進化形態、絆の月戦士の能力を駆使してホログラムとの対決を制したフータ。その勝負後、何故か絆の月戦士は実体化したままであり………!?
フータ「………って事があって………ボンドが実体化してしまったんだよ!!」
しばらくして、フータは店でアルバイトする継美に会うと、絆の月戦士が実体化した事を説明する。
継美「ボンドが実体化………エンジェルと一緒だね………?」
継美は驚きを隠せない様子で、同じく実体化していた装着の天使に視線を向ける。
エンジェル「………その魔の進化に創造主様が絡んでいるなら別に不思議じゃないかもしれないわよ? 店長の話を信じるなら、創造主様の力で実体化した魔は少ないらしいし」
装着の天使も驚きこそしていたが、誕生経緯にUが絡んでいるなら別に不思議でもないと言いたげな様子だった。
???「あれ………? ボンドが実体化してる………?」
そこへ少女の声が聞こえてきた。フータ達が声の聞こえた方に視線を向けるとそこには………
フータ「ユリス………!」
店にやってきたユリスが立っていた。
フータ「そうなんだよ、俺のボンドまで実体化しちゃったんだよ! Uさんにボンドを進化させてもらってからなんかこんな事になっちまってさ………!!」
フータはユリスに対して、絆の月戦士の実体化について話をする。
ユリス「へぇ、お父さんが………」
ユリスはそう呟くと、地面に向けて俯き………
ユリス「………羨ましいな」
ボソッとそう呟いた。
フータ「ユリス………? どうかしたか?」
フータはユリスに向けて首を傾げる。
ユリス「ううん、なんでもない」
ユリスは無表情に戻り、フータに向けて何事も無かったかのようにそう呟く。
フータ「(どうしたんだ、ユリスの奴………?)」
フータはユリスの様子に首を傾げる。すると………
???「………あら? 貴方達は………」
もう1人会話に混じってくる人物が現れる。フータ達はその人物に視線を向けるとそこには………
フータ「………! 貴方は確か………キリエの姉さんの………!!」
???「エミル=レボナガシです。お久しぶりですね、フータくん」
キリエの姉であるエミルがいた。
継美「お1人でどうしてこの店に………?」
継美はエミルが1人で店へやって来た事を疑問に感じていた。
エミル「メリル様に少し用事がありましてね」
エミルはメリルへ会いに来たようだ。
継美「えっと………メリルさん、昨日からずっと地下室に籠って出てこないんですよね………真子さんも今日はお休みですし………」
しかし、メリルは対応できる状態ではないらしい。それを聞いたエミルは………
エミル「そうですか………では、また出直す事にしましょう。継美さんでしたよね? メリル様に伝言をお願いします。エミル=レボナガシは明日、改めてこちらへ訪問させて頂きますと」
店で働く継美に伝言を残して帰ろうとした。しかし………
ユリス「あ………あの………!!」
ユリスはエミルを引き留める言葉を口にするのだった………
実体化の理由に首を傾げるフータ。そんな中で現れたエミルを引き止めるユリス。果たして、ユリスの中で何が揺れ動いているのか………?
To Be Continued………
次回予告
ユリスは内心、フータ達の魔が実体化した事を羨んでいた。そこでユリスはエミルに手がかりを問いかけるように会話をし始め………?
次回「ユリスの憧れ」