{墓地吸収の暗黒魔道士}によって優位に立つ粘土人間。しかし、Uが{暗黒の魔道士}を使った{炎絆月戦士}との融合の魔{炎月絆戦士暗黒魔道士}を召喚した事で、勝負は融合の魔に委ねられるのだった………
バトル状況
フータ 手札4枚、MP5、残りの魔3体
粘土人間 手札3枚、MP5、残りの魔2体
フータ「(奴のパワーは5300………こっちは4500………装備カードを引かなきゃ勝ち目が無い。ここは………)………俺はこれでターン終了だ!」
フータ側はパワーが足りない為ターンを終える。
粘土人間「僕のターン、ドロー! MP1プラス!」
粘土人間はカードを引く。彼が引いたのは手札1枚を犠牲にしてありとあらゆるカードの発動を無効にする{魔術の無効化}だった。
粘土人間「この勝負………僕の勝ちだ! 墓地吸収の暗黒魔道士で、君の切り札を攻撃だ!」
粘土人間はそう言って、炎月絆戦士暗黒魔道士への攻撃を行う。
フータ「速攻対抗カード発動! {戦士の盾}!」
フータはすかさず防御魔法を発動する。
粘土人間「無駄だよ! 手札1枚を捨てて速攻対抗カード{魔術の無効化}を発動! 君の防御魔法を無効にする!」
しかし、粘土人間は先程引いたカードでフータの防御魔法を無効とした。
継美「ど、どうしよう! このままじゃフータくんは対抗する術を失っちゃう!!」
継美達は勝負への危機を焦っていた。しかし春香だけはこの状況で表情を変化させていなかった。
粘土人間「ふふっ、君の切り札が消えれば君に勝ち目は無くなる………僕の勝ちだ!」
粘土人間は勝利を確信する。
U「………それはどうかな」
しかし、その中でUが口を開いた。
U「確かに魔術の無効化は使用者に圧倒的なアドバンテージを与える。決まれば実質的にその魔を処理できるくらいには最強格の魔法だろう。でも、それで勝ったと言い切るのは流石におめでたいものだ………!」
Uはそう言って粘土人間の勝利宣言を否定する様子を見せる。
粘土人間「何を言おうと僕の勝利は揺るぎはしない! 今更君達に何が出来る!」
粘土人間はUに対してそう言い放つ。
U「ならば教えてやる。融合戦術、ミラーマッチとなった時の大きな穴を! チームマスタールールで速攻対抗カード発動! {魔の融合解除}! このカードは、融合の魔1体の融合を解除し、元の魔に戻すカード!」
Uはチームマスタールールを利用し、カードを使用する。融合を解除する効果を聞いた粘土人間は………
粘土人間「それで君の魔を分裂させて回避するって算段か………その場限りにしかならないよ!」
そう言って、Uがその場を逃げる事を指摘する。
U「………誰がフータくんの場にいるダークを融合解除させると言った。僕が融合解除させるのは、お前の場にいるダークだ!」
しかし、粘土人間はUの策を見誤っていた。Uは粘土人間側の魔を融合解除させるつもりだった。
エマ「そんな戦法が………!? でもどうしてこんな形でその戦術を展開したの………?」
エマはUの戦術に首を傾げる。
春香「………魔の融合解除は敵味方の対象指定じゃなく、お互いの場にいる融合の魔を対象に出来るの。おそらくUさんはこの機会を待っていたって事ね」
春香はUの戦術をただ1人理解しており、エマ達にも分かりやすく解説していた。そして、墓地吸収の暗黒魔道士はパワー2000の{暗黒の魔道士}と、効果でパワー2400となっている{墓地吸収の魔法使い}に分離した。
U「この瞬間、フィールドに魔が1体増えた事となり、ダークのパワーが500アップ!」
更に、炎月絆戦士暗黒魔道士が自身の効果でパワーを5000に押し上げた。
粘土人間「ぐっ………ならせめて暗黒の魔道士そこの分裂騎士を攻撃!」
粘土人間は暗黒の魔道士で、フータの{絆の炎分裂戦士}を破壊。炎月絆戦士暗黒魔道士のパワーが4500に下がるも、最早関係無かった。
粘土人間「ぐうっ………ターン終了」
粘土人間はやむなくターンを終了。
フータ「俺のターン、ドロー! MP1プラス!」
そしてフータのターン。フータが手札とMPを増やしたタイミングにて………
U「僕からの最後のプレゼントだ。僕はチームマスター能力で速攻対抗カード{逆襲の魔法変化}を発動! このカードは敵味方問わず、墓地に眠る対抗カード1枚をコストを払ってその場で発動出来るカード! 指定するのはフータくんの手札を2枚捨てる事によって発動する{暗黒連弾}!」
Uはこのターンで粘土人間に勝つ為のカードを発動。これにより、炎月絆戦士暗黒魔道士は破壊した魔のパワー合計が4500以下になるまで攻撃が出来るようになった。
フータ「ボンドダークの攻撃! まずは、その墓地を利用する魔法使いからだ!」
フータはまず墓地吸収の魔法使いへの攻撃を宣言。炎月絆戦士暗黒魔道士は攻撃を無効化されない上に、合計でパワー4500の魔を破壊するまで連撃は続く為、粘土人間はその破壊を許す他無かった。
フータ「更に、偽物のダークを攻撃だ!{炎絆の暗黒魔法(フレイミーボンドダークマジック)}!!」
フータはトドメの攻撃宣言を行う。炎月絆戦士暗黒魔道士による魔法の一撃が、偽物の暗黒の魔道士を撃破した。それと同時にUの力が粘土人間の身体にダメージを与え始めた。
粘土人間「ぐわあああああ!!」
粘土人間は、とてつもない痛みへの悲鳴を上げたのだった………
フータvs粘土人間の対決は、Uの協力を得たフータが勝利を掴んだ。これにより、粘土人間との激闘は誰1人死なないまま終わりを迎える事となったのだった………
To Be Continued………
次回予告
粘土人間のゲームを攻略し、元の世界へ戻ってきたフータ達。未だ自分勝手な理由を挙げてフータ達に固執する粘土人間だったが、そこへここまでの異変に対する真の黒幕が明らかとなる………
次回「因縁の黒幕再臨」