幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
フータの前に現れた少女の正体こそ、ブレク連合が作った魔、{光の天馬騎士}だった。だが、フータはあまり驚いている様子はなかったのだった………


第90話 2枚目の持ち主

フータ「………しかし、Uさん以外で魔を実体化させるなんてビックリだな………」

 

フータは続けていつものようにそう呟く。

 

ペガサス「まあ、私は例外中の例外だからね………私にとっては私を見てあまり驚かない君が意外なんだけどね………」

 

そんなフータの様子には、逆に光の天馬騎士の方が驚かされていた。しかし………

 

???「………おっと、そこにいるのは失敗作じゃないか」

 

そこに男の声が聞こえてくる。

 

フータ「………! 誰だ!?」

 

謎の男の登場にフータは身構える。

 

ペガサス「君は確か………ドウブ………!」

 

光の天馬騎士はその男を知っているようだった。

 

ドウブ「………本当はUとかいう白髪の男を倒すつもりだったのだがな………まずはお前から倒すとしよう」

 

ドウブという男はそう言って、とあるカードを取り出す。

 

ペガサス「あれは………! {無敵の獣(インビンシブルビースト)}………!?」

 

それは、光の天馬騎士がよく知るカードだった。そして、その属性にも{闇}があった。

 

フータ「2枚目の闇属性の魔………!!」

 

フータはこの事実に驚いていた。

 

ドウブ「お前は即刻処分するぞ、失敗作」

 

しかし、光の天馬騎士を侮辱し続けた事がフータの中で怒りを起こした。

 

フータ「………ペガサスをバカにするな!」

 

フータはそう言い放つと、マジックファイルを構え………

 

フータ「ペガサスを処分するってんなら………俺と戦え」

 

ドウブに対し、マジシャンバトルを要求する。

 

ドウブ「なんだと………? お前のような小僧が俺を倒すというのか………?」

 

ドウブは信じられない様子でそう返したが………

 

ペガサス「………その子がカイスを倒したんだよ」

 

光の天馬騎士はそう言ってフータの事を説明する。

 

ドウブ「………カイスの野郎を? ふん、あんな最弱の奴を倒した程度で浮かれるとは………まあいい。失敗作を消すついでだ………遊んでやる」

 

ドウブはそう言うと、少しは興味を持ったのか、フータとの勝負を引き受ける事に決めた。光の天馬騎士はフータの方に走ると………

 

ペガサス「………こういうのもなんだけど、本当に受けてよかったの………?」

 

光の天馬騎士は、フータが本気で勝負しようとしている事に驚きを隠せずにいた。

 

フータ「俺はお前を守る。それに、憧れの人から託されたんだ………俺はやる! 勝ち負け以前に………俺は勝負から逃げねえ!!」

 

フータは勝敗など全く気にしていなかった。ただ守りたいものを守る為の戦いのつもりである。これには光の天馬騎士も頬を赤く染める。

 

ペガサス「………気に入ったよ。君、名前はなんて言うの?」

 

光の天馬騎士はフータを気に入り、名前を問いかける。

 

フータ「………フータだ」

 

フータが名乗ると、光の天馬騎士はカードに戻り、フータの手元に移動した。すると、光の天馬騎士のカードが光り輝き、{絆の天馬騎士(ボンドペガサスナイト)}へと変化した。

 

フータ「………! ペガサスが変化した………!?」

 

フータが突然の事態に驚いていた………

 

ペガサス「フータのデッキを読み取って姿を変えたんだ………! 今日から私は{絆の天馬騎士}! それと………フータの将来のお嫁さん!」

 

どうやら、光の天馬騎士はフータのデッキに合わせ、絆の天馬騎士へと進化したようだった………そしてフータの事を本格的に気に入ったのか、勝手な事まで言い出し始めた。

 

フータ「お、お嫁さん!? ………勝手に言いやがって。まあいいか………頼むぞ、ペガサス!」

 

しかし、ここは絆の天馬騎士に協力してもらう事に決めたようであり、デッキへセット。その後、フータとドウブはデッキからカードを5枚ドローすると………

 

2人「マジシャンバトル………スタート!」

 

マジシャンバトルを開始するのだった………

 

 

 

2枚目の闇属性のカードを持つ敵が現れた。絆の天馬騎士を守る為、フータはドウブと対決する事に。果たして、この対決の行方は………!?

To Be Continued………




次回予告
ドウブは守りを固めながら戦術を作り上げていく。フータは攻めようとするが、攻撃は尽く防がれ続けてしまい………!?
次回「堅すぎる守り」
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