粘土人間は自らの敗北と消滅が受け入れられない様子を見せていた。だが、そんな粘土人間の言葉は、フータの心にはまるで響く事はなかったのだった………
一方その頃、影闇を追いかけていたUは、影闇が継美の世界へ入り込んでいるのを目にした。
U「継美ちゃんの世界から切り離された町に逃げ込んだ………何を企んでいる、影闇………!」
Uはそう呟くと影闇の向かった方へと降下していく。影闇は、以前フータ達がマジシャンバトルを行っていた公園に落下しており、継美を自身の力で近くの木に縛り付けられていた。
影闇「………この3年ぶりの構図、懐かしいと思いませんか、U?」
影闇はUに対し、3年前の対決の事を問いかける。
U「3年経っても僕に執着するなんて哀れだな、影闇」
Uは影闇に対し、煽る形で哀れみの言葉を投げかける。
影闇「ふっ、私に憎しみを抱かせたのは貴方ですよ、U」
しかし、影闇はUに執着する理由は他でもないUが原因である事を口にする。
U「僕が原因………?」
Uは影闇の言葉に首を傾げる様子を見せる。
影闇「3年前、貴方は尽く私達の計画を妨害してきた。そして、半身とはいえ私は貴方に討たれる事となった。ここまで屈辱的な事はありませんよ………オマケにこの3年間、貴方はウズクチョから離れてしまった………お陰で復讐の機会を無くしてしまう所でしたよ」
影闇は続けて、Uに尽く計画を潰された事を根に持っていた。
U「僕はあくまでフータくん達に手を貸していただけだ。積極的に表立って戦っていた訳じゃない」
Uは、影闇の計画が潰されていったのはフータ達の活躍によるものであると口にする。
影闇「同じ事ですよ。貴方がこの戦いに関わっていた事は確かな事ですからね………」
影闇は、たとえ積極的に絡んでいなくともUがこの長い戦いに関わっていた事は事実である事を指摘する。
U「………そうだな。それはそうだ」
Uはそう言うと、影闇の言葉に頷く様子を見せる。
U「それで? お前はどうやって僕との決着をつけようって言うんだ?」
Uは影闇が求める決着がどのようなものかを問いかける。
影闇「それは3年前と同じ………貴方が今左腕に身につけているもので戦うんですよ………」
影闇はそう言うと、Uの左腕に身につけられたマジックファイルを指さしてきた。
U「………成程ね。コイツでケリをつけようって話だ………受けて立とうじゃないか!!」
Uはそう言うと、マジックファイルに入ったデッキを取りだすと、影闇に向けてそう言い放つのだった………
因縁の関係であるUと影闇の対決が再来する事となった。3年ぶりに対決を行う事となる中、2人の対決の行方は………?
To Be Continued………
次回予告
因縁の相手である影闇と改めて対峙する事となったU。マジシャンバトルでUとの因縁を追いかける影闇だが、Uは過去に囚われる影闇に対してまるで興味を示していなかったのだった………
次回「過去と未来の乖離」