津吹の戦術に対し、抗おうとするフータだが津吹の戦術には届かなかった。その為フータは降参を選択。しかし、フータにとってこの勝負で得たものはとても多かったのだった………
フータ「よーし! デッキと戦術を組み直して再度リベンジだ!!」
フータは敗北しても尚再勝利の為に自らのデッキを組み直そうとしていた。
津吹「懲りないね、フータくん」
津吹は苦笑いをしながらそう呟く。
継美「それがフータくんの良い所だと思うけどね」
継美は逆にそれを好意的に捉えていた。
津吹「………そういう見方もあるわね」
津吹はこの戦いでフータに対してとあるモノを感じたのか、フータの性格を少しだが受け入れ始めていた。そしてフータは興奮のあまり………
フータ「なあ、皆で誰が強いか決める勝負しないか!?」
フータはその場にいる人間達でマジシャンバトルをする事を提案する。
エマ「流石にそれは急過ぎよ………!」
エマは突然の提案に首を傾げていた。
瑠花「私はやりたい!」
しかし、瑠花はこれをやりたいと呟く。これに便乗する形でユリス、継美、津吹の3人は頷いていた。
藤花「………でもルールはどうするの?」
藤花は反対こそしなかったが、ルールが必要であると考え、フータに対してそう問いかけた。
フータ「うーん………メリルさん、なんか無いですか?」
フータはメリルに提案を求めた。どうやらルールを考えるような頭の回転は持ち合わせていないようだった。
メリル「そうね………例えばなんだけど、リーグ戦とかは?」
そんなフータ達に対してメリルはリーグ戦を提案した。
フータ「リーグ戦………ってなんだ?」
フータはエマ達にリーグ戦の事を問いかける。
ユリス「リーグ戦は参加者をA、Bといったグループに分けた後、そのグループ内の人物全員と対決するの。そしてその戦績から決勝に当たるトーナメントに参加する人を選出。後はトーナメント戦方式で優勝者を決める………そういうルールだよ」
ユリスはフータに対しリーグ戦について説明する。
フータ「成程………いいじゃないかそのルール!」
フータはリーグ戦を受け入れる事になった。
メリル「でもそうなると問題は1つあるわね。フータくん達4人。津吹ちゃん達3人………Uは強すぎて勝負が壊れるから除外するとして………」
しかし、これでは問題があった。今現在フータ達少年少女は7人。Uは強さの関係から除外すると見なしたので人数が奇数になってしまっている。
U「さりげなく除外すんな、おい」
Uはメリルに対し苦言を呈した。
メリル「Uが入ったらUの優勝確定でしょうが」
メリルの中ではそれでは勝負にならないと判断していた為そう言い返した。
メリル「………ねえ、皆。最後の8人目なんだけど………こっちが適した人材連れて来てもいいかしら?」
そんな中、メリルは勝負として成立する人物を思いついたようだ。
継美「私はいいと思います。大丈夫だよね、皆?」
最初に頷いたのは継美であり、彼女が同調を促すと誰もが頷いた。
メリル「分かったわ。じゃあ飛びっきりの人材連れてくるから………覚悟していてよね」
メリルはニヤリとした様子でそう言い放つのだった………
フータの提案から始まった7人で強い人物を決める勝負。果たして、この先に起こる戦いの行方は何か? そして8人目の人物は誰なのか………!?
To Be Continued………
次回予告
翌日、メリルは約束通り8人目を連れて来た。その人物はフータ達にとって衝撃の人物であり………!?
次回「衝撃の8人目」