フータがUに勝つという衝撃の展開となる中、Uはフータを認める様子を見せると共に、彼が未来を生きる覚悟を決めた事を悟る。だが、フータはUに勝っても尚、彼を追いかけるように憧れの様子を変えない姿勢を見せたのだった………
フータvsUの対決から一夜明け、Uと春香はマジシエンド大陸にあるマジェステンド国に向かう為、国の門の前でバイクに乗っていた。そんな彼等の旅立ちに真子とユリス、メリルの3人が見送りに来ていた。
U「港まではだいたい4、5日もあれば行けるだろうが………本当にバイクで行くので良かったのか?」
Uは春香に対し、バイクで行くルートで良いかを問いかける。
春香「急いでいくのも疲れますし、ゆっくり行きましょうよ」
春香はそう言って、バイクでゆっくり行くルートの方がいい事を口にする。
U「まあいいけどな。僕もバイクは好きだし」
Uはそう言うと、春香にヘルメットを渡す。Uは突然のようにノーヘル運転をするつもりだった。そんな中、フータとエマが慌てた様子でU達の元へ走ってきた。
フータ「Uさん! はあっ、はあっ………」
フータ達は息を切らした様子でUに声をかける。
U「フータくんにエマちゃん………! どうしたんだい?」
Uは2人の様子に驚く様子を見せる。
フータ「Uさんを見送りに来たんです………!」
フータはそう言って、Uの見送りに来た事を語る。
U「そうか………わざわざありがとうな」
Uは嬉しそうな様子で感謝の言葉を述べる。そして、Uは見送りに来てくれたフータ達に視線を向けると………
U「………そうだな。下手したら1年くらい会わないかもしれないしな。この際言っておくか」
Uは何かをフータ達に伝える事を決める様子を見せる。
U「フータくん、エマちゃん、ユリス。君達はこれからウズクチョを盛り上げていく中枢になる子達だ。僕達のような戦いの人生じゃない。幸せで楽しい人生を生きろ。マジシャンバトルは幸せな人生を生きる為の象徴になりうるゲームだ。君達がそれを楽しんで生きろ、今の僕から言える励ましというか………希望の言葉だ、忘れるなよ」
Uはそう言ってバイクのエンジンをかける。U達が旅立とうおするのを目にしたフータは………
フータ「Uさん! また会える時まで! 次に会う時までの間に俺、もっと強くなります!!」
そう言って、Uに対しもっと強くなる事を約束する言葉を口にした。Uは背を向けたまま手を振ると、バイクを走らせ、ウズクチョから旅立っていった。そして、フータはUの後ろ姿を目にすると………
フータ「(また会える………その時まで俺はもっと強くなってみせる………!!)」
Uと再会する時までにもっと強くなる事を心の中で誓うのだった………
U達は先の計画通りウズクチョを旅立って行った。英雄がウズクチョから再び離れる中、フータ達はウズクチョを盛り上げる少年達として、マジシャンバトルを続けていく事となったのだった………
To Be Continued………
次回予告
3ヶ月後になってもフータ達はマジシャンバトルを楽しんでいた。彼等が過ごすのは、これまでの激闘を忘れさせるような平和な日常であった………
次回「普通の少年フータ」