幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
エミルの戦術に苦戦させられるユリス。しかし、彼女の諦めない気持ちを見たとある人物により、{双力の魔法戦士}は{双力の月魔法戦士}へと進化を遂げ………!?


第70話 勝負の決着

エミル「私は3体目の{守りの魔法使い}を召喚します」

 

エミルは最後の魔を召喚する。しかし、今更パワー1900の魔が現れても、ユリスの敵ではなかった。

 

エミル「私のターン、ドロー」

 

エミルはカードを引く。しかし、それは逆転に繋がるカードでは無かったようであり………

 

エミル「(………私にもう打つてはありませんね………)………ターン終了です。さあ、思いっきりトドメを刺してください………!!」

 

エミルは潔く自身の敗北を認め、トドメを刺すように呟く。

 

ユリス「………私のターン、ドロー!! 私はツインパワーで、守りの魔法使いを攻撃します!!」

 

ユリスは自身のターン開始と共に、即座に攻撃を仕掛ける。双力の月魔法戦士による一撃で、守りの魔法使いは破壊された。

 

フータ「ゆ、ユリスが勝った………! でも、なんでツインパワーが突然進化したんだろう………またUさんの仕業だったりして………」

 

フータはユリスの勝利を喜んでいたが、何故双力の月魔法戦士へ進化した事に驚きを感じていた。エミルは店の入口の陰へ視線を向ける。

 

エミル「(………あの影にいるのは間違い無くU様だわ………ユリスちゃんの魔を進化させた意図までは分からないけれど………まあ、見なかった事にしましょうか………)」

 

エミルは影から見ている人物の正体がUであり、彼の手引きによって、双力の月魔法戦士へ進化した事を悟った。そして影で勝負を見ていたUは………

 

U「ユリスの夢、叶えたよ。だから………もっと強くなってくれ。僕くらいにまでな………」

 

一言、そう呟いてその場を後にした。その後、ユリスはエミルの前に立ち………

 

ユリス「対戦、ありがとうございました」

 

エミルに対し頭を下げる。

 

エミル「ふふっ、例には及びませんよ。どうやら、貴女の夢も叶ったようですしね」

 

エミルはそう言うと共に、ユリスの後ろを指さす。ユリスは首を傾げながら背を向けると………?

 

ツインパワー「………やあ、ユリス」

 

なんと、双力の月魔法戦士が実体化していた。

 

ユリス「つ、ツインパワー………なんだよね………?」

 

ユリスは動揺しながら問いかける。双力の月魔法戦士は喜ぶ様子を見せる。

 

ツインパワー「そうさ。初めましてだな」

 

双力の月魔法戦士はユリスに対し好感的な様子で挨拶をする。それを聞いたユリスは驚きを隠せなかったのか、そのまま目を回して倒れてしまった。

 

フータ「ゆ、ユリス!?」

 

ユリスの気絶に、フータは慌てふためくのだった………

 

 

 

エミルとの対決を制すると共に、相棒が実態化する夢を叶えたユリス。そして魔の進化にまつわる話はまだ1つあるのだった………

To Be Continued………




次回予告
フータ、ユリスと相棒の魔が進化した話をエマに話す事に。それを聞いたエマは複雑な感情を見せ………?
次回「少女の複雑な心」
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