ユリスは懸命に抗うが、ギリギリターン数が足らなかった。そして、藤花が{死神の壺}を完成させ、ユリス相手に勝利したのだった………
勝負後、藤花は冷静にデッキを見ていた。一方、ユリスは涙目でUに抱きついていた。
U「よしよし。ユリスは頑張った頑張った………!!」
Uはユリスの頭を撫でていた。Uに慰められた事で、ユリスは多少落ち着きを取り戻した。そんな中、次の試合として津吹と真子の勝負が執り行われる事に。
フータ「おっ、次の試合か! 津吹と真子さん………これは津吹が1勝するんだろうな。真子さんのデッキ弱いし………」
フータは相変わらず真子が強くないと考えていた。
U「どうかな。僕は津吹ちゃんと真子の戦術をどっちも見た。十中八九真子が勝つよ」
一方、Uは真子が勝つと言い切った。
フータ「真子さんが? でも真子さんのデッキって普通に相手の魔を減らしていくデッキじゃなかったっけ………?」
フータは首を傾げながらそう呟く。
U「………悪いけどね。真子はマジシャンバトルで本気を出した事はまず無い。そもそも戦う回数も少なかったけど………本気の真子は相手へ何もさせない戦術を見せるんだよ」
Uはユリスの頭や頬を優しく撫でながらそう呟く。
フータ「………なんでUさんはそんなに真子さんを信頼出来るんですか?」
フータもこれには疑問を感じていた。
U「僕の娘だからだよ。真子は僕達に負けず劣らず強い子だ。大きくなるにつれて戦いとかから身を引いて、本来の自分をまるで出さなくなってしまったけど………本気であれば………という話ならこの8人の中で間違いなく真子が強いよ」
Uはそう言って、自分の娘としての真子を信じていた。フータ達は真子の強さに実感出来ないようだったが………
津吹「よろしくお願いします!」
津吹は何も知らない様子で挨拶する。
真子「津吹ちゃんだったよね。お父さんとメリルさんから本気で叩き潰せって言われてるからね………!」
真子はそう言うと、左腕にデッキ入りのマジックファイルを装着。すると、マジックファイルは真子の左腕から出て来た雪が覆い、雪の結晶の意匠が刻まれた。
津吹「………! (な、何………? この冷たい雰囲気は………!?)」
津吹は怯える様子を見せた。そして、津吹と真子の2人がデッキのシャッフルをし終えた後に………
2人「MPマジシャンバトル………スタート!!」
第2試合の開始を宣言するのだった………
続く第2試合は津吹と真子の対決となった。Uが真子の強さを高く評価する理由に誰もが首を傾げる中、真子の雰囲気に津吹は首を傾げる様子を見せていた。果たして、津吹が感じた予感は何か? Uが真子の強さを認める理由は何だろうか………?
To Be Continued………
次回予告
津吹は自分の戦術を組み立てようと動きを見せる。だが、真子は津吹の戦術に対しまるで慌てる事は無く………?
次回「冷たい雰囲気の真子」