{粘土人間}はU達が解決した3年前の事件の残り物と言える存在だった。彼はフータ達が遊んでいたMPマジシャンバトルへ興味を持ち、その対決を要求するのだった………
U「………お前みたいな奴がやる遊戯じゃない。ここで倒させてもらうぞ………!」
Uはそう言って懐からビームサーベル型武器ZEROセイバーを取り出す。
粘土人間「酷い言い方だね………僕に遊ぶ権利は無いって訳かな?」
粘土人間はわざとらしくUに対してそう言い返す。
U「お前みたいな魔はロクな経験が無いからな………!」
Uは過去の経験と胡散臭さから粘土人間を敵と認定して倒そうと考えていた。
粘土人間「影闇様の魔だから警戒しているのかな? ………あーあ、僕に勝てば大人しく倒されてあげるのにな」
粘土人間はUに対してそう言い放つ。Uは粘土人間の言葉に反応する事は無かったが、これにはフータが大きく反応し………
フータ「………なら、俺がお前との勝負を受けてやるぜ!!」
フータはいつものように自分から首を突っ込み、勝負を仕掛けてしまった。
エマ「フータ!? 何バカな事言ってるの!? そもそも、マジシャンバトルで勝ったって大人しく倒されるとは限らないのよ!?」
エマは呆れと焦りからそう呟く。
U「………いや、奴自身がマジシャンバトルのゲーム内で破壊されたなら倒す事は出来る」
しかし、Uは粘土人間の言い分を完全には否定しなかった。フータ達は首を傾げていたが、Uの言葉の意味を理解しているメリルが口を開いた。
メリル「話を聞いている限り、その魔は影闇によって支配されていた魔らしいから………マジシャンバトル内で倒された場合はカードごと消滅するから消えるのよ。まあ、影闇の創った魔は一癖も二癖もあるけれどね………」
メリルの補足により、粘土人間を倒せる可能性がある事が示唆される事となった。そして、それを聞いたフータは………
フータ「なら、尚更俺がやる! 勝負だ!」
フータはそう言って、マジシャンバトルを要求。
粘土人間「積極的にゲームを仕掛けてくる人間は好きだな。受けるよ」
粘土人間はそう言って、勝負を受けた。これにより互いにデッキを手にすると、シャッフルを始めた。
エマ「フータのバカ………! なんで勝負を受けちゃうのよ………!!」
エマは呆れた様子を見せる。Uはセイバーを構えたまま、後ずさると………
U「仕方無い………万が一の時は僕が何とかするしかないか………」
Uは様子を見る事に決めた。そしてシャッフルが終えた2人はデッキをセットすると………
2人「MPマジシャンバトル………スタート!」
勝負を開始するのだった………
フータ達の前に現れた粘土人間を倒せる可能性からフータは勝負を仕掛けたフータ。果たして、対決の運命は………!?
To Be Continued………
次回予告
Uのデッキを元に構築した粘土人間は強力なカードによる戦術面を展開する。しかし、コピー元となっているUにとってはまるで他人のように感じる戦術であり………?
次回「似非の戦術」