幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
互いに防衛戦術を展開する影響で、膠着状態に陥るエマvs月光の守り人の対決。果たして、この状態を変えるのはどちらなのか………!?


第75話 守りと攻め

エマ「(攻撃の意味が無い以上、どんなに攻めたって意味が無い………)………私のターンは終了です」

 

攻めの意味が無くなってしまったエマはやむなくターンを終了。続く月光の守り人のターン。月光の守り人はドローの後に、チェックのフェイズにおいて2枚目の大盾の戦士を破壊し、新たな魔を召喚する。

 

U「(おっと、{攻防の騎士(オフェンスアンドディフェンスナイト)}か。奴はパワーこそ0だが………)」

 

その魔は素のパワーが0だが、月光の守り人は構わず花の騎士へ攻撃に来た。

 

エマ「な、なんでパワー0の魔が攻撃を………!?」

 

なぜ無謀な攻撃を………? そんな事を考えていたエマだったが、花の騎士は逢えなく爆散してしまった。

 

エマ「花の騎士が破壊された………まさか、また何か効果があるんですか………!?」

 

エマはまたしても何らかの効果が発揮された事を悟る。

 

U「攻防の騎士は確かに元のパワーは0だ。普段は魔法ダメージを受けない事くらいしか利点は無いんだけど………」

 

Uは解説の中で口元に笑みを浮かべると………

 

U「そいつはバトル中に限り、コントローラーの場にいる他の魔1体と同じパワーになる利点があるぜ………!!」

 

攻防の騎士が持つ効果について説明。それを聞いたエマは………

 

エマ「つまり………月光の守り人のパワーをバトル中に得たって事ですか………!?」

 

エマは効果による影響を察し、驚きを隠せない様子でそれを口にする。

 

U「そうだね。つまり、奴も実質パワー6400みたいなもんだね」

 

Uはそう言って、攻防の騎士の状態を説明。しかも月光の守り人がいる限り、エマは攻防の騎士を攻撃できない為、エマの絶望をより大きくしていた。しかも、攻めの守り人側から崩す事もやはり難しく、攻撃面でも防御面でもエマを凌駕していた。しかも月光の守り人による攻めはまだ終わらない。月光の守り人は手札2枚を捨てると、速攻対抗カード{連続攻撃}を発動。これにより、攻防の騎士はもう一度攻撃可能に。

 

エマ「あ………ああ………!!」

 

エマは恐怖に怯えていた。そして、攻防の騎士による攻撃でとうとう花の魔法使いまで破壊されてしまった。

 

U「(エマちゃんの心を折るにはかなり大きい一撃だが………果たしてどうなるかね………?)」

 

Uは心の中で、この場面でのエマの判断を期待するのだった………

 

 

 

月光の守り人による攻防一体の攻めに追い詰められてしまうエマ。切り札の花の魔法使いまでも失ったエマには最早勝ち目は無いのか………!?

To Be Continued………




次回予告
切り札を失ったエマは絶望的な状況に。しかし、フータとユリスの事が頭をよぎった時………!?
次回「少女の本心」

魔の解説
・攻防の騎士(オフェンスアンドディフェンスナイト)
愛称 オフェンスアンドディフェンス
属性 戦士族
パワー 0
召喚条件 自分場の魔のカード1枚を破壊する。
効果「・このカードは魔法カードによるダメージを受けず、相手カードの効果でパワーは変更されない。
・このカードのバトル時、このカード以外の自分場にある魔のカード1枚を選ぶ。選んだらこのバトル中に限り、このカードのパワーは選んだ魔と同じとして扱う」
攻撃技 {攻防一体(オフェンスアンドディフェンスアズワン)}
フレーバーテキスト「彼にとって守りは攻めであり、攻めは守りなのだ………」
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