影闇を倒した事で彼の力が消えてしまい、最悪な事に継美と離れ離れになる事となってしまった。しかしUは継美をフータ達と再び引き合わせる為に前へと進む事を口にするのだった………
第326話 英雄達の出張
一連の事件から数週間後、季節が春へと動いた時期のある日、Uはウズクチョ王立学院にある春香の研究室へと呼び出されていた。
U「急に呼び出してどうしたんだ、春香?」
Uは春香の呼び出しに首を傾げる。
春香「………昨日、私の研究室宛のお手紙が届いたんです。その内容がUさんにも関係があるのでお呼びしました」
春香曰く自身の研究室に手紙が届き、その内容がUにも関係がある事から呼び出したとの事である。
U「………聞かせてくれ」
Uは近くにあった椅子へ腰掛け、手紙の内容を問いかける。
春香「私達の元へ手紙を送ってきたのは、マジシエント大陸にあるマジェステント国の王族からなんです」
春香曰く、送ってきたのは別大陸であるマジシエント大陸にある国、マジェステント国という国家だった。
U「マジェステンドもマジシエント大陸も知ってる。確か隣の大陸だったはずだ」
Uは春香から言われた国家の名前を知っている様子を見せる。
春香「そのマジェステンド国から直々に招待状が届いているんです。そこに招待されているのが私とUさんという事です」
春香は手紙の内容をUに伝える。
U「成程ね。要はしばらくウズクチョを離れる程の話だって訳だ」
Uは話の内容をだいたい解釈する。
春香「そういう事です」
春香もUに話が伝わったのを確認すると、手紙を封筒にしまった。
U「………しかし、しばらく離れるなら学院はどうするのさ? 僕はまだいいが、春香はここで授業しないといけないんだろ?」
Uは春香に対し、王立学院内での講義はどうするのかと言う懸念を問いかける。
春香「………取り敢えず来年度は全て休講ですね。1年もかけずに戻れるとは思いますが、手紙の内容的に長くなりそうなので………」
春香は王立学院内の授業を休講して離れる事を決意していた。
U「………しかし、2人揃って招待されるなんて何を考えている事やら………」
Uは春香に送られた招待状についてそう呟く。
春香「大丈夫ですよ。私達2人一緒なら特段問題はありません」
春香はそう言って、招待状から感じる怪しさを理解しつつも、Uと2人なら問題ない事を語る。それを聞いたUは………
U「………ならやる事をやってから行こう。時間はいつだ?」
春香に対し、招待状に指定された日にちを問いかける。
春香「2週間後ですね。準備とか移動期間を考えるとあと2日で出たい所です」
春香は2日後に出かける事を口にする。
U「そんだけあれば充分だ。僕はやり残した事を終わらせてくる」
Uはそう言うと、やり残した事があるとして研究室を後にするのだった………
事件解決から数週間後、Uと春香の2人が新たな旅へと出る事が決まったその日、Uはやり残した事を終わらせる為に動き始めた。果たして、そのやり残した事とは………?
To Be Continued………
次回予告
一方、フータは継美と離ればなれになった事を未だに引き摺っていた。そんな彼に対し、Uは再び会うまでにフータがやらなければならない事を言い放つのだった………
次回「未来までの時間」