真子の手札にはUが懸念するように防御魔法があった。しかし、フータは真子のパワーと防御魔法、両方の懸念点をギリギリで攻略。真子に勝利し、優勝の座を掴んだのだった………
第251話 白い粘土人間
真子に勝利した事で優勝の座を掴んだフータ。
津吹「おめでとう、フータくん!」
彼の優勝に対し、エマ達は勿論、津吹達も賞賛する様子を見せていた。
フータ「ああ、ありがとう………!!」
フータは喜ぶ様子を見せる。Uも真子のカードを持ちながら微笑ましそうに様子を見ていた。だが、Uは注意を向けていた気配が突如として動き出したのを感知すると、反射的に身構える様子を見せた。
メリル「U………?」
メリルはUの様子に首を傾げる。しかし、Uの動きの意味を少ししてメリルも理解した。
????「いやあ、実にギリギリで面白い勝負だった」
何故なら、突如として白い粘土のような身体をした謎の生命体が現れた為である………
フータ「な、なんだありゃ………!? (アイツ人間じゃねえ………まさかまた魔なのか………!?)」
フータは目の前の生命体に驚いていた。
????「おっと。僕は君達と姿が違うからな………僕は{粘土人間(クレイヒューマン) }って言うんだ。よろしく、マジシャンバトラー達」
目の前に立っているのは{粘土人間}という魔だった。
粘土人間「………とは言うが、この姿だと面白くないよね。うーん………そうだ」
粘土人間は自らの姿を粘土のように新たな姿へと組み上げる。そして、粘土人間の姿が変化する。
継美「あ、あの姿は………Uさんの姿………!?」
だが、変化した姿は全身が真っ白なUそのものであり、その場にいた誰もが驚いていた。
粘土人間「さっきから僕に気づいていたのは彼だけだったからね。とても強そうだと思って真似させてもらったよ。そのファイルに入ってるカードもこの通り………ね」
粘土人間はそう言ってUの姿を真似した理由を語る。
U「………もう何人目かは分からないが………センスが無いな。それじゃあ塗り絵をする前の絵にしか見えない」
Uは自身の姿をした粘土人間に対し呆れる様子を見せていた。
粘土人間「つれないね。色は無いけど姿形は完璧にしたはずなんだけどなあ………!」
粘土人間はそう言ってUを煽る様子を見せる。Uは特に動じない様子を見せていたが、2人は一触即発の空気を見せていた。すると………
フータ「………お前の目的はなんだ………答えろよ!!」
フータはいつものように会話に首を突っ込む様子を見せた。それを聞いた粘土人間は突如として笑い出す。そして、フータの問いに答えて見せた………
粘土人間「分からないかな? これはゲームだ。僕が楽しむ為のね………!」
まるで人を馬鹿にするような態度で………
長いリーグ戦、トーナメント戦の対決後に突如として現れた粘土人間という魔。彼は自身がゲームとして楽しもうとする為に姿を現したようだった。果たして、何故このような魔が現れるに至ったのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
粘土人間は3年以上前にU達が戦った際の弊害によって世界に取り残されていた魔だった。自らを縛るものが無くなった為に粘土人間は行動を始めたようであり………!?
次回「前事件の残り物」