藤花の戦術を抑え込んだ真子は、そのまま自らの優位を保って藤花を倒した。そして、決勝トーナメントの大きな敵となる事をUから予告されたフータと継美はその攻略方法を模索する事になったのだった………
それから数分程、フータは頭の中で真子と戦うシュミレーションを行った。
フータ「あーして、こうすると………勝てねぇ。じゃあこのパターンで戦ったらどうなるか………ダメだ。これも無理。ならこれは………? ………無理………だぁー!! 勝てる未来が見えねぇ!!」
フータは頭を抱える様子を見せていた。
継美「私も分からない………能力を封じられちゃうと、その対策が出来るカードは限られてくるし………」
継美もこのシュミレーションには苦労していたようだった。
フータ「決勝トーナメントに行ける事が確定したってのに、まさかこんな壁にぶつかるとはな………」
フータはそう言って頭を搔きながら困った様子を見せていた。すると………
真子「2人共、もうすぐ次の勝負が始まるよ」
真子が2人に声をかけてきた。
フータ「ままま、真子さん!」
フータは腰を抜かす様子を見せる。
真子「………? 驚きすぎだよ」
真子はそう言って、フータの驚きように首を傾げていた。
U「単純にお前の今の雰囲気が怖いからだろ………」
Uはそう言うと、真子の頭に手を置く。
真子「………この姿でそれをやられると子供扱いされてるみたいだね」
真子は未だ魔の姿のままである為、見た目は子供の姿。そんな中で頭を撫でられる光景は確かに真子を子供だと思わせるものだった。
U「僕の中ではずっと子供なんだけどな、真子は」
Uは真子の言葉にそう返す。それを聞いた真子はムッとして分かり易く頬を膨らませた。
真子「………無神経。ロリコン」
真子は毒舌を吐いた。Uはフータ達を見やると………
U「2人とも………ロリコンってどういう意味?」
Uは罵倒されたと思っておらず、本気で意味を知らない様子を見せた。
継美「知らないんですか………?」
この様子に継美も言葉を失っていた。そんな中、ユリスと津吹の2人が対面。互いにデッキをシャッフルし、それぞれの装置へとセットし、デッキの上からカードを5枚加えた。
U「そんな事を言っていたら始まるな」
Uはそう言って、フータ達の視線をユリス達の方へ向けさせる。
津吹「(私は真子さんとの戦いで1敗中。ユリスちゃんもそうだけどこれ以上負ける訳には行かない………この勝負はかなり大事なものになるかな………!)
津吹はこの勝負に賭けていた。まだ2位の可能性がある事を考えると、2人は負ける訳にはいかなかった。そして、互いに勝負の準備が終わると………
メリル「………じゃあ、第4試合を初めるわよ!」
メリルは第4試合の開幕を宣言。それを聞いたユリスと津吹は………
2人「MPマジシャンバトル………スタート!!」
勝負開始の宣言を行い、勝負を開始するのだった………
フータと継美が真子に勝つ未来を捉えられない中、第4試合が開幕する。2位候補を決める重要な戦いは果たしてどのような勝負となるのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
津吹のフィールド魔法戦術が完成する前に勝利を求めるユリスは、積極的に攻撃を仕掛けていく………!
次回「スピード対決」