任務 他 演習 [25年7月~] 来たる「首都直下型大地震」に備えよ!   作:ハーメルンkpx

1 / 7
希望をもって願う。心から熱く祈る。
戦争のもたらしたこの苦しみが速やかに消え去らんことを。

だが、神の御意思でそれが叶わず、
奴隷の報われぬ労苦と250年の歳月によって、
うずたかく積み上げられた富みが全て崩れ去るまで、
そして、無知によって流された血が一滴残らず、剣によって誰かの血で贖われるまで、
苦しみが続くとしたら……。

三千年前のこの言葉を想い起こさねば。

すなわち――

『主の裁きこそ、真実であり、悉く、正しい。』


誰一人恨まず、あらゆる人を思い遣り、神がみせてくださる正しきことを固く信じ、
今やるべき仕事を終わらせるべく、励もう。
傷付いた国を束ね、気遣おう。
たたかい半ばにして逝った者、その未亡人、孤児たちを。

正しく、幾久しく続く平和を勝ち取り、育み、分かち合おう。
我々皆で。そして、あらゆる国々と。


遂行中

― 提督室 ―

 

 

提督

「――何このモーダル系制御の多さ……。

 センスのない人ほど、やたらモーダル多用してくるよね……。

 UIってか、ユーザビリティのセンスが最底辺クラスすぎる……。

 どこの素人に作らせてんだこれ……。学生か?

 この羅針盤ってのも、ゲームのシステムは否定しないけど、

 ユーザー操作自体の必要性がまるでないし……。

 事前の編成でルートの確率は確定してるし、

 羅針盤の操作でその確率が変わるわけでもないのに、

 なんでわざわざユーザーにクリックを促すんだ……?

 スロット的な遊び要素もないんだし、勝手に回せばいいのに……」

 

提督

「……陣形選択と大破進退のときもそうだけど、この手のゲームって、

 リアルタイム選択のシステムと

 ゲームのプレイ方針をオプションで初期設定するだけで十分なんだよなぁ……。

 UIの悪操作性とユーザビリティを欠くシステムは

 ユーザーに潜在的なストレスを蓄積させて、

 いつしかプレイが面倒になって、客離れを引き起こすし、

 かえって不正……っていうか、改善ツールか。

 あとはマクロもだな。そういった物の温床にもなるのに。

 そうなると、今度はそっちの対策費用とか

 人件費とかのコストが発生するんだが……。

 まぁ、この辺りもそういった発想すらできんのだろうな……」

 

提督

「ゲームプレイの進行が快適過ぎる環境だと、

 通信負荷の原因にもなり得るのは確かだが、

 それで、ユーザーに不便さを強いて凌ぐというのは

 そもそも筋違いというもの。

 というか顧客にしわ寄せなど言語道断。

 ……この程度の者共が上役となると、やはりまかせてはおけんな。

 自らで考え、立ち上がり、備えねば……」

 

大淀

「――提督、お待たせいたしました」

 

提督

(おっと……)

 

提督

「……御苦労さん、大淀。入って、どうぞ」

 

大淀

「――失礼します。

 先ほどご指名のありました、陸奥、高雄、五十鈴、曙。

 以上四名を連れて参りました」

 

提督

「ん。ありがとう。悪いね、館内放送は使いたくなくてさ」

 

大淀

「いえ、お気になさらず」

 

「――何よ、それ。相変わらずキナ臭い男ね」

 

高雄

「ちょっと曙……」

 

陸奥

「緊急ってわけじゃあないのよね?

 大淀がこそこそと呼び出しに来たわけだし……」

 

五十鈴

「こういうときはまた何か変なことでも考えてるんでしょ?

 五十鈴には丸分かりよ」

 

提督

「またってw

 ――急の召集でよく集まってくれた。

 歴代秘書艦であった君たち四人を呼び出したのは、本作戦遂行にあたっては、

 十分に信頼に足ると思っているからだよ。

 さて、その作戦内容についてだけど、それは他でもない――」

 

「「……」」

 

提督

「――近年予測され続けている、南海トラフ大地震については知っているね?」

 

 

 




また気力が続いたら続投します。

最近、艦これ始めました。
まぁ確かにこれは客離れ引き起こすよなぁと思いました……w。
ゲームデザインについては個性なので、そこはどうでもいいんですが、
ゲームに限らず、何百回と試行を繰り返すシステムは、操作系のストレス軽減には腐心し続けていかないと、顧客の潜在ストレスにおいて蓄積と増長を引き起こしてしまって、顧客側の操作への面倒さ・億劫感をどうしても拭えなくなってくるんですよね。
「(操作も)面倒だから今日はいいや」
「(操作も)面倒だから今日もいいや」
とかなったりします。

また、システムの悪操作性は逆に運営側の対応コストを増やす結果にも。
更新キャンセル等々のグレープレイで通信負荷系ユーザーを逆に増やしてしまうので、そのコスト費用増加にも繋がったり。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告