勝負は決勝トーナメントに突入し、対戦カードはそれぞれリーグ戦でブロックが違っていた相手との対決となった。そして対戦カードはフータvs津吹、継美vs真子の対決となったのだった………
そして、勝負が始まる前、フータは限られた時間においてデッキの構築を試みていた。
フータ「(津吹のフィールド魔法戦術と俺の戦術を考えると、間違いなく3枚のフィールド魔法が敷かれる方が早い………そうなって対抗策が無くなったのが前の勝負だ。今回は対抗策を引かないとだな………)」
フータはそう言って、過去に敗れた経験を思い出す。しかし、どう考えても、先に津吹にフィールド魔法を3枚設置されてしまい、それ以前に勝てる未来が見えなかった。
フータ「(この10個以上の試合を見てきた俺は、MPを増やす手段が何個もあるのを見てきた………それを考えると、MPの増強が間に合わない………なんて事はまず無いだろうな。フィールド魔法が完成しない理由は………まず手札事故しか有り得ないかも………そうなると、設置された後の事を考えないと話が進まないな………前提として3つのフィールド魔法は設置される………それを頭の中に入れた上で動かなきゃならねえって事だ………)」
フータは前提を考察。津吹のフィールド魔法戦術が途中で設置される事に間違い事を考えた。フータは頭を悩ませながら、自らが所持しているカードに目を向ける。
フータ「(………残り時間を考えると、もうデッキを1から組み直す時間は無い………どうするか………)」
フータはデッキを組み直す時間が無い事を考える。そんな中、彼のデッキケースの中に1つのパックが入っていた。
フータ「(………! これ………確か最近買った奴だっけ………激戦続きで空ける暇が無かったな………何か対応出来るカードが無いか運頼みになるけど試してみるか………)」
フータはそう考えると、そのパックを空けてみる事に。パックの中には5枚のカードが入っており、フータは全てのカードのテキストに目を通す。すると、その中の1枚に目を向けた。
フータ「(………このカード! 見た事ないカードだ………そうなると………ああやってこうやって………行ける!!)」
フータはそのカードを目にすると、残り時間が3分を切っていたにも関わらず、デッキを広げてカードを入れ替えした。そして、残り時間が30秒を切ったタイミングでフータはデッキを完成させた。
フータ「出来た!」
フータはそう言って、デッキを手にする。そして、津吹も同じタイミングでデッキを手にすると、2人は近づき合い、対面するのだった………
決勝トーナメント準決勝の第一試合。先に勝負をしていたフータと津吹によるリベンジマッチの意味合いも持ったこの勝負の開幕は、目の前に迫っていたのだった………
To Be Continued………
次回予告
フータと津吹は互いに試合への準備を行う。勝負への想いを持つ2人は、闘志を大きく燃やしており………!?
次回「熱い闘志の準決勝」