幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
フータは{絆の月戦士}と{絆の天馬騎士}のコンボを発揮し、{無敵の獣}を破壊。とうとうドウブに勝利したのだった………


第95話 正式な仲間

ドウブ「そんな………! 俺が負けるとは………!!」

 

ドウブは地面に膝を着く。その際に{無敵の獣}のカードを落とした。

 

フータ「コイツは回収させてもらうぞ」

 

フータは{無敵の獣}のカードを拾い上げる。その直後、無敵の獣のカードから闇のエネルギーが放出し、ドウブに直撃した。

 

ドウブ「ぐぎゃあああっ!?」

 

ドウブは悲鳴をあげると、地面に倒れて気絶した。

 

フータ「まただ………」

 

カイスの時と同じ現象を目にし、フータは動揺を隠しきれない。すると、絆の天馬騎士がフータのマジックファイルから飛び出し、少女の姿で実体化した。

 

ペガサス「………{闇}属性の魔は使ってタダではすまないんだよ。もし負けたら、使用者はカードに生命力を奪われ、気絶するんだ」

 

絆の天馬騎士は、この現象の理由を説明する。

 

フータ「まさか最初の奴も同じ事なのか………!?」

 

フータは顔面蒼白になり、絆の天馬騎士にそう問いかける。

 

ペガサス「………察しの通りだよ」

 

絆の天馬騎士は俯き、フータに対してそう返した。

 

フータ「これ作った奴はどんな性格してやがるんだ………!!」

 

これにはフータも、怒り混じりの感情でそう呟いた。

 

ペガサス「魔に生命力を奪われる。そんなリスクを抱えてもなお復讐したい人………Uって人がいる………それ程憎いんだよ。それを作ったブレクっていうリーダーは」

 

絆の天馬騎士は、ブレク連合のリーダーであるブレクの内心をそう呟いた。

 

フータ「ブレク………さっきからちょいちょいどっかで聞いた名前だと思うんだよな………」

 

フータはブレクの名を聞いた事はあるようだが、どういう人物かは分からないようだった。

 

フータ「………考えるのはやめだ。取り敢えずコイツをまたメリルさんに届けるのが先決だ」

 

フータは考える事をやめ、メリルにカードを届ける事に決めた。そして………

 

フータ「そうだ、ペガサス」

 

メリルの店へ向かう足取りを踏み始めたフータは突如として足を止め、絆の天馬騎士へ声をかける。

 

ペガサス「どうしたの、フータ?」

 

絆の天馬騎士は首を傾げた。

 

フータ「………これからもよろしく頼むぜ」

 

フータは彼女に対してそう呟いた。即ち、彼女を正式に仲間としてデッキに加える事に決めた瞬間である。

 

ペガサス「………うん!」

 

絆の天馬騎士は驚いて少し硬直したものの、しばらくしてフータの言葉に頷くのだった………

 

 

 

謎が深まるブレク連合。果たして、こんなカードを生み出してまでUに復讐しようとするブレクとは果たして………!?

To Be Continued………




次回予告
カードをメリルに届けたフータは、ついでにブレクについてメリルに問いかける。それを聞いたメリルはブレクの事を知っており………!?
次回「ブレク=スクラード」
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