幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uとの会話後、メリルは新ルールを完成させ、これをネオスタンダードルールと名付ける。そしてそのテストプレイヤーとしてフータと津吹の2人が戦う事になるのだった………


第167話 余裕の理由

2人は新ルールを前にしながら30分間デッキ構築に望んでいだ。今回のルールでは2つのゲームのカードを組み合わせるという変則的なものとなっていた為、フータの方は相当悩んでいたようであり………

 

フータ「………出来た!」

 

完成したのは約束の時間の3分前だったという。そしてマジックファイルにセット。この瞬間、裏面がマジックポイントカードバトルの絵柄になっていた一部のカードは、マジシャンバトルの絵柄に変換される。

 

U「フータくんは時間がかかったな………それに対して、津吹ちゃんは速かったな。まさか15分で完成させるなんてね………」

 

対して津吹は15分でデッキを完成させていた。既にマジックドローバックルにデッキがセットされている事からもそれがよく分かる。

 

ユリス「それに自信たっぷりだよね。お父さんみたい」

 

ユリスは自信がある事も口にする。

 

U「………ユリスには父さんがいつもあんなふうに見えてるのか………?」

 

Uはユリスの一言多い部分にガックリと項垂れていた。

 

瑠花「津吹は私達3人の中でもかなりのゲーマーなんだよ。パズルゲームだと意味分からないくらい連鎖を作るんだ」

 

瑠花曰く、その自信はゲーマー気質によるものらしい。それを聞いたUは………

 

U「………連鎖ねぇ」

 

連鎖という言葉からとある事を予感した。そしてフータと津吹が対面すると………

 

フータ「よろしく、津吹さん!」

 

フータは津吹に挨拶をする。

 

津吹「津吹でいいわよ。継美の事を呼び捨てにしてるんだから、私達を呼び捨てしないのは不自然よ」

 

津吹はそう言ってフータに対しフランクに接するよう呟く。

 

フータ「………わかった。よろしくな、津吹!」

 

フータはそれを受けて普段の調子を見せる。そして、2人はデッキをシャッフルした後にデッキからカードを5枚引く。

 

フータ「そういえば………勝負開始の合図ってどうするんですか?」

 

フータはマジシャンバトルとマジックポイントカードバトルでは試合開始の合図が違う事を疑問に感じ、そう問いかける。

 

メリル「さっき作ったマニュアルに書いてあるわ」

 

メリルはそう言うと、2人にマニュアルを見せる。2人はそれを見ると、息を大きく吸った後に宣言した。

 

2人「MP(マジックポイント)マジシャンバトル………スタート!」

 

勝負の開始を告げる宣言を………

 

 

 

新ルールによるフータvs津吹の対決。未だ理解し切れていないルールによりフータはデッキ構築の段階で苦戦している様子だった。果たして、この新ルールによるファーストバトルに勝つのはどちらなのか………!?

To Be Continued………




次回予告
先攻を取ったのは津吹だった。フータはいつも通りパワーによる戦術を行う中、津吹は新ルールをフルに活かした戦術を見せ………?
次回「マジックポイント」
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