幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
守りの硬いエマの戦術を前にフータは思うように戦えずにいた。そんな中でフータは必死に戦術を考えるのだった………

バトル状況
フータ 手札4枚、MP3、残りの魔4体
エマ 手札7枚、MP3、残りの魔4体


第195話 捨て身の攻め

Uがメリルにガチギレされるという外野でのトラブルが起きる中、フータは必死に策を考えていた。

 

フータ「(エマの戦術を前にもう生半可な手は通じないだろう。かと言ってアイツはどうせ防御魔法を持ってるだろうしな………)」

 

フータの懸念点はエマの戦術の硬さと防御魔法にあった。

 

フータ「(………次の引き次第では本当に詰むぞ、これは………)」

 

フータの中で詰みの2文字が浮かびかける中………

 

フータ「俺のターン、ドロー! MP1プラス!」

 

フータはカードを引く。

 

フータ「………よし!」

 

フータは引いたカードに対し喜ぶ様子を見せていた。

 

フータ「そして俺は控えから{絆の月戦士}を召喚!」

 

まずフータは切り札の{絆の月戦士}を召喚。この瞬間に絆の月戦士と絆の天馬騎士2体の効果が発動し、絆の月戦士はパワー5500、絆の天馬騎士はパワー6300にアップする。

 

フータ「更に、俺は魔法対抗カード{破滅の天秤}を発動! この効果で、このターン中俺の場の魔は攻撃を無効化されなくなる!!」

 

そしてフータが発動したのは以前使用した破滅の天秤である。これはフータのバトルのフェイズ終了時に貴方の場に魔が残っている場合はフータの場の魔が問答無用で全滅する代償の大きいカードだが、エマの場にいる魔は2体。この状況からフータの狙いはこのターン中にエマの魔を全滅させる事へ定まったようだ。

 

フータ「エマ、俺を警戒するあまり魔を2体吸収したのは失敗だったな!!」

 

フータはエマに対しそう言い放つと………

 

フータ「エンジェルで月光の守り人を攻撃だ!!」

 

フータは月光の守り人へ狙いを定める。

 

エマ「失敗? それはどうかしら! 私は速攻対抗カード{ターンジャンプ}を発動!!」

 

しかし、エマはターンジャンプでこの場面を逃れようと考えていた。

 

津吹「エマちゃんがかわした………!?」

 

これによりエマがフータの攻撃をかわしたと津吹達が考える中………

 

フータ「逃がさねぇよ!! 俺は手札1枚を捨て、速攻対抗カード{魔術の無効化}を発動! お前のターンジャンプは無効だ!!」

 

フータは魔術の無効化でエマのターンジャンプを無効化。こうなれば絆の天馬騎士による攻撃は止まる事は無く、絆の天馬騎士は月光の守り人を破壊した。

 

フータ「よし! 次はボンドでフラワーを攻撃だ!!」

 

フータは攻撃を仕掛ける。攻撃が無効化されない以上、エマには殆ど打つ手はなく、エマの花の月魔法使いは絆の月戦士により破壊された。

 

エマ「私の切り札が………!!」

 

これによりエマの戦術は瓦解。まだ残りの魔が2体あるものの、エマは絶望的な状況へと陥ったのだった………

 

 

 

エマの硬い戦術を前に守りを捨てた捨て身の戦術を展開し、エマの鉄壁の牙城を崩したフータ。果たして、勝負はこのままフータの勝利となるのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
打つ手を無くしたエマはフータには勝てないと認め、勝負を降りる事に。悔しそうな様子を見せる彼女に対しフータがかけた言葉とは………?
次回「フータとエマの絆」


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どうも中の人です。私事ですが本日7月16日は私の誕生日でして、この後午前8時から誕生日回と言えるか分からない話を公開しますので興味のある方がいるかは分かりませんが是非見てください!
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