幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
{三猶予のシャンデリア}で互いに攻撃不能の中、互いにシャンデリアが消えた後の事を考える勝負となるエマと継美の対決。そんな中、エマが切り札の{ターンジャンプ}を引いた事で、勝負の流れが変わろうとしていたのだった………

バトル状況
エマ 手札6枚、MP4、残りの魔6体
継美 手札5枚、MP4、残りの魔6体


第190話 継美の読む先

エマ「(ここで{ターンジャンプ}を使えば{三猶予のシャンデリア}の効果による継美の優位性は崩れる。継美に手札を3枚渡す事にはなるから普段なら使いたくはないけれど………今の私はこれを使うしかない………!!)」

 

エマは顔から汗を零し、悩みながらも手札のターンジャンプに手を伸ばすと………

 

エマ「私は手札から速攻対抗カード{ターンジャンプ}を発動! これにより、互いのプレイヤーは何もせずに3ターンを経過させる!!」

 

エマは意を決してターンジャンプを発動。これにより互いのプレイヤーのターンが3ターン動く事になる………

 

継美「速攻対抗カード発動………!!」

 

だが、継美は速攻対抗カードを発動していた。しかしそれを妨害するカードでは無かったようで3ターンが動く。

 

U「(………継美ちゃんめ)」

 

Uは3ターンが動く中で、継美が先程発動したカードの効果をマジックファイルで見ていたようであり、継美の戦術を読む能力に驚き、思わず内心でそんな事を考えていた。

 

エマ「(これで互いに三猶予のシャンデリアの効果は消え去る。そして、3ターンの経過でフラワーのパワーは4500になる。これで………!!)」

 

これでエマが優位に立てる………そう考えていた彼女は目の前の光景に驚いた。

 

エマ「(………!! 継美の場に魔が4体………!?)」

 

なんと、エマの場にまだ召喚されていなかった3体の機械族の魔が継美の場にいた。

 

継美「さっき私が発動した効果を説明してなかったね。私がさっき発動したカードは手札2枚を使って発動する速攻対抗カード{召喚カウント}。これはターンの経過数を記録するカード。ターンジャンプの効果で3ターンがカウントされた訳だけど………このカードは好きなタイミングで自壊させた際、その時記録している経過数と同じ枚数の魔を、召喚条件を満たして召喚出来るんだよ」

 

なんと、継美はターンジャンプの3ターン経過を利用し、残りの魔を場に揃えてしまった。更にターンジャンプの代償で継美は手札を3枚ドローする。

 

フータ「エマのターンジャンプを逆手にとって自分の戦術を進めた………! 継美の奴、これを狙って三猶予のシャンデリアの効果を延長したのか………!!」

 

フータは継美のこれまでの動きから継美の動きについてそう考えた。そしてこれにはUも驚いており………?

 

U「(継美ちゃんが今の戦術で動き始めたのはエマちゃんがターンジャンプを持っていない場面での事だ………! でも信じていたんだ。エマちゃんが同時シャンデリア打ちで不利な中、ターンジャンプを引けば必ず使ってくれる………完全にエマちゃんの先を読んだ戦術だ………!!)」

 

エマの先を読む継美の戦術に対し、感心する様子を見せたのだった………

 

 

 

ターンジャンプの読み合いは継美が先に仕掛けていた罠だった。これにより、勝負の流れは一気に継美へゆらぎ始めたのだった………

To Be Continued………




次回予告
魔を6体揃える展開を作った継美は当然{装着の天使完全鎧}を召喚するのが狙いだった。しかし、今やエマにはどうする事も出来なくなっており………!?
次回「実質的な勝敗」
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