幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uが{暗黒の魔道士}を追加召喚した事で、Uの切り札格のカードは2枚となってしまった。フータも{絆の炎天馬騎士}を召喚し応戦するが、{冥界王の兵士長}を追加で召喚され、早急に対応しなければならない事態へと追い詰められてしまうのだった………

バトル状況
フータ 手札5枚、MP4、残りの魔4体
U 手札4枚、MP4、残りの魔5体


第333話 切り札撃破のタイムリミット

フータ「俺のターン、ドロー! MP1プラス!」

 

フータのターン。フータは現在{冥界王の兵士長}しか攻撃出来ない都合上、冥界王の兵士長の早急な撃破が求められていた。

 

フータ「俺はチェックのフェイズにて、手札2枚を捨てる事で{絆の炎騎士御剣}を召喚!」

 

フータはパワー3800の御剣をここで召喚する。

 

フータ「そして御剣で、ソルジャーを攻撃! 御剣は{炎騎士}の魔のパワーを攻撃時に限り1500プラスする効果がある!」

 

フータはパワー5300となった御剣による攻撃を行う。

 

U「速攻対抗カード{戦士の盾}を発動!」

 

Uは御剣の攻撃を無効化しようとする。

 

フータ「させるものか! 俺は手札1枚を捨て、速攻対抗カード{魔術の無効化}を発動! その防御魔法を無効化だ!」

 

しかし、フータは魔術の無効化でUの防御魔法を打ち消した。これにより、御剣の攻撃で冥界王の兵士長は破壊された。

 

U「ソルジャーを潰してきたか………」

 

Uは冥界王の兵士長を倒された事に驚いていた。

 

フータ「(行ける………!)………ペガサスでダークを攻撃!」

 

フータはここで攻撃を仕掛ける。

 

U「速攻対抗カード発動! {マジシャンズプロテクト}! このターン中、暗黒の魔道士は破壊されない!」

 

しかし、Uは暗黒の魔道士を守る防御魔法も持っており、上手くその場を耐えられてしまった。

 

フータ「ぐっ、ターン終了………」

 

フータはやむなくターンを終える。

 

エマ「フータ、なんとかU様の魔を1体減らせたわね………!」

 

エマはフータの善戦を喜ぶ。

 

メリル「………どうかしら。ダークを場に残してる時点で嫌な予感しかしないわ………」

 

だが、マジシャンバトラーとしてのUをよく知っているメリルは依然としてUの戦術が崩れていない事を予感していた。

 

U「僕のターン、ドロー! MP1プラス。僕はチェックのフェイズにて{龍破壊戦士}を召喚!」

 

続くUのターン。Uは龍破壊戦士を召喚すると………

 

U「フータくん、君は良く頑張った方だ。しかし、これは防げるかな!? 僕はフィールドに伏せておいたカード達をまず2枚順番に発動する!」

 

なんと、1ターン目に伏せておいたカード達のうち、2枚の発動をここで宣言する。

 

U「まず1枚目は魔法対抗カード{魔の融合}!」

 

1枚目はUの切り札カード{魔の融合}だった。

 

フータ「なっ!? 魔の融合………!? まさか初手に持ってたのか………!?」

 

フータはUが初手に魔の融合を持っていた事に驚いていた。

 

U「これにより、ダークとバスターを融合させ………いでよ、{暗黒の龍殺し(ダークドラゴンスレイヤー)}!!」

 

Uは以前までのフータ達との共闘では見せていなかった魔を召喚。更に………

 

U「2枚目! 僕の残りの手札2枚を捨て、フィールド魔法{ドラゴンのフィールド}を発動! 本来は手札を3枚捨てるこのカードは、これにより、お互いの場の魔の能力耐性を無視し、全ての魔を強制的にドラゴン族とする!」

 

なんとここでUはお互いの魔をドラゴン族にするドラゴンのフィールドを発動した。

 

メリル「ここでドラゴンのフィールド………! という事は、バスターの効果を得たダークは勿論パワーが上がる! しかも融合効果でその上昇量は相手の場にいるドラゴン族の魔のパワー合計の4分の3になってる………!」

 

メリルはこの状況を見て、暗黒の龍殺しもパワーが一気に上昇している事を指摘する。しかもその上昇量はフータの場にいるドラゴン族の魔のパワーの4分の3であり………!?

 

U「ドラゴンスレイヤーのパワーは効果により5475上昇し、元のパワー3200と併せて、パワー8675となる!」

 

パワーは8675と暴力クラスの数値となってしまった。

 

U「そして最後の手札はこのカード! 魔法対抗カード{零からの宝札}を発動! 今の僕の手札はこのカードのみ! よってカードを5枚ドローする!」

 

オマケに最後に手札に残していたのはドローカードであり、Uは手札を大量に使ったにも関わらず手札を5枚に戻した。

 

フータ「(手札が減らねえばかりか、伏せてたカードのうち2枚はコンボの為のブラフだった………くそ、Uさんにしてやられた………というか、相変わらずイカれた引き運だ………!)」

 

フータは伏せられたカード達の内2枚が初手1ターン目から隠れていたコンボパーツであり、罠ではなかった事からしてやられた気持ちだった。

 

U「更にドラゴンスレイヤーはドラゴン族の魔全てに同時攻撃が出来る!」

 

そしてUの絶望を引き起こす展開は止まる事を知らず、暗黒の龍殺しにはドラゴン族の魔全てに同時攻撃が出来る事も明らかとなった。

 

エマ「マズイ………!!」

 

当然これにはエマも焦っていた。

 

U「くらえ! ドラゴンスレイヤーの攻撃! {龍瞬殺撃(ドラゴンしゅんさつげき)}!!」

 

Uは暗黒の龍殺しで攻撃を宣言。

 

フータ「そ、速攻対抗カード発動! {絆の守り}! すまない、ペガサス………!! 攻撃対象を、カード名に{絆}を含む魔………ペガサスのみに変更させる!」

 

フータはなんとか防御魔法を発動し、絆の天馬炎騎士のみを犠牲にこの場を耐えた。

 

U「………やるね。ターン終了」

 

Uは素直にフータの行動を賞賛する。絆の天馬炎騎士が破壊された事で、暗黒の龍殺しが効果の対象に出来る魔は御剣のみとなり、パワーも6050にダウンするが、依然として絶望的状況に変わりはなかった。

 

フータ「(ソルジャーを倒したと思ったら次はドラゴンスレイヤー………苦しい展開が続くな………)」

 

フータは苦しい展開が続く事に冷や汗を流すのだった………

 

 

 

Uの冥界王の兵士長を撃破してもなお、圧倒的な戦術でフータを圧倒し続けるU。次の切り札である暗黒の龍殺しを前にフータはどう立ち向かうのか………!?

To Be Continued………




次回予告
フータは暗黒の龍殺しも早急に倒さなければ打つ手が無くなる状況だった。しかし、フータは冷静にその場に対する対抗打を構築するのだった………
次回「絶体絶命での冷静さ」

魔の解説
・暗黒の龍殺し(ダークドラゴンスレイヤー)
愛称 ドラゴンスレイヤー
属性 魔法使い族/戦士族
パワー 3200
召喚条件 {暗黒の魔道士}と{龍破壊戦士}の融合により召喚。
効果「・このカードは相手のドラゴン族の魔のカード効果を受けず、攻撃時に相手のドラゴン族の魔のカード全てに攻撃でき、その攻撃時に限り、相手のドラゴン族は能力を無効化される。この能力は無効化されない。
・このカードのパワーは、相手の場のドラゴン族の魔のカードのパワー合計の4分の3だけ、パワーをプラスする。」
攻撃技{龍瞬殺撃(ドラゴンしゅんさつげき)}
フレーバーテキスト「『最強種族のドラゴン………それを全て滅ぼす力というのは、危険にして偉大だな………!』」
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