粘土人間は3連敗に焦る様子を見せる中、春香を対戦相手に指名する。しかし、春香の表情の裏にはフータ達すら圧倒される程の圧が隠れていたのだった………
粘土人間「それは僕のこの魔を見ても言えるのかな?」
粘土人間はそう言うと、自らの左足を切り離す。直後に自身の右足を粘土のように捏ねる事で再生させると………
粘土人間「僕が実体化させるのはこのカードだよ………!」
粘土人間はそう言ってカードを1つ取り出すと、先程切り離した左足とカードを併せる。これにより、カードを覆うように粘土の身体が捏ねられ、少しすると、白い虎の魔が生成される。
粘土人間「どうだい!? これが君のデッキで最強格の魔、{{西虎の白虎(レフトタイガーびゃっこ)}さ!!」
粘土人間が出してきたのは、以前遥が使った青龍と対を為す神の魔、白虎だった。
フータ「あれは白虎………!! アイツ、神の魔すら従えるのかよ!?」
フータは驚きを隠せない様子を見せていた。
U「普通神の魔はそれぞれ神の魔に認められた者にしか従えられないはずだ………そっか、ソイツは姿を真似しただけの魔だったな………そりゃ使えるはずだ」
Uも首を傾げていたが、目の前にいる白虎が見た目を真似しただけのものである事を思い出すと、皮肉を言うようにそう語る。
春香「所詮あの目の前にいるあの白虎は偽物です。気にしなくても大丈夫ですよ………!」
春香はそう言うと、気にする必要がない事を語る。
U「こういう場面だと本当に強いな、君は………!」
Uはそう言ってにこやかな表情を浮かべた。
春香「さて、始めましょうか………!」
春香はそう言うと、デッキをシャッフルし始める。
粘土人間「やる気は充分なようだね………よーし、始めようか」
粘土人間はそう言ってデッキをシャッフルすると………
粘土人間「白虎だとデッキ操作が難しそうなんでね、デッキは僕が操作させてもらうよ」
粘土人間はそう言うと、自身が白虎のデッキ操作を行う事を語る。
U「つまりはチームマスターも兼任したプレイヤーって訳だ………自分はルールをロクに守ろうとしない………呆れ返って笑いも出ないよ」
Uはここまで開き直ってルールを無視する粘土人間に呆れていた。
春香「大丈夫です。イカサマやルールを守れないマジシャンバトラーなんて強くもないですから………!」
しかし、春香はそう言ってマジックファイルへデッキをセットし、デッキの上からカードを5枚ドローする。
粘土人間「バカにしてくれるじゃないか………君如きに僕は倒せないよ!」
粘土人間はそう言って、デッキシャッフルの後にカードを5枚ドローした。そして………
2人「MPマジシャンバトル………スタート!!」
2人は勝負を開始するのだった………
粘土人間のルール無用な様子に呆れる者が現れる中、春香は粘土人間を完全に強敵としては見ていなかった。果たして、この勝負の行方はどのように動くのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
粘土人間はすぐに春香を蹴散らそうと高パワーの魔達を召喚する。しかし、春香のデッキはそう簡単に魔を減らせるデッキでは無かったのだった………
次回「白宮デッキ」