白虎のパワーを受け継いだ{復讐の魔獣}を召喚する粘土人間。しかし、春香とUの協力プレイにより、粘土人間へ4度目の敗北を与えたのだった………
フータ「………これで残すは俺だけか」
4度の対決を終え、残る勝負はいよいよフータvs粘土人間のみになった。
粘土人間「こうなったら………僕はこのカードで君を倒してあげるよ!!」
粘土人間はそう言うと、自身の胸部分を引きちぎった。粘土人間は自身の胸部分を捏ねる形で身体を戻すと、1枚のカードを取りだしてちぎった部分と併せる。これにより、カードを覆うように粘土の身体が捏ねられ、少しすると、黒い魔道士の魔が生成される。
フータ「………! {暗黒の魔道士}………!」
生成されたのは、Uの切り札である暗黒の魔道士だった。
粘土人間「パワー2000は心許ないけど、魔法使い族はサポートカードが多いからね………! このデッキなら、御剣が入っているデッキでもそう簡単には負けやしないよ………!」
粘土人間はそう言って、暗黒の魔道士を実体化させた。
U「ダークを実体化させたか………確かにダークは魔法使い族故パワーは低めだが、他のカードとのコンボで真価を発揮出来る。でも、長い間共に戦ってきた僕だから言える事がある。ダークには、臨機応変に有効な手を打つ必要がある………お前如きに使いこなせるかな?」
しかし、それを見たUが見せたのは驚きではなく挑発だった。それを聞いた粘土人間はムッとした表情を見せる。
粘土人間「でも、君は5枚と1体の魔しかサポート出来ないから、僕の方が優位な事には間違いないよ」
粘土人間はそう言うと、挑発に乗りこそしたが、あくまで優位は自身にある事を語る。
U「それはどうかな………?」
しかし、Uは粘土人間では自分以上には扱えない事を確信していた。Uのこの様子はフータからしても分からないものであったが、フータに出来る事は彼を信じて対決に挑む事だけだった。そして、フータはデッキを手にし、シャッフルを始めた。
フータ「(Uさんが何を考えているのかは俺にも分からないが………俺はこの勝負に絶対勝つ!)」
フータは心の中でそう考えている間にデッキのシャッフルを終え、マジックファイルへセットし、上から5枚カードを引いた。少しして粘土人間側もデッキを手にし、シャッフルを終えた後にデッキからカードを5枚引いた。
粘土人間「じゃあ始めようか。ここまで4連敗したのはかなり屈辱的でね………せめて君だけでも葬ってあげるよ」
粘土人間はそう言って、フータに自分勝手な恨みをぶつけようとしていた。
フータ「俺は負けねぇ………ここを勝ってお前を倒す!!」
一方、フータは粘土人間を倒せるチャンスとして、この勝負に挑む姿勢を見せた。互いに勝負への意志を語り終えた後………
2人「MPマジシャンバトル………スタート!」
2人は対決を開始するのだった………
遂に勝負はフータvs粘土人間を残すのみとなった。ここまで連敗続きの粘土人間が恨みを語る中で、フータは粘土人間討伐を目的として対決を望む。果たして、最後の勝負の行方は如何に………?
To Be Continued………
次回予告
フータは{炎騎士}デッキによる高火力で攻める戦術を展開する。一方、粘土人間は{暗黒の魔道士}を入れているにも関わらず、他属性の魔を入れていたのだった………
次回「炎騎士vs魔道士」