フータは対津吹の戦術を必死に考えていた。そんな中、空けていなかったパックの中のとあるカードを目にしたフータは、デッキを編成。津吹との対決に挑むのだった………
メリル「準決勝第一試合。対戦カードはフータくんと津吹ちゃん。2人とも、デッキについては大丈夫ね?」
メリルはデッキの状況を問いかける。
フータ「はい!」
フータは力強く頷く。
津吹「私も大丈夫です!」
津吹もこれに頷いた。そして、2人は手に持ったデッキをシャッフルし始める。
ユリス「フータくんと津吹ちゃん………2人とも前に戦った同士だね。前に戦った時は情報戦で津吹ちゃんが勝ったけど、今回は津吹ちゃんの手の内が幾らか分かってる状態………ある意味平等とも言える状況だね」
ユリスはそう言って、今回はフータにも幾らかアドバンテージがある事を指摘する。
エマ「でも、フータはさっきのリーグ戦でかなり手の内を晒している………そう考えると、今から目新しい戦術は使えないわよ………?」
しかしエマは、フータがここまでかなり手を晒している事を呟く。
瑠花「それは津吹も同じだよ。だから、この勝負はある意味情報戦による優位は無い勝負と言えると思うよ!」
だが、瑠花は津吹もこの点は同じであると考えていた。勝負を見届けるエマ達がそれぞれ予想する中で、フータと津吹はシャッフルを終えるとそれぞれデッキをセットし、デッキの上からカードを5枚引いた。
津吹「また戦う事になったね、フータくん。今度も私が勝たせてもらうよ!」
津吹はそう言って身構える様子を見せる。
フータ「それは俺も同じだ………前の勝負の借りをここで返すぜ、津吹!!」
フータもそう言って身構える様子を見せていた。そんな中、フータ達に視線を向けている存在に注意を向けていたUは、様子を続けていた。
U「(………フータくん達は特に気づいていないか………でも、ここで騒ぎ立てたらアイツが逃げる可能性がある。追いかける事は出来るだろうが………何が危ないものを持たれていたら意味が無い。そう考えると………今は様子見するしかないか………でも、何か怪しい動きをしたら即刻叩く。いつでも動けるように注意を向けてはおくか………)」
Uはそう言って、フータ達に視線を向ける人物へ警戒する様子を見せていた。
ユリス「お父さん、どうしたの?」
ユリスは、先程からフータ達そっちのけで様子を見ているUに首を傾げていた。
U「………ああ、ごめんごめん」
Uは笑って誤魔化す様子を見せると、ユリスの頭を撫でる。視線を向ける人物への警戒をしながらも、フータと津吹の勝負を見届ける事に決めたU。そして、フータと津吹は勝負に挑む姿勢を見せると共に………
2人「MPマジシャンバトル………スタート!!」
勝負開始の宣言をするのだった………
リベンジマッチとも言えるフータvs津吹の対決。果たして、決勝進出を決めるのはどちらなのか………!?
To Be Continued………
次回予告
津吹は初手からフィールド魔法とMPを加速させる戦術を展開する。そんな中、フータは変化球と取れるカードを使い………?
次回「互いの考える戦術」