リーグ戦の勝敗の順位は、1位がほぼ確定したような状況となり、次のユリスvs真子戦はリーグ戦の勝敗を左右するものでは無かった。しかし、ユリスはこの勝負に大きく燃えていたのだった………
ユリス「私は{闇の一閃戦士}を召喚!」
ユリスはパワー2400の闇の一閃戦士を召喚した。
真子「私は{凍結の魔法使い}を召喚」
対して、真子はパワー1600の凍結の魔法使いを召喚する。
真子「先行は私、ドロー。私は手札からカード名に『氷』と付くカードを1枚捨て、フィールド魔法{封印の吹雪}を発動するよ」
初手は真子。開始早々フィールド魔法を敷き、自身の戦術の完成を考えていた。
U「動くのが速いな………さて、ユリスはこれをどうするのかね………?」
Uは早くも真子の戦術が完成しようとする様子から、ユリスに対する注目を見せていた。
ユリス「私のターン、ドロー! MP1プラス! 私は凍結の魔法使いを攻撃!」
ユリスが狙ったのは、真子の魔を減らす事だった。封印の吹雪が次のターンで間違い無く効果を発揮するだろうと見られるタイミングにおいて、ユリスの狙いはあまりにもシンプルだった。
真子「凍結の魔法使いの効果で、闇の一閃戦士はパワーを700減らすよ」
凍結の魔法使いの効果で、闇の一閃戦士はパワー1700となった。
フータ「あれ? 思ったよりもシンプルに行くんだな………」
フータは、戦術のシンプルさに首を傾げた。
U「いや、真子が相手なら悪くない事だ。真子の戦術は能力とかを用いた戦術を潰す戦いだ。シンプルに相手の魔を減らすだけの戦術なら、津吹ちゃんや藤花ちゃんのような苦戦はそう簡単に与えられないだろうしね」
しかし、Uはユリスの戦術を肯定した。先の津吹や藤花の2人が真子に苦戦したのは、2人がフィールド魔法の能力を用いて戦うのが主軸であり、その軸を大きく削がれる事態に陥った事が、2人の苦戦の理由だった。実際、真子は現在デッキに入れている魔のカードを全て取り出し、何を出すか考える様子を見せる程に、ユリスへの警戒を見せていた。
真子「………私は{吹雪の騎士}を召喚 」
真子はパワー2400を誇る{吹雪の騎士}を召喚。
真子「私のターン、ドロー。MP1プラス。そしてチェックのフェイズにて、2体目の{吹雪の騎士}を召喚するよ」
真子は更に吹雪の騎士を召喚。そしてこれにより、封印の吹雪が発動。ユリスの闇の一閃戦士は能力を失った。
真子「吹雪の騎士で攻撃!!」
真子は直後に攻撃を仕掛ける。これにより、闇の一閃戦士が破壊され、互いに魔は5体となった。
フータ「真子さんは鉄壁の布陣を張ってきた………後はユリスがこれをどうするかだ………!」
フータは、真子の動向に目を向ける様子を見せるのだった………
真子の凍結戦術を前に、ユリスは策を変える気はまるで無かった。果たして、ユリスは真子のこの状況を崩す事が出来るのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
ユリスの切り札{双力の月魔法戦士}が能力無効化耐性を持っている魔だった。これを利用するユリスは、真子の戦術の上で自分の戦術を展開してみせ………!?
次回「無効化の効かない魔」