1人違う現状に置かれ、劣等感を抱いてしまうエマ。そんな彼女に対し、Uは魔の進化の話を持ちかけてきて………!?
エマ「条件………ですか?」
エマは首を傾げながらそう問い返す。
U「なあに、実に簡単な話さ。とある相手とマジシャンバトルする。それだけだ」
Uはそこまで難しくはないと言わんばかりにそう説明する。
エマ「(マジシャンバトルをやるならそこまで難しい話では無いかも………)」
エマはそう言ってデッキを取り出すが、ここである事に気付いた。
エマ「でも私、マジックファイル持ってませんよ?」
そう、彼女にはマジックファイルが無い。かと言って彼女に買うお金がないのもまた事実ではあるのだが。
U「それもそうか………じゃあちょっと待っててくれ」
Uはそう言うと、目にも止まらぬ速さでその場から消えた。
エマ「き、消えた………!?」
エマは驚きのあまり口を開けてポカーンとしていた。そしてそれから1分もしないうちにUが戻ってきた。彼の手にはマジックファイルの入った箱がある。
エマ「それって………マジックファイル!?」
エマは、Uが突然これを持ってきた事に驚く様子を見せた。
U「ああ、メリルの店で買ってきたんだ」
Uはそう言ってエマに渡す。
エマ「い、いいんですか………? これってかなり高いはずじゃ………?」
エマは高価なものをあっさり渡された事に困惑していたが………
U「大丈夫大丈夫、ここ3年間で100年くらいは贅沢できるお金稼いで来たからさ〜」
U曰く金が有り余っているので問題ないらしい。
エマ「(な、何者なんだろうこの人………?)」
エマはUが何故そんな大金を持っているのか不思議でならなかった。何はともあれ、マジックファイルを手に入れたエマは、自らの左腕にファイルを装着し、デッキをセットする。
U「様になってるじゃないか」
Uはそう言って、エマにマジックファイルが似合っていることを伝える。
エマ「しかし………相手とは誰なんですか?」
エマは首を傾げながら条件にあったマジシャンバトルの相手を問いかける。
U「それはね、コイツさ………!」
Uはそう言うと、右手に月の神の力を纏わせる。するとその直後、Uの隣に金色の盾騎士が出現する。
U「こいつが相手になってくれるぜ」
Uはそう説明。それを聞いたエマは………
エマ「魔と勝負………って事ですか!?」
そう言って驚きを隠せなかった。
U「さあ、どうする? やるかい?」
Uはエマに対し勝負をするか問いかける。この時、エマの答えは既に決まっていた。
エマ「………はい!!」
エマはそう言うとマジックファイルを構えた。魔も空中にデッキを浮かす形で勝負の意志を見せると、互いに手札を5枚デッキからドローし………
2人「マジシャンバトル………スタート!!」
勝負を開始するのだった………
エマvs魔による対決。果たして、エマはこの戦いでUに認められるだけの戦いが出来るのか………!?
To Be Continued………
次回予告
Uが創造した魔の戦い方は、守りを固めつつ、強い魔で攻める戦法だった。それは、エマに似た戦い方であり………!?
次回「似ている戦術」