フータ達の前に現れた粘土人間は、フータ達を巻き込んだ悪趣味なゲームを展開する。それは、粘土人間がフータ達に生死を賭けた対決を強要した最悪のゲームであった………
粘土人間「………取り敢えず了承したって事で、今回のゲームを説明するよ。今回行うゲームはMPマジシャンバトルなのは間違いないけど………ちょっと変則的なルールを持ってきたんだよね。それは………チームマスタールール」
粘土人間はフータ達にマジシャンバトルを挑んで来たが、そのルールにはこれまでのルールに加えて、変則ルールチームマスタールールを持ちかけてきた。
粘土人間「僕は今回本体をチームマスターに、僕の手足から生成された分身体5体を駒プレイヤーとして勝負させて貰うよ」
粘土人間は5vs5の勝負における普通のバトルに加え、本体がチームマスターとなる勝負だった。
フータ「って事は………こっちは6人いるからこの中かはチームマスターを決めなきゃいけねえのか………」
フータはそう言って、自分達もチームマスターを決めなければならなくなった事を呟く。
粘土人間「あっ、そっちのチームマスターは白髪の彼って事で」
しかし、粘土人間が勝手にフータ達側のチームマスターをUに決めてしまった。
フータ「はあっ!? 何言ってんだお前!!」
当然これにはフータ達が抗議する姿勢を見せる。ただ、Uと春香の2人は冷静な様子を見せており………
春香「Uさんを真っ先にチームマスターに指名するという事は………このゲームはUさんを倒すつもりのゲームでは無いという事でしょうか………?」
春香はUに対して耳打ちするようにそう問いかける。
U「或いは別の思惑が隠れてるのかもね」
Uは春香の問いかけにそう返すと………
U「んで、チームマスターってのは何をしろって言うんだ?」
Uは粘土人間に対し、チームマスターの役割を問いかける。
粘土人間「チームマスターは自身のデッキから、魔のカードを1枚、デッキ40枚の中から5枚までを支援する形で送る事が出来る立場。つまり、君のデッキもがっつりこのゲームで使う事になるって訳さ」
粘土人間は役割の詳しい状況について説明する。
粘土人間「………幾らか注意事項もある。1つ目はカードの使用条件を満たす事。2つ目は1度使用したカードは再度使えないという事………例えば1人目に{魔法の盾}という防御魔法を使ったとする。そうしたら2人目以降はさっきの戦いで使った魔法の盾は使えないって事だね。まあ、デッキに2枚以上入れているなら、未使用の2枚目の方は使えるけどね。3つ目はカード支援によるカードは即時発動される上に、支援タイミングやその際の同時発動枚数は支援カード数の上限内なら自由だという事。最後は支援の為に送る魔を出せるタイミングは、通常と同じだって事。それに支援した魔は普通に駒プレイヤーの魔の6体の内の1体という扱いになるから、出したければ駒プレイヤーの了承が必要だって事を覚えておく事だね」
粘土人間はいくつかの注意事項を説明。それを聞いたUは今一度自身のデッキに目を向けると………
U「………分かった」
粘土人間の言葉に頷く様子を見せたのだった………
粘土人間が持ちかけてきた変則ルール、チームマスタールール。粘土人間による進行はフータ達に不満を与える中、Uはこのルールを了承する様子を見せた。果たして、Uにはこの勝負に勝つ算段を持ち合わせているのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
変則ルールチームマスタールールによるマジシャンバトル初戦。粘土人間は1体目にUの魔である{竜破壊戦士(ドラゴンバスター)}を実体化させる。フータ側の初陣に名乗りをあげたのは、意外にもユリスであった………
次回「ユリスvs竜破壊戦士」