互いに融合の魔を使った勝負。しかし、粘土人間の策は、本来の使い手であるUの足元にも及ばず、勝負はフータ達の勝利で終わったのだった………
フータvs粘土人間の対決が終わった事で、フータ達の周りを覆い隠していた闇は消え去った。
粘土人間「はあっ、はあっ………有り得ない、僕がここまで太刀打ち出来ないなんて………!!」
粘土人間は自らが敗れ去った事が信じられなかった。Uは粘土人間の前に立つと………
U「馬鹿げたゲームはもう終わりだ。僕もフータくん達もお前に構っている暇が無いんでな」
Uはそう言って、粘土人間に構っている暇は無い事を突きつける。
粘土人間「ま、まだだ………なら次のゲームだ!! 次のゲームで君達の生命を今度こそ奪ってやる!!」
粘土人間はこの期に及んで見苦しい事を口にした。それを聞いたフータ達もこれには呆れる様子を見せ………
フータ「お前がやりたいのは自分勝手なゲームだろ。俺達が楽しんでやるのとは全然違う。そんなのはゲームじゃない」
フータは粘土人間が掲げるゲームそのものを否定した。それを聞いた粘土人間は動揺を見せていた。
??「ふふっ、無様ですね粘土人間。U意外のネズミを倒せないとは、使えないにも程がありますよ」
そんな中、粘土人間をバカにする様に口を開く人物の声が聞こえた。
フータ「だ、誰の声だ!?」
フータ達が首を傾げる中、Uと春香の2人は特に驚く様子を見せていた。
U「………有り得ない。何故お前がここにいる………!?」
Uはそう言って声を荒らげる様子を見せる。そこには人型の悪魔の魔が立っており、その表情は胡散臭さを感じさせる笑みだった。
??「こうやって顔を合わせるのは久しぶりですね、U。それに白宮春香………」
その魔はUと春香の事を知っていた。フータ達は何が何やら状況を理解出来ずにいたのだが………
春香「やはり貴方なのですね………影闇」
春香がその魔の名前を呟いた事で、継美を除いたフータ達3人は驚く様子を見せた。
フータ「こ、コイツがUさんや春香さんが戦ったって言う影闇………!? でも、確かUさんが倒したんじゃ………!?」
フータ達も影闇の名前は3年前の事件時に知っていたようだが、まさかこのような形で目の前に現れるとは思っていなかった。何故なら3年前、確かにUの手によって滅ぼされた魔であったからだ。
影闇「確かに3年前にUとのマジシャンバトルに敗れこそしましたが………あれは私の半身。万が一の事態を想定して私が密かに生み出されていたのですよ。最も、以前のような力は失われ、今は他世界への影響を簡単には与えられないままですが………依然として異世界がこの世界に現れる原因は私にあるのですよ、U………!」
影闇はあの事件の際に保険をかけていたようだった。半身が敗れて消滅した事で現在は弱体化しているものの、Uが調べていた異世界が現れる原因は依然として影闇の仕業である事が明らかとなった。
影闇「最も、今となっては私の計画も半分潰れてしまいましたからねぇ………こうなったら話してあげましょう………私の計画の真実と言うものを………!」
影闇はそう言って、彼の計画を語り始めるのだった………
粘土人間との悪趣味なゲームが終わった直後、粘土人間を操る真の黒幕が登場した。果たして、真の黒幕である影闇は何を目論んでいたのか………?
To Be Continued………
次回予告
影闇は先のブレク連合事件、粘土人間の陰謀の裏で糸を引いていた人物だった。そして、彼によって継美の世界が出現した理由が明かされる事となったのだった………
次回「真の黒幕の陰謀」