Bブロック第1試合となるユリスvs藤花の対決。藤花はデッキが全く分からない事にフータ達の不安は強まるのだった………
ユリス「私が最初に出すのは{魔法戦士長}を召喚!」
ユリスはパワー2200の魔を召喚。
藤花「私が召喚するのは{大魔力の魔法使い(グレイトマジックパワーマジシャン)}!」
藤花はパワー800の魔を召喚する。
フータ「………パワー差かほぼ3倍だ。何考えてやがるんだ、藤花の奴………?」
フータは首を傾げる。
藤花「先行は私………ドロー」
藤花の1手目。誰もが注目する中、藤花が1番目に手にしたのは………
藤花「私は1以上のMP全てを消費して、フィールド魔法{死神の壺}を発動!」
いきなりのフィールド魔法だった。藤花のMPが全て消滅する中、フィールドには謎の大きな壺が出現した。
ユリス「壺………?」
ユリスもこれには首を傾げた。
藤花「これは私のターン開始時、私のMPを3まで吸い上げる事が出来るカード。つまり、MP貯蓄のカードね」
藤花曰く、このカードは彼女のターンが始まる度にMPを貯蓄していくフィールド魔法のようだ。
フータ「………なんか緊張してた割に地味だな………」
フータはこれに対し地味な印象を持った。しかし………
ユリス「………絶対それだけじゃないよね。MPを蓄えるだけなんて、重いコストを払ってまで置きたくなるわけないよ………!!」
ユリスは見抜いていた。そんな効果だけでは無い事を。
藤花「………ちっちゃい子の割に洞察力が高いね。そうだよ、このフィールド魔法はMPが20以上になった際に自壊する事によって、私はゲームに勝利するんだよ」
ユリスの洞察力の高さを目にし、自身の設置したフィールド魔法のもう1つの効果を解説した。その効果はMPを20以上蓄えた際に自壊する事で特殊勝利するものだった。それを聞いたフータ達は驚き………
フータ「と、特殊勝利だと!? そんなのアリかよ!?」
フータは驚きを隠せずにいた。Uもこれには反応しており………
U「(特殊勝利系か………継美ちゃんの友達は皆面白いデッキを使っているな。自分の魔とカードの効果をぶつけて相手の魔を全滅させる………そんなマジシャンバトルの常識が大きく変わろうとしているみたいだぞ、メリル………)」
Uはメリルに視線を向ける。審判をしているメリルは一応大きく表情を変えていなかったものの、目の前の光景には内心驚いているようだ。それを察知していたUは思わず笑いを零すのだった………
ユリスvs藤花の対決によって、ようやく藤花のデッキが明らかとなった。その内容は特殊勝利を狙うものであり、津吹や瑠花と同じくこれまでに無かった勝利方法を狙う戦術が、藤花の戦いであったのだった………
To Be Continued………
次回予告
藤花の特殊勝利を止める為に速い攻めを行うユリス。しかし、藤花は着実にMPを増やしていき………?
次回「特殊勝利への布石」
魔の解説
・大魔力の魔法使い(グレイトマジックパワーマジシャン)
愛称 グレイトマジックパワー
属性 魔法使い族
パワー 800
効果「・このカードが破壊された時、このカードの元々のコントローラーはMPを4プラスする」
攻撃技 大魔力の魔法(グレイトマジックパワーマジック)
フレーバーテキスト「この魔法使いは魔力を蓄えている………だけらしい………」