幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uに恨みを持つ男、カイスはUに対しマジシャンバトルを挑もうとしていた。しかし、それを断ったUに変わってフータが勝負を受けようとし………!?


第81話 切り札の集結

カイス「俺がお前のようなクソガキと戦えだと………!?」

 

カイスは不満そうな様子を見せる。しかし、Uは月の神の力を右手に纏わせると、突如としてバイクを出現させる。

 

U「………もう行っていいかね」

 

Uはカイスと戦う気が元々ないのか、この場を去ろうとしていた。

 

カイス「ぐっ………! 分かった! 受ける! 受けるからせめてこの勝負を見てから判断しろ!!」

 

カイスは慌てて勝負を受ける意志を見せた。

 

U「………それなら残るか。フータくん達にもしもの事があっても困るしな」

 

それを聞いたUはバイクの座席に座りこそしたが、勝負を見る気なのかエンジンはかけていない。

 

エマ「フータ………大丈夫なの?」

 

その一方で、エマはフータに対し不安な様子を見せる。

 

フータ「大丈夫さ………でもエマとユリスに1つだけ頼みがある………2人の切り札を貸してくれ!」

 

フータは不安では無いものの、突如としてエマの切り札{花の月魔法使い}とユリスの{双力の月魔法戦士}を貸す事を依頼し、頭を下げた。

 

ユリス「それは全然構わないけど………フータくんのデッキって{絆}の付いたカードのデッキじゃなかったっけ………?」

 

ユリスは貸す事自体には了承しつつも、デッキのシナジーに合わないのでは無いかと不安な様子を見せる。

 

フータ「俺に考えがある」

 

しかし、フータも無策では無いようであり、自信満々にそう呟いた。

 

エマ「………分かったわ、はい」

 

エマはフータの性格を理解している為か、特に疑う事もなく受け入れる事に決め、{花の月魔法使い}のカードをフータに渡した。

 

ユリス「………勝ってね?」

 

ユリスはまだ疑問が晴れないものの、{双力の月魔法戦士}のカードをフータに渡す。フータは2人の切り札をデッキに入れると………

 

フータ「さあ、勝負を始めようぜ!」

 

カイスへ勝負の開始を促す。

 

カイス「騒ぐな。既に決着は決まっているのだからな」

 

カイスは少し落ち着いたのか、静かにデッキからカードを5枚引く。そしてフータもUから貰ったカードをデッキに入れてシャッフルした後、デッキから5枚カードを引く。

 

U「(フータくんに渡したカードは使い所が限られてはいるが………君なら使いこなせるはずだ………!)」

 

Uはフータを信じるようにそう考えた。そして………

 

2人「マジシャンバトル………スタート!!」

 

フータとカイスは勝負を始めたのだった………

 

 

 

Uとの対決を賭けたフータvsカイス。果たして、この対決を制するのはどちらなのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
カイスは攻撃寄りのデッキを使ってフータに攻撃を仕掛けていく。しかし、フータは特に動揺する事は無く………!?
次回「冷静なフータ」
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