幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
粘土人間はゲームに敗れても尚、フータ達に固執する様子を見せる。だが、そんな中で真の黒幕であった影闇が姿を見せたのだった………


第306話 真の黒幕の陰謀

影闇「3年前、Uに半身を破壊されてからの私はUを倒す為の新たな計画を立てる事としました。私が最初に着手したのは魔の創造でした。最も、私の力が半壊しているので上手くできなかった結果が、私の性格を引き継いだ粘土人間とUへの殺意を記憶した御剣の誕生だった訳です」

 

影闇が最初に語ったのは、粘土人間と御剣が誕生した理由だった。影闇がそれを語り始めると共に、御剣は反応するように実体化した。

 

御剣「やっぱりそういう事だったのか………私がUを殺すよう記憶していたのは………」

 

御剣は俯くようにそう呟いた。

 

影闇「まあ無いよりはマシなので勝手に動かさせた結果か今だったりしますが」

 

対する影闇は陽気な様子でそう呟いた。

 

影闇「そして次に、あのブレクとかいう人間を再び利用させてもらいました。資金面と技術面で支援し、Uを餌にしたらあっさり協力してくれましたよ」

 

影闇は続いて、先のブレク連合との事について呟く。この裏で糸を引いていたのはまたしても影闇だった。

 

U「あのバカはまた利用されたのか………」

 

Uはブレクに対し、呆れを通り越して哀れみを感じていた。

 

影闇「最もこっちはそこにいる子供達にすら負ける程に上手くいかず、粘土人間と御剣を使って様子を見る事にしました。御剣はUの力によってコントロール出来なくなったばかりか、そんな子供に懐柔された。一方で粘土人間はUそっちのけでそんな子供を殺そうと動き始めた………私は今回手を貸しましたが、この時にはUを殺せるのは私だけと考えていました故、Uを殺さない事を条件に協力しました。自身の生存を何よりも優先する粘土人間もこればかりは守らざるを得なかった。結果としては失敗に終わりましたがね」

 

影闇はそう言って、粘土人間が仕掛けたゲームの理由を語る。

 

U「やはりあの時感じたのはお前の気配だったみたいだな………継美ちゃんの世界が調査される事の都合が悪かったのは、お前が絡んでいる事がバレないようにする為だった訳だ」

 

Uはそう言って、完全に彼等の意図を掴んだ様子を見せる。

 

影闇「今となっては無意味な事ですがね。それに、姿がバレた以上仕方ありません。どっちにしろ私は貴方と白宮春香を殺せればそれでいい。私の計画を尽く邪魔し、私の半身を滅ぼした貴方達が憎くて仕方ないんですよ………!」

 

影闇はそう言って、全ての行動原理には3年前から続くUと春香への殺意が理由である事を語った。

 

フータ「………俺達は結果として振り回されてたのかよ………!」

 

それを聞き、フータ達は自分達が振り回され続けていた事を知り、悔しがる様子を見せたのだった………

 

 

 

これまでの出来事を裏で操っていたのは影闇であり、全てはUと春香の命を奪う為の動きだった。果たして、それを聞いたフータ達は影闇の野望をどう考えるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
影闇の野望を聞いたフータ達は激怒し、粘土人間と共に影闇を撃破する事を宣言。しかし、Uと春香にしか興味が無い影闇は、U達とフータ達を二分する動きを見せたのだった………
次回「影闇と粘土人間の宿敵」
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