真子に勝つ為の運命力が求められるフータは、ギリギリの戦いを強いられ続けていた。辛うじて引いた{零からの宝札}で手札を補充したフータ。果たして、彼の手札は逆転する為のものとなっているのだろうか………?
バトル状況
フータ 手札4枚、MP5、残りの魔2体
真子 手札1枚、MP5、残りの魔1体
フータ「俺のターン、ドロー! MP1プラス! そして、俺はチェックのフェイズにて、手札から{天馬騎士の証}を捨てる事で、{絆の天馬騎士}を召喚するぜ!」
フータはこの場面で最後の魔となる絆の天馬騎士を召喚した。そして、{絆の月戦士}と{絆の天馬騎士}それぞれの効果により、互いにパワー5500となった。
ユリス「ここでペガサス………勝負に出てきたね」
この勝負を見ていた誰もが、フータがここで勝負に出た事を察する。
フータ「俺は手札1枚を捨て、魔法対抗カード{絆の同時攻撃}を発動! このカードにより、次の攻撃時、俺はボンドとペガサスで同時攻撃だ!!」
フータは絆の月戦士と絆の天馬騎士による同時攻撃に全てを賭けていた。
U「(同時攻撃ならパワー合計は11000。真子のパワー7000にも充分届くが………)」
Uは真子の手札に目を向ける。確かに真子の手札は1枚だが、防御魔法であればこの同時攻撃も全く意味は無い。
フータ「行くぞ………ボンドとペガサスの同時攻撃!」
そして、フータは攻撃を仕掛けた。
真子「………私は速攻対抗カード{魔法の盾}を発動」
だが、不安は的中するかのように、真子は防御魔法を発動した。
津吹「そんな………!!」
勝負を見ていたエマ達は、フータの攻撃が不発に終わる事に絶望していた。しかし、真子はまだ勝利を確信していなかった。そして、フータも絶望する様子は見せず、すかさず手札の中から1枚のカードを手にし………
フータ「俺は手札1枚を捨て、速攻対抗カード{魔術の無効化}を発動! 真子さんの防御魔法を無効にするぜ!」
手札0になりながらも、真子の防御魔法を無効化させた。だが、真子にも手札は無く、自身の防御魔法が無力化された事を目にすると、これまでの冷たい様子から、思わず笑いを見せ………
真子「………よく引いて見せたね、フータくん………!」
そう言ってフータの逆転勝利を認めながら、自らの破壊を受け入れた。真子は破壊された後はカードへ戻り、真子のカードは地面へと落下した。
メリル「そ、そこまで! この勝負はフータくんの勝ち………!!」
メリルはフータの勝利を宣言した。フータは勝利を得た直後は驚きを隠せずにいたが、少しして地面に落ちた真子のカードを、勝負を見ていたUが拾うと………
U「おめでとうフータくん。君は真子に勝ったんだ」
フータの勝利を賞賛する言葉をかけた。それを聞いたフータは我に返ると………
フータ「………やった! やったぞ!!」
自身の勝利を強く喜ぶ様子を見せたのだった………
真子のパワーと防御魔法を攻略したフータは、真子を撃破する事に成功。劇的な大逆転勝利により、フータは優勝の座を掴み取ったのだった………
To Be Continued………
次回予告
長かった勝負に決着がつき、優勝者はフータとなった。その場にいた誰もがフータの優勝を賞賛する中、Uがずっと注意を向けてきた人物が登場。これにより、物語は思わぬ展開へと動き始めた………
次回「白い粘土人間」