{滅亡王の堕天使}を倒したのも束の間、大地震が発生した事でフータ達はやむなく地下を脱出。脱出後にフータ達の目に映ったのは、なんと継美が元いた世界である継美の世界が出現し………!?
第163話 継美の友人
第二部「アナザーディメンション」
継美の世界の出現という世界にとっての大きなイレギュラー。しかし、ウズクチョ国としては放置する訳にも行かない事案だった………
翌日、メリルの店が地震の件で一時封鎖されてしまったので、フータ達は集合の場として再びメリルの実家であるレミール屋敷に来ていた。
メリル「………そういう訳で、国としてはあれが本当に継美ちゃんの世界なら、何とか歩み寄れるよう交渉していきたいと思ってるの。でも、いきなり大人数は怪しまれるから………国の代表として私とU、継美ちゃんで行こうと思ってるの」
メリルはウズクチョ国の使者としてU、継美と共にメリルの世界へ行く事を依頼されたようだ。
フータ「でも俺達を呼んだって事は………何かあるんでしょう?」
そしてフータはエマとユリス、3人揃って呼ばれた事からそれに関係した話がある事を察した。
メリル「ええ。フータくん達にも来て欲しいって継美ちゃんからね」
メリルはフータ達を読んだ理由を話す。その理由は、継美がフータ達も連れて行きたいという要望が理由のようだ。
エマ「継美が………?」
エマは継美経由の誘いを受けた事が無いようで不思議そうに首を傾げた。
フータ「でも、俺はそういう未知の世界とか楽しみだ! マジシャンバトル出来る人いたらなお良し………だろ!?」
それに対してフータはとても喜んでいた。その思考は相変わらずのマジシャンバトル思考だった。
ユリス「マジシャンバトルはこの世界のゲームだから無いとは思うよ………?」
ユリスは流石にマジシャンバトルは無いだろうと呆れた様子で呟いた………しかし、3人は少しして思わず笑ってしまった。
フータ「俺達も行きます!」
フータはついて行く事を決意。エマとユリスもフータの言葉に頷いた。
メリル「ふふっ………決まりね。じゃあ明日行くから準備しておいてね」
メリルとの会話で3人はついていくことに決めたのだった………
翌日、フータ達はメリル達についていく形で継美の世界に来ていた。
継美「懐かしい………でもこの世界ではどれくらい時間が経っているんだろう………?」
継美は懐かしそうな様子を見せながらも、どれだけ時間が経過したのか首を傾げていた。
U「こればかりは僕も法則性が分からん。継美ちゃんの世界と今いるこの世界の時間の流れが違う事はなんら不思議な話じゃないからね………」
Uはそう言って首を傾げていた。それからしばらく町を歩いていると、学生服を着た3人組の女子達とすれ違った。
継美「えっ………!?」
その際、継美は驚きの声を漏らして足を止める。
フータ「………? どうした、継美?」
フータは首を傾げながらそう問いかける。そして同時に女子達も足を止めて振り向くと………
??「………継美?」
継美の名を呟いた。そして継美は3人の顔を見ると目に涙を浮かべ………
継美「皆………!! 元気だったんだね………!!」
継美は3人と知り合いだったようで再会を喜んでいた。
U「………どうやら継美ちゃんの知り合いのようだね」
Uがそう呟いた事で、フータ達は継美が友人と再会した事を微笑ましそうに見ていたのだった………
継美の世界を訪れたフータ達。果たして、この再会はどのような物語を展開するのか………?
To Be Continued………
次回予告
継美の友人と話をする事になったフータ達。その間に経過した時間の話と共に、継美の世界ではある物が流行っているそうで………?
次回「流行りのゲーム」