フータと真子の対決は、フータの切り札{絆の戦士}の効果によってフータが勝利を収めたのだった………
フータが真子に勝利してから数日。フータはエマと共にこの日もメリルの店へやって来ていた。
真子「フータくん、ご機嫌だね」
そこへジュースを持ってきた真子が声をかけてきた。
エマ「別に………ただのマジシャンバトルバカなだけですよ………」
フータの喜ぶ顔を見るエマは呆れた様子で言葉を返した。
真子「うふふ………」
真子は思わず笑いを零した。そんな中、真子の元へ駆け寄ってくる制服姿の少女3人組が。
???「真子お姉ちゃん」
そのリーダー格と思われる灰色髪の少女が真子に声をかけてきた。
真子「あれ、ユリスちゃん………!」
真子とは知り合いのユリスという少女。
フータ「………え? ちょっと待ってくれ………今、お姉ちゃんって言ってなかった?」
フータは、ユリスが真子の事をお姉ちゃんと言った事に首を傾げる。
ユリス「うん、真子お姉ちゃんは私のお姉ちゃんだよ」
ユリスは特に否定する様子はなく、真子が姉だと告げた。
真子「義理のね。でも、妹なのは否定しないよ」
真子曰くあくまで義理ではあるらしいが、姉妹なのは確からしい。
フータ「へぇ、真子さんの妹かぁ………」
フータが馴れ馴れしそうにユリスに近づくと………
??「ちょっと貴方!! ユリスちゃんに馴れ馴れしいわよ!!」
右側にサイドポニーがある少女が声をかける。
フータ「な、なんだよアンタら!?」
フータは驚く様子を見せる。
ユリス「大丈夫だよ、ライちゃん」
ユリスはライと呼んだ少女を宥める様子を見せる。
ユリス「元々、目的は彼だしね」
ユリスは続けてそう呟くと、フータの顔を覗く様子を見せる。
フータ「な、なんだよ?」
フータは首を傾げる様子を見せる。
ユリス「………まあマジシャンバトルは強いのかな。本気じゃないとはいえ真子お姉ちゃんに勝ってるし………」
ユリスはフータの強さを測っていた。
フータ「はあっ!? な、何言ってるんだよ………!?」
ユリスの言葉に声を荒らげるフータ。すると、これまで口を開いていなかった、左側をサイドポニーで纏めた少女が口を開いた。
??「………その子、町の子供達の間では有名な子だよ。多分、王立学院なら強い方に当たるかも………」
その少女は、フータの強さを噂程度ながら知っているようでそう評した。
ユリス「そうなの? レフちゃん」
その少女の事をレフと呼んだユリスはその情報を聞き………
ユリス「………わかった。貴方、確かフータくんって言ったね」
ユリスは左腕に装着したマジックファイルを構えると………
ユリス「私とマジシャンバトルして欲しいの」
フータとのマジシャンバトルを要求してきた。
フータ「………理由はよく分からないが………マジシャンバトルなら大歓迎さ!」
フータはそのマジシャンバトルの申し出を快く引き受けた………
その後、2人はバトルフィールドへ向かう。フータにはマジックファイルが無い為、今回もマジックマシーンを使う事に。
エマ「なんという急展開………あの、ユリスさん………? って強い人なんですか?」
エマは半ば怯える形でライとレフにユリスの強さを問いかける。
レフ「………怖がらなくていいよ。ライは口調が強いだけ」
レフはフォローするようにエマへ声をかける。
ライ「口調が強いって何よ………まあ、そうね………ウズクチョ王立学院では中等部2年の中でトップクラスのマジシャンバトラーよ」
ライはユリスの強さを説明。そのレベルはかなり高いようだ。
エマ「中等部2年………ってことは、私達と同じ14歳なんですか!?」
エマは、3人組と同い年である事を察知した。
レフ「………ユリスちゃんだけ11歳。一気に飛び級している天才児だよ」
しかし、ユリスだけは11歳という飛び級児であるという。
エマ「ええっ!? (いくら負け知らずのフータでも………あんな子に勝てるの………!?)」
エマの中で、フータへの心配が強まるのだった………
フータの前に現れた、真子の義妹ユリス。ウズクチョ王立学院ではトップクラスの強さを持つ彼女を相手にフータはどこまで戦えるのか………!?
To Be Continued………
次回予告
フータvsユリスの対決。ユリスの使うデッキは戦士族と魔法使い族、2つの属性を持ったデュアル属性の魔達で………!?
次回「2属性の魔達」