フータは御剣を召喚し{双頭の融合竜}を撃破。これにより自らの手が詰んだ事を察した粘土人間は、勝負を放棄して逃亡。これによりフータは勝利を掴んだのだった………
粘土人間が逃亡した事により、勝負は強制的に終了。これにより御剣は1度カードに戻る。直後、御剣はカードから飛び出し、実体化した。
フータ「お前の力、かなり強いんだな。それだけはハッキリとわかった」
フータは御剣に対し、彼女の強さが本物である事が分かった事を彼女に伝えた。しかし、フータは同時にこうとも言い放った。
フータ「………でもまだお前の事を信用した訳じゃない。それだけは勘違いするな」
それは、御剣を信用する事では無かった。それを聞いた御剣は俯く様子を見せる………
御剣「………そうね、それは私も同じ。私もまだ貴方を信用した訳じゃない」
御剣もフータを完全に信用していない事を呟いた。しかし、御剣はそう言った直後に俯く様子を見せた。
御剣「………そう、信用していないはず………」
御剣はその時、ボソッとそう呟いた。
フータ「………どうした?」
フータは御剣の様子がどこかおかしい事から思わずそう問いかけた。
御剣「いえ………私達はまだ利害の一致でしか無い………そう思っただけ」
御剣はそう言って、現在の2人の関係をそう呟いた。
フータ「………そうだな。俺もそう思う」
フータはそう言うと、御剣の方へ視線を向ける。その際に御剣がどこか迷っている様子である事を察した。そして………
フータ「取り敢えず一旦カードに戻ってくれ。ここで悩んでいたってしょうがない。それに、粘土人間はまた俺達の前に現れるかもしれない。その時の為に俺達も備えておきたいんだ」
フータはそう言って、御剣にカードへ戻るよう依頼した。
御剣「さっき言ったはず………私はまだ貴方の事を信用していないって………」
御剣はフータの事を疑う様子を見せる。それを聞いたフータは………
フータ「………分かったよ。じゃあこれを持ってろ」
フータはそう言うと、御剣に対しとあるものを投げ渡す。なんとそれは御剣のカードだった。
御剣「………! 私のカード………何を考えているの………!?」
御剣はフータの思わぬ行為に警戒する様子を見せた。
フータ「これなら俺はお前をどうする事も出来ない。お前だって今のままなら自分の命を守れる………これならお前のリスクは減ったも同然だろ?」
フータはそう言って、御剣に敢えて安全を与えた。御剣は警戒を緩める事はしなかったが………
御剣「………分かった。貴方が何を考えているかは分からない。でも、今は貴方に着いていく」
幾らか安全が与えられた為か、御剣はフータと行動を共にする事を決めるのだった………
フータと御剣は未だ関係が悪いままであるが、互いに何処か心境に変化が現れていた。果たして、この変化の意味とは何か? フータと御剣の関係はこの先どのように動くのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
一方その頃、Uとメリルは影闇によって生み出された粘土人間に警戒を向けていた。そして、2人はとある人物に会いに行き………?
次回「再来する脅威への対抗」