2つのゲームのカードを見たメリルは新ルールの構築を始める。それを待つように、フータ達はUに関する話を聞く事となるのだった………
それからUの話は長らく続いた。
継美「………だから世界に敵に回したんですね………」
継美はUの過去に驚きを隠せずにいた。
U「………まあどう考えるのも勝手さ。僕が継美ちゃんの世界では悪い奴になってるのは紛れもない事実だし」
Uは自身の過去を話した後、その解釈はフータ達に委ねるばかりで同情も批判も勝手にやってくれと言わんばかりの様子を見せた。
フータ「俺は………俺はそれでもUさんを信じますよ!」
フータはUを信じる様子を見せる。
フータ「だってUさんは………俺たちなんかと違って仲間や親しい人の為に自分や世界での立場を犠牲にできる人だ………俺のような人間には多分一生分からない領域にいるんだろうけど………それでも俺は信じる!!」
フータはUの人間性をそう評した。それを聞いたUは驚いたような様子を見せるが………
U「………そうか」
Uはそれ以上問い詰める事はしなかった。そんな会話をしているうちに、フータ達の元へメリルが駆けつけると………
メリル「出来たわ! マジシャンバトルとマジックポイントカードバトル。この2つのルールを合わせた新ルール、ネオスタンダードルールをね!!」
新ルールを完成させたようであり、とても喜んでいた。
津吹「す、凄いテンションの高さ………」
津吹はメリルのテンションの高さに驚いていた。
U「いつもこんな調子だけどね」
Uは見慣れている様子でそう呟いた。
メリル「何よその言い草は………でもこれは、ゲームに魔を導入した際のルールぶりの大改訂よ!」
メリルは高らかにそう言うと、新ルールを書いた紙をフータ達に見せる。
ユリス「………大きくルールが変わりましたね………新要素が増えてる………」
ユリスは新ルールの中に新要素がある事に気づいた。
フータ「随分思いきったルール改定だな………よくこれを数時間で思いつくなぁ、メリルさんは………」
フータはメリルの新ルールの改定の思い切りと、それを数時間で完成させてしまった事に感心する様子を見せていた。
メリル「最も、テストプレイが必要だから今すぐに施行は出来ないけどね」
メリルは新ルール施行には、テストプレイが必要であると呟く。
フータ「じゃあ俺! 俺がやります!」
フータは真っ先にテストプレイヤーに名乗りを上げた。
エマ「相変わらずブレないわね………」
エマはフータのブレなさに半分感心、半分呆れていた。メリルはフータが立候補したのを目にし………
メリル「それなら、その相手は貴方達3人の中からがいいわね」
メリルは津吹達の中の誰かが相手をするのが望ましいと考えていた。
津吹「なら私がやります」
立候補したのは津吹だった。津吹は鞄の中から小型の装置を取り出すと、左腕に装着する。
フータ「………? それってマジックファイル………? にしては小さいな………」
フータはそれがマジックファイルのようなものであると考え、首を傾げる。
津吹「これはマジックドローバックル。まあ君が着けているのと同じと考えてもいいかもね」
津吹はそう言ってドローバックルについて説明をする。
メリル「新ルールが導入された事でデッキ構築を変えたいだろうから………30分後に初めとしましょう」
そしてメリルは、互いにデッキ構築をした上で30分後に勝負を開始すると宣言するのだった………
メリルが完成させた新ルールネオスタンダードルール。そのテストプレイヤーとなったフータと津吹が対決をする事になった。果たしてどのような勝負を展開するのか………?
To Be Continued………
次回予告
30分後、2人はデッキを構築させる。フータは新ルールに戸惑っていたが、津吹は割と動揺しておらず………?
次回「余裕の理由」