ARMORED CORE Ⅵ /LOST RAVEN 作:この先生きのこマン
頭部パーツ:CR-YH85SR
コアパーツ:CR-YC010/UL2
腕部パーツ:CR-A92XS
脚部パーツ:LH09-COUGAR2
武器は右手に隊長リニアことCR-WR93RLと左手にAA緑ことCR-YWH05R3。
格納にリボハンことCR-WH01HP。緑ブレことCR-WL79LB2。
背部にはレーダーのWB10R-SIREN2。別名羽レーダー1つのみ。
一応内装指定はありませんが……CR-B83TPとかもいいかもしれませんね。
やや外見に振った感はあるのでENとAPがやや心もとないですが、真面目にやるなら背中のレーダーを最低限のものにしてマイクロ連動ミサイルを積みつつ小ジャンプと引き撃ちをマスターすればある程度戦えるようにはなっているかも。
にしてもクレスト率高えなオイ
え?今更PS2やPSPなぞ起動してられっか? だいたい中古価格4000円くらいのものを買えるかこの野郎?
(´・ω・`)ソンナコトイワナイデヨ……
取り敢えずお手軽に外見を知りたい人は知る人ぞ知るACの公式小説、ザ・フェイク・イリュージョンズの主人公機カヒライスにちょっと似てるかもとだけ……脚部だけ全然違う6で言うごすずん脚風味ですけど。
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OPERATION CODE :FLY SWATTER
CLIENT NAME:DAFENG CORE INDUSTRY CORP
PLACE NAME:◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎
START TIME:07:00
RECOMMEND RAVEN RANK:F
ズドン。
一度引かれた引き金は弾丸を放ち、破壊という意思と現実を相手に知らしめる。
撃たれたのは、頭にライフルをポン付けしたような戦闘ポッドに逆脚を生やしたような兵器だった。
確かそう、ブリーフィングで得られた情報によるとMT-T-026 GUARD MECHだという。
……弾丸が放たれる1秒前までは。
ボディを失った戦闘ポッドはひ弱な逆脚だけとなり、風に煽られてギィ……と音を立てて虚しく倒れるだけである。
既にレイヴンのACは次の行動に移っていた。
また別の逆脚目掛けて急所と思われるポッドの中枢部を的確にライフルで撃ち抜いていく。
まるでMT08-OSTRICH*1のようだ。とレイヴンは回顧する。
やはりどの惑星でも考えることは同じらしい。
ACの強襲に慌ててそれぞれ持ち場に戻っていく解放戦線の兵士に構わず着陸していたヘリを、待機状態の汎用兵器を、トレーラーを撃ち抜く。
《企業め……独立傭兵を雇ったか!》
《これ以上の被害を許すな!》
《ダナムはまだなのか! ダナムは!》
唐突に輸送ヘリが落としてきたACという名の悪意。それに呼応するように解放戦線の輸送ヘリの中に隠れていた箱に手足を生やしたようなMTがぞろぞろと出ていく。
あのT字頭とはまた別のタイプだ。
武器はマシンガンだ。
レイヴンのACを捉えるや否や一斉に引き金を引く。けたたましく鳴り響く破裂音のような発砲音、かちかちと軽い音を立てて地面にばらける空薬莢。
レイヴンは機体のペダルを蹴るように踏むと、ACは横に飛び避け付近に転がった岩に隠れる。
そして岩の後ろから真上に飛び上がり、得物のリニアライフルと通常ライフルで撃ち抜いた。
着地すれば再び岩の外に躍り出て弾丸をばら撒き始める。
咄嗟に反応したMTがマシンガンで弾丸をばら撒くがACの装甲はその程度の弾丸で貫けるほどヤワではない。
距離で減衰した浅い当たりがレイヴンのACを軽く傷つけるだけだ。
《駄目だ! こちらの攻撃がまるで通らん!》
《速い……》
先日のT字頭に比べれば大した脅威ではない。問題は数で攻められた場合だろう。見たところかなり簡素な作りをしていることから量産性を重視しているように見える。
今回はさしたる数ではないのは幸いか。
MTを壊しながらも、慌てて資材を持って逃げようとするヘリをリニアライフルで撃墜する。
MTが壊され、運ばれていた補給物資も壊される。
爆風が爆炎を煽り、付近の木々を燃やす。そんな中レイヴンのACが風を切り闊歩する。
ひとしきり目立つものは80%程度破壊した。あとはプチプチ細かいものをやって撤収だろう。次のターゲットとした大型ヘリにリニアライフルの銃口を向けたその時だった。
ガシャ、ガシャ。
そう音を立てて大型ヘリの影から現れる機影が一つ。
それはACと比べて一回りも二回りも大きく、4つの脚をわたつかせていた。
その風貌は少し四脚型ACにも似ている。ライトアームには青白い光を湛えた装置を携え、レフトアームにはショットガン。そして一際視線を奪ってくるのが背中にマウントされた折り畳まれたキャノンだった。
『これがBAWSの四脚MTね。性能は下手すればこちらのACに匹敵するという話だけれども──これの破壊は最低目標には含まれていないわ』
シーラの言う通り粗方破壊して相手の戦力を少しでも減らしさえすれば本件の目標はすでに達成されている。そのため無視をしても構わないと言うことだ。しかし──
『どうする──かなんて愚問だったみたいね』
レイヴンはシーラの問いの返答代わりにリニアライフルの弾丸を四脚MTに叩き込んでいた。
返礼と言わんばかりに四脚MTは背中のキャノンを展開し、砲口をレイヴンのACに向ける。
「──ッ!」
機体を斜め後ろへジグザグに跳び、相手のFCSの偏差射撃を揺さぶる。
破裂音と金属を叩く音をない混ぜにしたような音と共に放たれたキャノン砲はレイヴンのACの肩を僅かに掠めた。
外れた弾はそのまま岩山を抉り、回避成功したことにレイヴンはひどく安堵した。
いくら自分のACでもあんなもの直撃を貰えばただでは済まない。
携行していたショットガンは散弾であるが故に、レイヴンのACに与えるダメージとしては決定打にはなり得ず、かと言ってそのライトアームに携えた装置から発せられる青い光はレイヴンを倒すには距離が足りなかった。
ACのブレードを遥かに上回る長さのブレードへと姿を変えた青い光を振りかぶり、大きく跳躍してレイヴンのACに迫る。
逆脚ACのような勢いのある跳躍にレイヴンは慌てて機体を仰向けに倒れそうな角度で真後ろ方向に
ごうっ、とACのブースタが炎を放ち倒れそうなACを支えながら一目散に四脚MTのブレードの射程外へと逃げる。
そしてブレードがそのまま空振りした所を見計らって無造作に弾丸を引き続き叩き込んだ。
命中。相手は攻撃に専念するあまり回避が疎かだ。──四脚MTの耐久力を見るにその判断はある意味では正しいがレイヴンの執拗な攻撃とはあまりにも相性が悪かった。
しかし妙に硬い。泥試合になればキャノンの餌食になる可能性は否定できない。四脚MTもそのサイズに物を言わせた出力は間違いなく脅威なのだ。
その時レイヴンはACの肩部に装備されたレーダーが捉えた反応に目を見開くと、咄嗟に機体を走らせた。
あるのは解放戦線の大型ヘリだ。この手のヘリはさぞかしいい物を運んでいることだろう。
それを背にした途端、四脚MTの動きが止まった。
《味方が後ろに……! これではキャノンが撃てん!》
狙い通り、攻撃が止まった。ここで撃ったキャノンを避けられれば味方はあえなく爆散だ。
解放戦線としても同胞を撃ち殺すことには躊躇いがあるらしい。
『貴様……戦士としての誉れは無いのか!』
爆音を掻き分けるようにキーン、としたハウリングを発しながらスピーカーで四脚MTが問いかける。流石にレイヴンの所業に腹を据えかねたらしい。だが
──知るかそんなもん。
レイヴンはそんなことお構いなしに弾丸を叩き込む。
《申し訳ありません……ダナムさん!》
四脚MTも負荷限界を超えたのかダメージを抑える機能が死んだらしくレイヴンのACが放つ弾丸に脚一本を壊され、次は腕もがれ、最後にボディをベコベコにされたところで完全にその動きを止めた。
パイロットが死んだか、駆動系が逝ったか。
少なくとも雇い主の依頼は遂行できている。それだけは確かだ。
『ターゲットの破壊を確認。これで……』
片手間に盾にしたヘリを破壊したところでほぼ抵抗できるであろう兵力が死んだことはレイヴンには察せられた。
まばらにいるMTに小型ヘリ。戦車。最早これで雇い主を襲う気になどなれまい。
そのまま企業側の迎撃戦力に圧殺されるのが関の山だ。
『待って……!』
あとは消化試合だと言わんばかりの状況の中、シーラが無線で制した。
『こちらに向かって高速で接近する反応! ACよ!』
一歩遅れてレイヴンのACのレーダーもそれを捉えた。確かにACだ。
通常モードに物を言わせたオーバードブースト……いや、アサルトブーストを使ってこちらに接近している。
《遅かったか……》
フレームから察するに中量二脚か。
形状としてはMTに限りなく近く、内装やフレームを分厚く大きな装甲板数枚ほどで覆ったかなりシンプルなコアパーツ。──旧式と見た。
先日交戦したあのプラズマミサイルを撃ってきたACと比較してやや無骨に感じる。
だが手に持っているのはマシンガンとバズーカの
火力は侮れない。
それが着地したと同時にレイヴンのACにアサルトライフルの銃口が向けられた。
『撤退は無理そうね……迎撃して!』
「だろうな。なら──報酬上乗せだ」
ここで撤退しようなら背中から撃たれてブースタと接続されたジェネレータが燃えて豚の丸焼き待ったなしだ。
だがここで勝てばこちらの報酬は上乗せなのは確かだ。
【高エネルギー反応を確認、識別不能。該当データはありません】
相変わらずCOMは役に立たない。
当然だ。レイヴンズアークもアライアンスも、企業群も存在しないこの場所でCOMが答えられるはずもない。
何かしらの形でアップデートしなければ喋る鉄屑だ。
《金にたかる企業の犬め》
忌々しげに、そして叩きつけるように放つアサルトライフルの弾丸を避けながらレイヴンは機体の状態を確認した。
ACの状態──
APはまだ潤沢に残っている。
武装はリニアライフルと対AC用の通常ライフル。格納していたハンドガンとブレード。継戦能力は──まだいける。
相手は見たところ頑丈だが、行けるか?
そんな脳裏をよぎる疑問にレイヴンは首を横に振り独りごちた。
「いや、問題はない」
AC3体に襲われたり、特殊兵器に襲われたり、企業施設を荒らし尽くしたり、生物兵器の駆除を散々してきたのだ。今更AC1機ごときに物怖じしてどうすると言う。
それにどっちみち失敗すれば死ぬだけだ。
ACとの戦いには──慣れている。
誉はダム(2週目)で死にました。
お前はトリコ?
情報ログ
残骸から抜き取った映像記録。
最後にMTパイロットが見た光景だろう、ACと思しき機体がカメラアイを赤く光らせ、見たこともないライフルで次々と解放戦線の戦力を撃ち抜いている。
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目を背けたい現実を悪夢と言うのならば、今この瞬間起きている出来事は紛れもない悪夢だ。
大量のMTを瞬時に叩き落とし、四脚タイプのMTすらもものともしていない。
見たこともないパーツで出来たACでだ。新たな星外からの密航者だとでも言うのか?
化け物め……!
通信記録:赤眼のAC①より抜粋