幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
エマの動きを読み切った継美は{装着の天使完全鎧}を召喚する。エマは最後まで戦ったが、勝負の結果は継美の勝利に終わったのだった………


第192話 残る1戦ずつ

エマ「継美は相変わらず強いわね」

 

エマはそう言って継美へ近付く。

 

継美「そんな事はないよ。エマちゃんがもしあそこで{ターンジャンプ}を使ってなかったとしたら………また勝負の流れは変わってたかもしれないかな」

 

継美はエマに対してもしもの時の話を呟いた。

 

エマ「それはそうかもしれないけど………でも継美は私がターンジャンプを使うのを込みで動いていたはずよね? どうしてそんな動きが出来たの………?」

 

エマは1つ疑問を感じていた。それは何故ターンジャンプを使われる前提の動きをしたのか。

 

継美「………こればかりはエマちゃんを信じるしか無かったよ」

 

その理由はシンプルにエマを信じたからだった。それを聞いたエマは驚きつつも、少しして笑いを見せ………

 

エマ「………完敗だわ」

 

自身の敗北を認めたのだった………

 

 

 

そしてこれにより全員残す試合は後1つ。

 

メリル「次の対戦カードはフータくんとエマちゃんよ」

 

メリルにより次の対戦カードが提示。勝負はフータとエマが行うようだ。

 

エマ「………フータ、もう実質決勝に上がれるような状態で浮かれてるでしょう? 確かに私はもう決勝には行けない。でも、アンタの妨害くらいは出来る!!」

 

エマはフータが相手のせいか余計にテンションを上げていた。

 

フータ「(うええ………なんか俺とマジシャンバトルする時はテンション高いんだよな、エマの奴………)」

 

フータはどこか引いた様子を見せていた。

 

メリル「2人とも、デッキ変更はどうする?」

 

メリルは2人に対しデッキ変更の有無を問いかける。

 

エマ「私はいらないです!!」

 

エマは今のデッキのまま続行。そして………

 

フータ「俺は少し変えます」

 

フータは瑠花対策で使っていたカードの一部をデッキから外し、新たに別のカードをデッキに組み込む。

 

フータ「よし!」

 

その後2人はデッキをシャッフルし、マジックファイルにセット。そしてデッキからカードを5枚引く。

 

フータ「(ここまで来たら全勝だ。この勝負に負けても2勝のリードで確実に決勝には行けるが………ここでわざと負けるものならマジシャンバトラー失格だ………!!)」

 

フータは残るこの試合も本気で挑むつもりだった。そして………

 

2人「MPマジシャンバトル………スタート!!」

 

フータとエマによる対決が始まるのだった………

 

 

 

既に決勝行きが確定しているフータに対し、決勝へは行けないが勝負に挑む姿勢を見せるエマ。殆どエキシビションマッチに近いこの勝負は、果たしてどちらが勝つのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
フータは初手から攻めていく戦術を取る。しかし、エマは{花の月魔法使い}を守る為の戦術を次々と展開し………!?
次回「幼なじみ対決」
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