目次
「Profile:本文からキャラクターの特徴をまとめたもの」
第4章「
「すいま………い……」
…ん?
「皆さ〜ん……起き……」
何か聞こえる…
「……めん……い…少し……ますね…」
右手に何かが…?
手首にも…スベスベしてて少しあったかい…
「……異常は無さそうですね。」
誰か居る…?
「あっ!おはようございます!」
「え?」
あぁ、夢だこれ!
じゃないとこんな綺麗な人か俺に声かけるなんてこと無いし。
それにしても本当に綺麗な人だな…
青いロングヘアと青い目、白い肌に整った顔、それに、すらっとした体…
「あ…すみません!全然起きないので、バイタルチェックをする為に手首を…ところで気分はいかがですか?」
「あ…はい、大丈夫…です…」
じゃあ俺の手首に触れてたのは彼女の手で、心拍確認をしてたのか。
え……?
これ…もしかして…リアル?
じゃあ…貴女は誰ですか……!?
「それは良かったです!ということは…ここに居る皆さんも大丈夫そうですね…」
ん?
今、『 ここにいる皆さんも』って……え?
「えぇええ!?」
ここは…どこ!?
てかあっちに倒れてる人は!?
「いったい何が起き…ンムムム!」
ちょっ!
口塞がないで!!
「すみません…静かにして下さい…今は、何が起きているか全く把握出来ていませんから…」
あ…すみません…
って貴女も誰なのか分かんないんですけど!
でも…俺の心配してくれてたし良い人か…?
てかあっちで倒れてる2人もめっちゃ気になるな…
「…あぁ…チッ…ッるせぇなぁ…」
「…グガガカッ…」
皆、倒れてたわけじゃなくて…寝てたのか。
…あのムキムキの人のいびき凄いな。
「すいません…起きて話を聞いて下さ…」
「お前らは誰だ?あと…ここどこだ?」
あの緑のジャケットの人、妙に落ち着いてるな…
「そのことはまとめて話した方が早いので、そこでまだ寝ている方を起こしてからにしませんか?」
「まぁ…それもそうだな。」
それにしてもこの2人は何者なんだ?
いや…あっちで寝てる人も何者か分からないけど、この2人は妙に落ち着いてるよな…
なんていうか……この人は、冷静に分析してるというか…この状況に慣れているような?
緑のジャケットの人は、何とも思ってないというか…危機感が薄くない?
今の状況を理解してる様子は無いしな…
ダメだ…ただの予想ってだけだから何も分かるはずないよな。
でも…今、ここにいる人達はこの状況に巻き込まれただけな気がするけど…
「おい!起きろ!!」
「…ゴゴッ」
「ッたくよぉ…しゃーねーなぁ!」
何で…足上げてんの?
「え?待って下ださい!」
あれって…もしかして!
「ちょっ!何やろうと…!!」
嘘でしょ!?
なにも蹴らなくっても!
見間違いじゃなくて確実に蹴ってたよな…だって音聞こえちゃったもんなぁ…
てか、本当に鈍い音するんだな…。
じゃなくて!あの人やばいって!
蹴られた人は大丈夫かなぁ…
「…ふぁあぁ〜ああ…」
「よぉ、やっと起きたか。」
「おはようございます!ところで…背中の方は大丈夫ですか?」
「まぁ…何ともないんですけど…誰っすか?てかここどこっすか?」
「そうですね…先ず、ここにいる全員が起きたので、情報整理をしませんか?」
「情報整理の前に…お前らは誰なんだよ。」
「あの…皆さんは互いに知り合いではないんですか?」
「知らないっすね。」
「知らねぇ。」
「えっと…知り合いでは無いですね。」
てか俺…友達少ないし…
少なくとも誰かを蹴るような人は知りません!
あとムキムキな人も知らない!
「なるほど…では、自己紹介からしませんか?」
「何でだ?」
「私達は互いに互いのことを知りませんよね?
それに、この今の状況のことも…なので、名前が分かれば連携を取りやすいですし、この部屋で目覚める前の情報を出し合えば、何か分かるかもしれません。」
「そうっすね。」
「でもよぉ…ここに居る奴の中でも今んところ怪しいのはあんたら2人だろ。」
「えっ!?俺!?」
「まぁ…私と、この方を疑うのは当然ですよね。」
「えっ…何でですか!俺なんも悪いことしてないですよ!!」
「うるせぇな!一旦静かにしろ!!」
「あ…いや、でも疑われてパニックにならない方がおかしいですって!」
「まぁ、僕からしたら3人とも怪しいんですけど、1番怪しいのはそこの2人っすね。」
「だから何でですか!」
「先ず、俺とそこのデカいのが起きる前にあんたらが先に起きてた…ってことはあんたらも寝てたのか俺達は確認できねぇ。つまり、あんたら2人が俺達をこの場所に閉じ込めた犯人でもおかしくねぇんだよ。」
「でも、そんなこと言ったら全員にも有り得るじゃないですか!この中の誰かが犯人で、眠ってるふりして誰かが起きるの待ってから起きるとか!」
「それも有り得るが…じゃあ、ここに居る全員が寝ていたとしよう。そしたら、特に怪しいのはあんたから見ても1人だけになるだろ?」
「…私ですよね?」
「もちろん、ご名答だ。」
「あ…確かに…?」
寝起きで色々ありすぎてすっかり忘れてたけど、状況的にこの人も怪しいのか…
でも、俺の事とか他の2人の事も気遣ってくれてて良い人だし…
「では、私の話を聞いてくれませんか?」
「そうっすよね。先ず、情報ないと何もわかんないっすもんね。」
「とりあえず話してみろ。」
「確かに、私が最初に起きた時に皆さんはまだ寝ていました。ですが、私が誘拐犯だとするならおかしな点が複数あります。」
おかしい所…?
「先ず、皆さんを拘束せずに武器を持たないで同じ部屋に入るメリットがありません。」
「確かに…」
「次に、お互いに赤の他人だということが本当で、見かけた事すらないなら…住んでいる場所は少なからず離れているはずですよね?」
「そっすね。特に僕は田舎の方に住んでるんで。」
「つまり、皆さんが寝ている間に複数人で同時に誘拐したとしても、1人も起こすことなく同じ場所に連れてくるのは、距離の関係上厳しいはずです。」
あれ?
じゃあ…俺たちどうやってここに!?
「そして、皆さんは社会的に有名だったり、財力や権力が強い方ですか?又は、裏社会との関わりがあったりとか…」
「僕は、ただの一般人っすね。」
「俺もそうですね。」
「俺は…ちょっとだけ闇金を返さなかったことはあるが…」
「ということは、私が誘拐犯だとそのまま仮定して考えた場合…私がギャングの取り立て屋か、貴方を消せと命令された者である可能性も有り得ますよね?私が前者の方なら、既に私の事を知っている可能性が高いと思いますが…貴方は私を見た事はありますか?」
「ねぇな。」
「そして、そちらのお2人の言ってることが本当なら、ターゲットと親しい関係でさえない無関係の人間を巻き込む理由は何でしょうか?」
「お前が暗殺者って可能性は?」
「だとしたら貴方の家に侵入した際に、既に仕事は終わっているはずです。なのに貴方が生きているという事は、後者の取り立て屋の可能性が残りますが、貴方も私もお互いに会ったことは無いのでこちらでも無いはずです。」
「確かにそうだな…」
「それと、確認したいのですが。皆さんは、戸締りをして自宅で寝ていましたか?」
「はい。」
「寝てたっすね。」
「あぁ。」
「その事を踏まえて考えると、寝ている間に皆さんの首筋や腕等を確認させて頂いたのですが、注射痕や抵抗した跡がなく、意識に異常が無いという事は薬物等を強制的に投与されていないはずです。」
「つまり…?」
「その状態で、侵入したり車で誘拐をしようとするなら、絶対に音や振動等で起きるはずですよね?」
「あぁ…分かった、お手上げだ。あんたの言ってることは筋が通ってる。でも、それは全員に言えることで…証拠もねぇし仮説でしかない。」
「はい、そういう事になるのでお互いに警戒するのはもちろんですが。少なくともこれで怪しさは全員同じラインになりますし、今はここから出る為に協力しませんか?」
「そうだな。でも…行動する時は全員が互いに視界に入るようにしろ、おかしなマネ出来ねぇようにな。」
す…すげぇ…
あの人は…眠ってる人を蹴るとかただのヤバい奴だと思ってたけどめちゃくちゃ頭回ってるし…
この人も頭良いな…もしかして女性の探偵さんかな?
流石に俺みたいな一般人とは思えないし…
「それでは、納得して
「それで良いっすよ。」
「OKだ。」
「あ…はい!大丈夫です!」
…これ本当に夢じゃないのか?
第5章「初めまして」
「では、私から自己紹介をしますね!」
脱出を優先するのには賛成だが、こんな所で死にたくねぇし、用心するに超したことはねぇ。
こいつはそこら辺の奴とは明らかに違う…
他の奴らはただのムキムキ野郎とビビりの陰キャ野郎だが…こいつだけはよく分からねぇな…
まぁ、話を聞いておくとするか。
「私の名前はジョゼフィーヌです。
家族は全員イギリス人なのですが、何故か私と妹の名前はフランス風なんですよね…
そのまま呼ぶと長いので、周りの方達からはジョゼとも呼ばれます。
私の事は好きな方で呼んでもらって大丈夫です!」
「苗字は?」
「すいません…ファミリーネームは伏せさせて頂きますね。理由としては…詳しくは話せないのですが、私は傭兵として訓練を受けている身なので、フルネームを伏せてどの部隊に所属しているのか特定されるのを防ぐ為なんです。」
「傭兵…!?」
「なるほどな。」
「何か聞きたいことが有れば聞いて下さい。部隊に関することは詳しく話せませんが…答えられることは答えますので!」
傭兵、つまり軍事関係の訓練を受けてるのか…
通りで優等生の真面目ちゃんって感じがする訳だ。
「分かった、とりあえず情報共有は全員の自己紹介の後にして、その時にお互いに質問もしようぜ。」
「了解です、皆さんよろしくお願いします!」
「あ…はい!」
「心強いっすね。」
今まで色んな奴らとギャンブルしてきたが、こいつはポーカーフェイスのレベルが違ぇな…
そもそも俺は英語なんて話せねぇし、外国人とギャンブルなんかした事もねぇから何考えてるかなんて分かるわけなくて当然なんだが…
コイツ…なんか違和感有るんだよな…
まぁいいか、俺達はここから出たら二度と会う必要も無くなるんだからよ。
「じゃあ、次はお前だ。」
「え…俺…ですか?」
「早くしろよ、んな所でゆっくりしてる暇ねぇだろ。」
「あ……えっと…」
やっぱりコイツ陰キャ野郎だな。
自信なさげにずっとモジモジして、話す前に「あ…」とか言いやがって…
「俺の名前は…
高校三年生なので、今は夏休み中ですね。
ただの一般人で根暗なだけですけど…よろしくお願いします。」
「はい、流輝さん。よろしくお願いします!」
「よろしくっす。」
「…はい!」
やっぱり俺の読みは当たってたな。
見たところ
「じゃあ次は俺だな。」
一応、あのムキムキ野郎の信用を得る為に…先に自己紹介しといた方が良いだろうしな。
「俺の名前は、
俺も日本人で、ギャンブルが好きな
ここから出るまでよろしくな。」
「よろしくお願いしますね、星次さん!」
「…よろしくお願いします。」
「じゃあ最後は僕っすね。」
コイツはちょいと怖ぇな。
別に訓練を受けた奴じゃ無さそうだが、コイツを敵に回したら1発でK.O.されるだろうな。
「僕の名前は、
筋トレが好きな42歳のおっさんっすね。
力仕事は任せて良いっすよ、考えるのは得意じゃないんすけど。」
「ふふっ、頼もしいですね!」
「俺みたいなもやしとは大違いですねぇ…頼もしいです!」
「よし、じゃあ自己紹介も終わったんだ。情報を出し合おうぜ。」
「Profile:本文からキャラクターの特徴をまとめたもの」
名前:ジョゼフィーヌ
職業:見習いの傭兵?
性別:女性
年齢:18~19?(とても若い)
出身:イギリス
メモ
整った顔、スレンダーなスタイル、白い肌、青いロングヘアと青い瞳が特徴的なイギリス人の若い女性。
イギリスに存在するとある傭兵部隊の見習いとして訓練を受けている為か、一般人には無い冷静さ、高い思考能力、知識を持っている。
性格は明るく、他人を気遣う優しい性格だが、常に冷静沈着で本心が読めず情報も少ない為、ミステリアスな部分もある。
名前:
学位:高校三年生
性別:男性
年齢:17〜18?
出身:日本
メモ
ひょろっとした体と、ぼさっとした少し短めの髪が特徴的な至って普通の男子高校生。
性格は、本人も言っているように少し暗めで、自尊心が低く臆病だが、素直で真面目な性格である。
基本的に他人と話すのが苦手だが、心の中で色んなことを考えている。
彼はただ人が嫌いだから苦手という訳ではなく、他人と接触した時に自分がどう思われているか、相手は何を思っているのか、一体何を話せばいいのかと考えてしまい緊張してしまうため他人と話すのが苦手なのである。
名前:
趣味:ギャンブル
性別:男性
年齢:20
出身:日本
メモ
緑色のジャケットと整えられていない伸びた髪が特徴的なギャンブル好きの男性。
過去に、闇金融に手を出した事があるが返金しなかったというところから考えて分かる通り、彼は真っ当な社会人とは呼べないだろう。
性格は、ギャンブルによる心理戦やイカサマの警戒をしてきた影響からか疑り深い性格で、相手の心理を読もうとする癖がある。
あまり知的とは言えないが思考能力は優れている為、実は頭が良いかもしれない。
名前:
趣味:筋トレ
性別:男性
年齢:42
出身:日本
メモ
大きくて筋肉質な体が特徴的な筋トレ好きの男性。
本人曰く、考えるのはのは得意じゃないとのことだが、力仕事には自信があるらしい。
性格は、マイペースなのか危機感が無いのかあまり分からないが、恐らく彼は物事を深く考えない性格であるだろう。
あとがき
ここまで読んで頂きありがとうございました!
絵が少々おかしいところがあるかもしれませんが挿絵にのみAIを使用していますのでどうかご容赦くださいませ…
最初らへんは物語があまり進展しないので、明日も投稿できたらする予定なので、物語をぜひお楽しみに!
そして感想もお待ちしております!
主人公メンバー4人の中で誰が好き?
-
ジョゼフィーヌ
-
星次
-
天野 流輝
-
西村 春喜