幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uとの再会を喜ぶフータ達。そんな中、メリルは素性に秘密のある継美について問いかける。それを聞いたUは継美の話を始めるのだった………


第46話 4年前の出会い

これは4年前のウズクチョでの事………

 

U「ふうっ………まだまだ戦いは終わりそうもないな」

 

この時のUは、世界を滅ぼそうとする敵との戦いに身を投じている最中だった。

 

??「ひぐっ………ううっ………!」

 

Uは鳴き声を聞きつけた。

 

U「………? なんだ………?」

 

Uは鳴き声の聞こえた方へ向かう。路地裏の方へ向かうと、この世界のものではない制服姿の少女が1人蹲る形で泣いていた。

 

U「………大丈夫か?」

 

そんな少女にUは声をかける。

 

??「ひぐっ………貴方は………?」

 

少女は怯えるようにそう問いかける。

 

U「僕はU。君は?」

 

Uは少女の名を問いかける。

 

??「………私は………八重継美です………」

 

その時の少女の名こそ八重継美だった。

 

U「継美ちゃんか………」

 

Uは継美の名前を口にする。

 

U「君はどこから来たんだい?」

 

Uは継美の出身を問いかける。

 

継美「………日本って国なんです。でも、誰に話しても知らないと返されて………」

 

継美の出身は日本という現実の世界と同じ国だった。

 

U「日本………君もか」

 

Uは静かにそう呟いた。

 

継美「え………? 知ってるんですか………?」

 

継美は首を傾げる様子を見せる。

 

U「まあね。こう見えて僕もこの世界においては異世界から来た人間だからさ」

 

Uは自身が同じ異世界から現れた存在だと語る。しかし、継美は話が分からないと言いたげな様子で首を傾げてしまった。

 

U「………まあその辺の詳しい話は後でやろう。それより………君は1人なのか?」

 

Uは話を変え、継美に他の知り合いはいないか問いかける。

 

継美「………1人です」

 

継美は1人ぼっちである事を呟く。

 

U「1人は寂しいだろ………そうだ、ちょっと待ってて」

 

Uはそう呟くと、自分の体に光を纏わせる。

 

継美「えっ………!? い、一体何が………?」

 

継美は首を傾げる様子を見せた。次の瞬間、Uの手元にマジシャンバトルのカードが生成される。

 

U「さあ、出てきな………{装着の天使}!」

 

Uはこの時に装着の天使を生み出し、更に装着の天使を実体化させた。

 

継美「て、天使のような女性が生まれた………!?」

 

これには継美も驚きを隠せずにいた。

 

U「エンジェル、彼女の友達になってあげてくれ」

 

Uは生まれたばかりの装着の天使にそう指示した。

 

エンジェル「仰せのままに………」

 

装着の天使はUの指示を受け………

 

エンジェル「よろしくね、継美」

 

この日から継美の相棒兼友達となったのだった………

 

 

 

継美の大きな秘密であった装着の天使の出生。それは彼女の身を考えたUの配慮であった事が明かされたのだった………

To Be Continued………




次回予告
それからUは大金を譲ると共に、ウズクチョから少し外れた人知れずの洞窟にやってきた。そこでUは、メリルが迎えに来るまでずっと待つように言いつけ………?
次回「4年間の待ち」
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