メリルに{破壊の魔王}のカードを渡し、メリルがこれを調べるが、その力は未知数だった。フータ達に迫る新たなモノとは………!?
第88話 国のお触れ
それから数日、フータはエマとユリスにそれぞれ{花の月魔法使い}、{双力の魔法戦士}のカードを返却。メリルに釘を刺されたのか、{絆の月戦士}について、普段はカードのまま持ち歩くよう言われた。
ボンド「………不便だな、カードの中に入りっぱなしなんて」
絆の月戦士は不満を口にする………
フータ「仕方ないだろ。メリルさんに怒られるし」
フータは絆の月戦士の気持ちを理解しつつも、落ち着かせる様子でそう返した。
ボンド「………わかったよ。フータに迷惑かける訳にはいかないし」
絆の月戦士はフータの事を考え、渋々受け入れる事に。すると………
町民「おい、国からお触書が出てるぞ!!」
町民が掲示板周りで集まり、声を上げる様子が見えた。
フータ「お触書………?」
フータは絆の月戦士のカードをマジックファイルに戻し、人混みを掻い潜って掲示板に貼られた掲示板を目にする。
フータ「………不審者要注意?」
それは、国から出された、不審者注意掲示だった。
フータ「えっと………最近、登録されていないカードを持つ者の登場が確認されました。今後、それらの人物が登場しないとは限らない為、見かけたら即座に国の兵士かこちらの人物にまで………レミ=ウズクチョ………か」
どうやら先のカイスによる事態が国に知れ渡ったのか、王であるレミ=ウズクチョ本人が動いたようだ。
フータ「女王様まで動くとは………こりゃ大事になっちまったな………」
フータは困った様子でそう呟く。
????「………君もそう思うの………?」
すると、フータに対し少女の声が聞こえてくる。
フータ「………? 誰だ?」
フータは人混みの外から声が聞こえてきたと感じ、人混みを離れた。
フータ「どっから聞こえた………!?」
フータはあたりをみまわす。すると、少女の姿をした銀色の少女が路地裏へ走っていった。
フータ「あっちか………!!」
フータは少女を追いかけるように、路地裏へ走った………
入り組んだ路地裏に入ると、先程の少女が行き止まりで立っていた。
フータ「………俺を呼んだのはお前か?」
フータは少女に対しそう問いかける。少女はフータの方を振り向く。
フータ「………!!」
その姿を見て、フータは思わず赤面してしまった。何故なら、その少女は黄色の目をし、見た目に似合わぬ美しい顔であったからだった………
国からお触れが出る程の事態となったカイスとの対決。そしてフータに接触する謎の少女。果たして、この少女の正体とは………!?
To Be Continued………
次回予告
フータの前に現れた少女。彼女はフータに対し、カイスが所属するブレク連合によって生まれたカードは、全て{闇}属性のものと教える。何故それを知っているのか。それは彼女の正体が理由であり………!?
次回「銀髪少女の正体」