幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
粘土人間はチームマスタールールを用いる事で、{龍破壊戦士}を最強たる存在とする場を展開する。しかし、ユリスは諦める様子を見せてはいなかったのだった………

バトル状況
ユリス 手札5枚、MP4、残りの魔3体
粘土人間 手札3枚、MP5、残りの魔1体


第283話 破滅と伝説の魔法戦士

ユリス「私が次に召喚するのは{闇の一閃戦士}だよ!」

 

ユリスはパワー2400の闇の一閃戦士を召喚。しかし、フィールド魔法ドラゴンのフィールドの効果により、闇の一閃戦士もドラゴン族へと変更させられてしまい、龍破壊戦士は闇の一閃戦士のパワー半分である1200がプラスされ、3400となった。

 

ユリス「私のターン、ドロー! MP1プラス! そして私はチェックのフェイズにて………元々の属性が戦士族と魔法使い族の魔を破壊する事で………{破滅の魔法戦士(デストラクションマジックナイト)}を召喚!!」

 

ユリスはこの局面で召喚条件を持つ魔を召喚する。

 

フータ「み、見た事ない魔だ………!」

 

フータはユリスの新たな魔に驚いていた。

 

粘土人間「でも、その魔はパワー0じゃないか………! 僕の龍破壊戦士はパワー2200に戻ったけれど、このままじゃ僕の勝ちは確実だよ………?」

 

しかし、粘土人間は破滅の魔法戦士のパワーが0である事を指摘する。

 

ユリス「確かに破滅の魔法戦士はパワー0だけど、その代わりに自身を自爆させる事で、お互いの場のカードと手札を全て破壊できる!」

 

ところが破滅の魔法戦士が持つ能力こそ、この魔の長所だった。

 

粘土人間「全部破壊………マズイ………!!」

 

効果を聞いた粘土人間もこの時ばかりは焦っていた。

 

ユリス「破滅の魔法戦士の効果発動! お互いの場のカードを全て破壊し、手札を全て破壊!!」

 

ユリスは破滅の魔法戦士の効果を発動。これによりお互いの手札と場のカードが木っ端微塵に吹っ飛んだ………かと思われたが、ドラゴンのフィールドや装備カードを失いながらも龍破壊戦士は場に残っていた。

 

エマ「な、なんであの男の魔が破壊されていないの………!?」

 

エマは龍破壊戦士が残っている事に驚きを隠せないようだった。

 

粘土人間「危ない危ない………チームマスター能力で速攻対抗カード{戦士の生存}で耐え切らせてもらったよ」

 

どうやら、粘土人間はチームマスター能力を用いる事で龍破壊戦士を場に残したようだった。

 

ユリス「………まだ効果は終わってないよ。この効果の後、お互いのプレイヤーは控えの魔を1体召喚するよ。私が召喚するのは………{伝説の魔法戦士(レジェンドマジックナイト)}!」

 

しかし、破滅の魔法戦士の効果により、ユリスは最後の魔を召喚した。そのパワーは3500。

 

ユリス「伝説の魔法戦士は1ターンしか場にいられず、破滅の魔法戦士の効果でしか召喚出来ないけど、相手カードの効果を受けず、戦闘で破壊されず、場を離れず、能力を無効化されない耐性を持っていて、更に伝説の魔法戦士による攻撃は無効化されず、破壊された魔を場に残す事も出来ないよ!!」

 

ユリスが召喚した伝説の魔法戦士はありとあらゆる耐性と効果を持っており、粘土人間を完全に詰ませる性能をしていた。

 

粘土人間「そ、そんな………!!」

 

粘土人間は打つ手をなくし完全に慌てていた。

 

ユリス「伝説の魔法戦士で攻撃! {伝説の斬撃(レジェンドスラッシュ)}!!」

 

ユリスは最後の攻撃を仕掛ける。龍破壊戦士はあっさりと破壊され、勝負は決着した。

 

粘土人間「そ、そんな………!」

 

龍破壊戦士の姿をしていた粘土人間の身体の一部は破壊された。そして破壊された瞬間、粘土人間の身体に強い激痛が走った。

 

粘土人間「うあああっ!? な、何だこの痛みは………!?」

 

粘土人間は痛みの原因が分からずにいた。

 

U「………言い忘れてたけど、最初にお前へ攻撃を当てた際、お前の身体に仕掛けを施させてもらった。お前も1戦負ける度にダメージを受ける罰を受けてもらう! ………もし5回も負けたら分からないなぁ………!?」

どうやら粘土人間に対し、Uは仕掛けを施していたようであり、粘土人間を逃がさないように対策をしていた。それを聞いた粘土人間は………

 

粘土人間「君、ふざけた真似をしてくれるじゃないか………!!」

 

初めて明確な怒りを顕にしたのだった………

 

 

 

ユリスは新たな2体の魔によって龍破壊戦士によるコンボを崩す事で粘土人間を撃破し、1つの勝負を切り抜ける事が出来た。残る勝負は4戦。果たして、フータ達はこの激闘を生き残る事が出来るのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
粘土人間は次の魔として{冥界の兵士}を実体化させる。オマケに自身が傷つくのを恐れてか、勝負相手にエマを指名してきたのだった………
次回「粘土人間の恐怖」

・破滅の魔法戦士(デストラクションマジックナイト)
愛称 デストラクション
属性 戦士族/魔法使い族
パワー 0
召喚条件 元々の属性が戦士族、魔法使い族の魔を1体以上破壊する。(上記2つの属性を同時に持つ魔がいるならその魔のみで召喚出来る)
効果「自分のメインのフェイズにて、このカードを破壊して良い。発動したらこの効果中、お互いの場のカード全ては効果を発動できなくなり、お互いの場のカードを全て破壊し、お互いの手札を全て捨てる。その後、お互いのプレイヤーは、控えの魔を1体、コストを払って召喚する。」
攻撃技 {破壊の魔力暴走(デストラクションマジックランナウェイ)}
フレーバーテキスト「彼女の魔力とパワーは強すぎる。全てを壊してしまう程に………」

・伝説の魔法戦士(レジェンドマジックナイト)
愛称 レジェンド
属性 戦士族/魔法使い族
パワー 3500
召喚条件 {破滅の魔法戦士}の効果でのみ召喚できる。
効果「・このカードは相手カードの効果を受けず、戦闘によって破壊されず、場を離れず、能力を無効化されず、攻撃は無効化されず、このカードの攻撃で破壊された魔のカードは場に残せない。
・ターン終了時、このカードを破壊する。」
攻撃技 {伝説の斬撃(レジェンドスラッシュ)}
フレーバーテキスト「破滅の時間が過ぎた後、伝説の戦士は残る魔物を粉砕する………!」
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