フータvsユリスによる互いの1ターン目。2人は初手から手札を使った勝負を見せる早い立ち上がりとなり………!?
フータ「なら次に俺は{絆の槍戦士}を召喚!」
フータは2枚目の魔を召喚。
フータ「俺のターン、ドロー!」
フータはカードをドローする。
フータ「(出来ればこのまま多重戦術に持ち込みてぇが………あの子の手がまだよく分からない内は無理して狙いに行かなくていい………それより、こっちは実質装備カードが封じられちまった………あの魔に何が弱点はねぇのか………?)」
フータはマジックマシーンの機能で、魔法戦士長の効果を調べる。すると、ある事に気付いた。
フータ「(………! あの魔、対抗カードでパワーをプラス出来ねぇのか………!!)」
フータは魔法戦士長の持つ効果がデメリット効果である事を知る。
フータ「………なら、これを使わせてもらうぜ! 速攻対抗カード{戦士の絶好調期}!」
フータは手札からカードを発動。
フータ「コイツは1ドローの後、1ターンの間、互いの場にいる戦士族の魔のパワーを700プラスするカード!」
フータはカード効果を説明。
エマ「待って! そうなったらユリスちゃんの魔だってパワーが上がっちゃうはずよ!!」
エマはフータの動きに困惑する様子を見せた。
レフ「いや………彼の戦略は上手いよ。ユリスちゃんの魔法戦士長は対抗カードの効果でパワーを増やせないから………!」
しかし、これは良戦術という様子を見せるレフ。そう、魔法戦士長は対抗カードによる効果でパワーをプラス出来ない為、パワーが上がるのは絆の槍戦士のみ。オマケに1ドローも付くので何のデメリットも無くパワーを2400にアップさせ………
フータ「絆の槍戦士で攻撃! 更に、俺の攻撃の1番手が絆の槍戦士の場合、攻撃は無効化されねぇ!!」
フータの絆の槍戦士による無効化されない攻撃。ユリスは黙って魔法戦士長の破壊を受けいれた。
フータ「よし!」
フータは喜ぶ様子を見せる。
ユリス「へぇ………少しはやるんだね」
ユリスもフータの腕前を少しばかりよく認識する。
ユリス「でも、これはどうかな? 私は{闇の魔法戦士(ダークマジックウォーリアー)}を召喚!」
ユリスは2体目の魔を召喚する。フータはマジックマシーンで効果を見る。
フータ「今度は装備カードを身につけた際にパワーを200マイナスする効果を持ってんのか………!!」
フータは効果を確認。するとユリスが口を開いた………
ユリス「………多分もう察知してると思うけど………2属性の魔はそれぞれの種族の恩恵を受けられる反面、デメリットを持つカードが多いの。でも、マジシャンバトルはデメリットであろうと向き合い方次第では最高の戦術を見せる事が出来る。今の私みたいにね………私のターン、ドロー」
ユリスはそう言ってデッキからカードを1枚引く。
ユリス「このカードは装備カードによる上昇値が200減るけれど、そもそも今はフィールド魔法{同種族武器禁止令}が出ている。だから、このデメリットなんてあってないようなものだよ」
ユリスはそう呟くと………
ユリス「闇の魔法戦士はパワー2100! 絆の槍戦士はパワー1900! このまま攻撃だよ!」
ユリスは攻撃宣言をする。
フータ「速攻対抗カード{戦士の盾}発動!」
フータはこれを防ごうとする………
ユリス「手札1枚を捨て、速攻対抗カード{魔術の無効化}発動」
しかし、ユリスはこれを無効化。フータの絆の槍戦士を破壊した。
ユリス「貴方が強いのは否定しない。けれど、勝つのは私だよ………!」
ユリスが見せたマジシャンバトラーとしての顔は、強い闘志と勝利への意志を持っていたのだった………
フータが押し返したのも束の間、ユリスは次の魔で再び有利を取った。果たして、この勝負を制するのはどちらなのか………!?
To Be Continued………
次回予告
フータは多重戦術を解禁し、ユリスに食らいついて行く。しかし、ユリスは敢えてフータの土俵に乗ってきて………!?
次回「知略の少女」
魔の解説
・闇の魔法戦士(ダークマジックウォーリアー)
愛称 マジックウォーリアー
属性 戦士族/魔法使い族
パワー 2100
効果「このカードが装備カードを装備している時、パワーは200マイナスされる。」
攻撃技 {魔法斬り(マジックスラッシュ)}
フレーバーテキスト「2つの属性を持ち、安定性を増した者達を、人は魔法戦士と呼ぶ………」