ達の前に現れる衝撃の光景。そしてこの時から、フータ達の戦いは新たなステージへと進む事になったのだった………

第一部「マジシャンバトル・完」




後書き
はいどうも、中の人ことUさんの部屋です。162話に渡ったフータの話は第一部として幕を閉じました。まあ、話の流れ的に察している人しかいないと思いますが終わりでは無いです。あくまで第一部完です。次回からは第二部「アナザーディメンション」と題した新章が始まります。
第二部からはメインキャラが増える事になるのですが、それによってフータの出番が食われないか個人的に心配だったりします(既にUに一部食われてる気がしますが………)。そして、そう遠くない話において作中のマジシャンバトルのルールを改定が行われます。果たして新ルールは何か? それをお楽しみにお待ちください!
さて、最後にこれからの展開について1つお話を。本作なんですが今年のうちに完結するか少々怪しいです。というのもU作品のカードバトルにありがちな理由なんですが、1つの勝負がどうしても長くなってしまうのです。毎日投稿を持ってしても1勝負に4話かかる為、必然的に完結まで時間がかかってしまいます。一応フータの話を終わらせる為のゴールは既に考えていますし、第二部→本編内の黒幕との対決→ゴールに至るまでの最後の勝負→完結の順で構成を考えています。つまり次の第二部でブレク連合に繋がる黒幕が出ます。果たしてその黒幕はどんな相手なのか? そして作者の僕はちゃんと完結させられるのか!?(笑)期待はさせられないかもしれませんが完結までは頑張りますので是非ともお付き合いよろしくお願い致します!
今回の後書きは以上になります。では、次回予告を持って今回の話を終わりにさせていただきます。読者の皆様、また会える日を楽しみにしています………!! Uさんの部屋でした!



次回予告
Uを交えて継美の世界を調査する事になったフータ達。その中で継美は引き離されていたかつての友人達と再会し………!?
次回「継美の友人」
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